ルクノス ~ともし火~

日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会のブログです。

チャリティーコンサート

2006年11月07日 | クワイヤーアイノス

福音伝道教団 佐野オリーブ教会
日本聖公会 北関東教区 宇都宮聖ヨハネ教会

チャリティーコンサート
~貧困とエイズに苦しむ南アフリカの人々のために~

2006年12月2日(土)16:00開演(15:30開場)
  会場:佐野オリーブ教会

2006年12月23日(土)16:00開演(15:30開場)           
  会場:宇都宮聖ヨハネ教会

入場無料(皆様のお気持ちで募金をお願い致します)

♪演奏曲目
 チャイムベル:白鳥(サンサーンス)・美園にて
        平和(ピース)(ウェストン・プリオリー)他
        《チャイム・ベル演奏は、宇都宮のみとなります》

 合   唱 :きよしこの夜・もろびとこぞりて・ハレルヤ(ヘンデル)
        パニス・アンジェリクス(フランク)他

♪チャイムベル : 能満寺ハンドベル・エコーベルフラワーズ

♪合唱 : 宇都宮聖ヨハネ教会 クワイヤーアイノス

佐野主催 佐野オリーブ教会
共催 宇都宮聖ヨハネ教会
問い合わせ 佐野市高萩町643-4
0283-21-0603

宇都宮主催 宇都宮聖ヨハネ教会
共催 佐野オリーブ教会 日光真光教会
聖公会北関東学園 愛隣幼稚園
 問い合わせ 宇都宮市桜2-3-27
028-622-0335

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みなさまからの募金は、フランシスコ会海外宣教事務局を通して
南アフリカ「聖フランシス・ケア・センター」と
「聖アンソニー教育センター」のために使われます。

アパルトヘイト(人種隔離政策)からようやく脱し、
新国家建設に歩みだした南アフリカに、
今エイズの蔓延(まんえん)という苦しみが襲(おそ)っています。

500万人という 世界最多の多のエイズウィルス感染者をかかえ、
貧しさ故に充分な治療や対策がたてられないまま
沢山の孤児や短い生涯の子供達が生まれています。

現在およそ8人に1人がHTV(ヒト免疫不全ウイルス=エイズウィルス)
感染者という深刻な状況で、
その数は国を滅ぼしかねないほどの勢いで増え続けています。
HIV感染者が際限なく増えるのは、貧困地区ばかりです。

生きていくために体を売らなければならない女性、
そして子供たちへの母子感染・・・・・・。
 
その南アフリカ・ヨハネスブルク郊外にある、
エイズ(後天性免疫不全症候群)の末期患者を無料で治療・介護するホスピス
「聖フランシス・ケア・センター」と若者の為の聖アンソニー教育センターで、
宇都宮出身の根本昭雄神父が献身的に働いておられました。

貧困家庭では、日々の水と食料を獲得することでいっぱいで、
子どもたちを学校に通わせることができません。
「アンソニー教育センター」の生徒はすべて貧困家庭のこどもたちや若者です。

しかし国の財政が逼迫(ひっぱく)し、援助金が下りなくなったため、
現在厳しい資金不足に直面し、閉校においやられようとしています。
貧困からの脱出と、エイズの蔓延(まんえん)を防ぐためには
学校の存続は不可欠です。

根本神父は、昨年から新しくロシアにうつり、
ロシアでも爆発的に増えているエイズの人々のへ働きを始められ、
また国境を越えて患者同士が連帯する活動を始められ、
「アフリカとロシアとの活動を連携して働きを進めていきたい。
そして、たくさんの人々に、この悲惨な状況を知っていただきたい」
と、おっしゃっています。

根本神父の南アフリカでの働きを知り、根元神父の出身地に住む私たちも、
少しでも応援したいと思い、始めたチャリティーコンサートも
4回目をむかえることとなりました。

 一人でも多くの方のご理解とご支援を いただきたいと願っております。


カトリック教会で奉唱してきました

2006年11月06日 | クワイヤーアイノス

クワイヤーアイノスが、カトリック松が峰教会のミサで奉唱してきました。

南アフリカやロシアの末期HIV患者のためにお働きになっている
宇都宮出身の根本昭雄神父の一時帰国に伴い、
カトリック松が峰教会での講演会が行われることになりました。
そのため、宇都宮へいらっしゃるということでした。

根本神父とは、『貧困とエイズに苦しむ南アフリカの人々のために』と題して、
チャリティーコンサートをさせていただいてからのご縁があって、
ぜひ、アイノスの歌声を直接聴いていただきたいという願いがあり、
それを松が峰教会のワレ神父が快く聞き入れて下さり、
ミサでも奉唱させていただくことになりました。

また、講演会中にも歌わせていただくことが出来ました。

ワレ神父は、
「カトリックと聖公会で、ごミサを捧げることが出来て嬉しい。
今後も他教派とこのような交流をしていきたい。」と、お話しされていました。

私たちもとても貴重な体験をさせていただけました。