ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

聖霊降臨後第4主日

2009年06月28日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書5:22-24,35b-43>

会堂長ヤイロは、娘が危篤の時にイエスに寄りすがりました。
娘の死の知らせを受けてもイエスはヤイロの家に向かい
娘を起こしました。
すべてをイエスに委ねるヤイロは、この出来事を通して
娘の死の先にまでイエスが希望を与えてくださることを知ったのです。
絶望してあきらめてしまえばそれまでにしかならない事態をイエスに託し、
イエスはその信仰によって死の先へとヤイロと娘を導いたのです。
私たちもイエスにおける信仰と希望をいつも待ち続けたいものです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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聖霊降臨後第3主日

2009年06月21日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書4:35-41>

もし私たちが「悪霊を制するイエス」を絵画で表現するとしたら、
どう描くでしょう。
そしてそれを物語で表現するとしたらどのような文章になるでしょう。

ガリラヤ湖は標高差と寒暖差の影響で天気が豹変することから、
魔物の棲む場所と考えられていました。
イエスは、その湖を治め鎮めます。
このような物語を通して福音記者マルコは
「イエスこそ悪霊を制することのできる神の子」と信仰表明をしているのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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栃木伝道区合同礼拝

2009年06月14日 | その他


小山祈りの家にて、栃木伝道区と下館聖公教会による合同礼拝が行われました。
心配していた雨も止み、
午前中は、敷地内の草刈りや建物内の清掃奉仕作業を行いました。
昼食をはさみ午後からは、小野寺司祭司式、岸本執事補式、
矢萩司祭説教による聖餐式が行われました。

礼拝後、それぞれの教会の近況などを報告して、
分かち合いの時を持ちました。

聖霊降臨後第2主日

2009年06月14日 | ショートメッセージ
<マルコによる福音書4:26-34>

カラシ菜の種は砂粒のように小さな種ですが、
そこに神さまの設計なさったプログラムが目に見える成長を示すときに、
カラシ菜は背丈よりも高く育ち鳥が巣を作るほどにさえなります。
イエスは、パレスチナの身近なことを採り上げて譬えにして
天の国のことを人々にお話しくださいました。
わたしたちは、カラシ種のように小さい者ですが、
神さまのご計画が進むよう
わたしたちも神さまのプログラムに与ることができますように。

司祭 ヨハネ 小野寺 達

三位一体主日・聖霊降臨後第1主日

2009年06月07日 | ショートメッセージ
<ヨハネによる福音書3:1-16>

ニコデモは、ユダヤ議会の議員でありファリサイ派でした。
彼はある夜イエスを訪ねました。
彼には「新しく生まれる」意味が分かりませんでした。
社会的にも物的にも満たされていたニコデモには、
イエスの愛によって過去の古い自分が赦されて
生まれ変わって新しくされることが分からなかったのでしょう。
やがてこのニコデモは、イエスの十字架を通して生まれ変わります。
彼は、アリマタヤのヨセフと共にイエスの遺体を墓に納めたのです。
それは、信仰の表明でもありました。
私たちも主イエスによって新しく生まれ変わりを経験するのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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