復活節第4主日

＜ヨハネによる福音書10:22-30＞

今日は「よい羊飼いの主日」です。
牧者であるイエスを覚え羊のような私たちの導き手が誰であるのか、
再確認する主日でもあります。
羊は遠くを見通すことが出来ず群れを作って生きる習性がありますが、
それ故に愚鈍な生き物と考えられていたようです。
羊飼いは自分の飼う羊に皆名前をつけ
それぞれの性格も熟知していました。
羊は飼い主の声を聞き分け従うことによって守られます。
羊飼いイエスの御声を聞き分け従うことが出来るように
導かれましょう。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活節第3主日

＜ヨハネによる福音書21:1-14＞
他の福音書ではイエスの宣教の初期にある「大漁の奇跡」物語が、
ヨハネ福音書では、ほぼ最終部にあります。
復活の主イエスはこれまでに2度弟子たちに姿を現してしたが、
いずれも主日に一同が集まっている時でした。
しかし、この場面は弟子たちが湖で漁をする生活の舞台です。
イエスのみ言葉に導かれて「人間をとる漁師」として
生活の直中で働く弟子たちに復活の主は
人の思いや考えを大きく超えた祝福を用意してくださるのです。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活節第2主日

＜ヨハネによる福音書20:19-31＞
甦ったイエスは、戸に鍵をかけて閉じこもる弟子たちの中に姿を現し
「あなたがたに平和があるように」と言いました。
「平和」とは単に争いがないことではなく、
神との関係が完全であり満たされているという意味です。
これは神の愛による罪ある人の受容と赦しの宣言であるとも言えます。
弟子たちは身をもって神の愛を教えられ、その愛に生かされ、
今度は神の愛を世界に宣言して伝道するように変わっていきます。
主イエスの平和の宣言を受け入れることが出来ますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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復活日

＜ルカによる福音書24:1－10＞

人は日々多くの「死と再生」の中で生かされています。
その中でも罪に死に義に生きる大切さをパウロは説いています。
私たちがそのように生きられるのは
キリストが罪人の側に廻って死に神の御心（義）に
甦ってくださったことを基盤としています。
甦りのイエスを救い主と受け入れ、
日々神の義のうちに新たにされて生きることができますように。

司祭 ヨハネ小野寺達
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