早春に自宅近くを散歩した時の写真をまとめました。
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京都早春の風景 その1
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正法寺
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このお寺は京都市西京区大原野にあります。全国から巨岩を集めて庭に置いたことから「石の寺」
とも呼ばれていて、桜や梅が有名です。
近くには 西行が出家した寺の勝持寺(花の寺とよばれています)や在原業平が隠居生活した寺の
十輪寺、そして大原野神社などもあります。
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正面に大きなお不動様がいらっしゃいます。
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不動堂では 金剛力士がお守りしています。
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筆塚もあります。筆供養の行事もあるのでしょう。
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大きな花壇の向こうには大日如来様がいらして、右には多宝塔があります。
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大きな梅園に入ると 沢山の梅が咲き ほのかな香が風に乗り流れてきます。
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濃い色の紅梅です。
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梅園には水仙も満開でした。
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青空に白い花が映えますね。
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梅園を出て 帰ろうとして境内を歩いていました。その通路の両側は私の背の高さの生垣でした。
突然2,3m先の垣根を軽々と飛び越えて 鹿の大群が通路に飛び降りて そのまま反対側の垣根を
軽々と飛び越えて 飛び去りました。15,6頭はいたと思います。
大きな鹿たちの地響きがドドーっと鳴り響きました。
巨体の鹿の群れに踏み倒されては大変なので 私を含めて その場の何人かが 逃げまどいました。
身の安全を守るのが先で 写真を撮る余裕は 全くありませんでした。
日本中の山歩きをしますが、熊やヒグマに出会いますが、鹿やカモシカにも良く出会います。
ほとんどが 1頭か2頭なので怖いと思ったことはありません。しかしこの時は 鹿の大群に踏みつぶされ
るのではないかと 本当に恐怖を感じました。
※昔カモシカに 崖の上から前足で蹴って 岩を落とされたことがあり、その時は恐怖でした。
岩場では逃げ場が限られていますから。
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この寺の周りには 農地がひろがっています。こんなに鹿の群れに農地を走り回られたら
農家の人たちは たまったもんじゃないですね。もっと鹿を駆除しなければ 農作物はもとより、
森の木々もやられますね。
この寺の裏山のポンポン山を良く歩きますが、植林の苗木には すべてプラスチックのケースを
かぶせていて、異様な光景です。それだけ鹿の被害が多いということですね。
もっと鹿を駆除しないと 大台ケ原の原生林がどんどん鹿の食害で消滅していったようになりますね。
奈良県も最近ようやくシカの駆除に取り組み始めたようですが。
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長岡天満宮
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長岡天満宮は 長岡京市のほぼ真ん中にあります。梅林も有名ですが、5月のツツジの頃は
参道や境内が ツツジの赤で染まり 沢山の人が訪れます。
神社の前には 有名な料亭の 錦水亭があります。
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長岡天満宮のピンクの梅です。周りが蕾なので この花は咲いたばかりのようです。
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この桜色の梅の花も 青空に映えますねえ。桜の様です。
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梅の木の一本一本には その梅の品種が書かれています。難しい名前が多いように見えます。
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わが愛車を白梅の前で記念撮影しました。
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天満宮境内の 拝殿前にも梅が満開でした。
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勝竜寺
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勝竜寺も長岡京市内にあります。
明智光秀の娘たま(玉、のちの細川ガラシャ)は、織田信長のすすめにより、勝龍寺城主・細川藤孝
の嫡男・忠興 のもとに輿入れします。玉は ここで幸せな新婚生活を送りました。
織田信長を討った明智光秀は、この勝龍寺城を拠点とし、羽柴(豊臣)秀吉を迎え撃ちます。
圧倒的な秀吉軍の軍勢を前に、「山崎の戦い」に敗れた光秀は勝龍寺城に退却し、最期の夜を過ごし
ました。夜中のうちに城を脱出し、坂本城へ向かう途上、落ち武者狩りに討たれて絶命したのです。
クリスチャンに改宗した玉は ガラシャと名乗り、長岡京市では 毎年「ガラシャ祭り」が
行われます。玉が勝竜寺城へ輿入れした時の様子を再現するお祭りです。
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勝竜寺城公園には 玉と細川忠興の像が建てられています。新婚当初の様子だそうです。
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お城はありませんが 管理事務所はお城風にできています。
実際の城の石垣や 土塁の一部が 今も残っています。
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勝竜寺城跡が公園になっていて 梅や桜が植えられています。
この日は数本ある梅が満開でした。
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その2へ続く
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