京都の四季

京都の四季折々の風景写真です。

早春の京都の風景 その1  正法寺 長岡天満宮 勝竜寺 2024年2月28日

2024-03-28 10:20:16 | 京都の四季の風景

早春に自宅近くを散歩した時の写真をまとめました。

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京都早春の風景 その1

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正法寺   

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このお寺は京都市西京区大原野にあります。全国から巨岩を集めて庭に置いたことから「石の寺」

とも呼ばれていて、桜や梅が有名です。

近くには 西行が出家した寺の勝持寺(花の寺とよばれています)や在原業平が隠居生活した寺の

十輪寺、そして大原野神社などもあります。      

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正面に大きなお不動様がいらっしゃいます。

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不動堂では 金剛力士がお守りしています。

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筆塚もあります。筆供養の行事もあるのでしょう。

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大きな花壇の向こうには大日如来様がいらして、右には多宝塔があります。

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大きな梅園に入ると 沢山の梅が咲き ほのかな香が風に乗り流れてきます。

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濃い色の紅梅です。

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梅園には水仙も満開でした。

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青空に白い花が映えますね。

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梅園を出て 帰ろうとして境内を歩いていました。その通路の両側は私の背の高さの生垣でした。

突然2,3m先の垣根を軽々と飛び越えて 鹿の大群が通路に飛び降りて そのまま反対側の垣根を

軽々と飛び越えて 飛び去りました。15,6頭はいたと思います。

大きな鹿たちの地響きがドドーっと鳴り響きました。

巨体の鹿の群れに踏み倒されては大変なので 私を含めて その場の何人かが 逃げまどいました。

身の安全を守るのが先で 写真を撮る余裕は 全くありませんでした。

日本中の山歩きをしますが、熊やヒグマに出会いますが、鹿やカモシカにも良く出会います。

ほとんどが 1頭か2頭なので怖いと思ったことはありません。しかしこの時は 鹿の大群に踏みつぶされ

るのではないかと 本当に恐怖を感じました。

 

※昔カモシカに 崖の上から前足で蹴って 岩を落とされたことがあり、その時は恐怖でした。

岩場では逃げ場が限られていますから。

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この寺の周りには 農地がひろがっています。こんなに鹿の群れに農地を走り回られたら

農家の人たちは たまったもんじゃないですね。もっと鹿を駆除しなければ 農作物はもとより、

森の木々もやられますね。

この寺の裏山のポンポン山を良く歩きますが、植林の苗木には すべてプラスチックのケースを

かぶせていて、異様な光景です。それだけ鹿の被害が多いということですね。

もっと鹿を駆除しないと 大台ケ原の原生林がどんどん鹿の食害で消滅していったようになりますね。

奈良県も最近ようやくシカの駆除に取り組み始めたようですが。

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長岡天満宮

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長岡天満宮は 長岡京市のほぼ真ん中にあります。梅林も有名ですが、5月のツツジの頃は

参道や境内が ツツジの赤で染まり 沢山の人が訪れます。

神社の前には 有名な料亭の 錦水亭があります。

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長岡天満宮のピンクの梅です。周りが蕾なので この花は咲いたばかりのようです。

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この桜色の梅の花も 青空に映えますねえ。桜の様です。

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梅の木の一本一本には その梅の品種が書かれています。難しい名前が多いように見えます。

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わが愛車を白梅の前で記念撮影しました。

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天満宮境内の 拝殿前にも梅が満開でした。

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勝竜寺

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勝竜寺も長岡京市内にあります。

明智光秀の娘たま(玉、のちの細川ガラシャ)は、織田信長のすすめにより、勝龍寺城主・細川藤孝

の嫡男・忠興 のもとに輿入れします。玉は ここで幸せな新婚生活を送りました。

織田信長を討った明智光秀は、この勝龍寺城を拠点とし、羽柴(豊臣)秀吉を迎え撃ちます。

圧倒的な秀吉軍の軍勢を前に、「山崎の戦い」に敗れた光秀は勝龍寺城に退却し、最期の夜を過ごし

ました。夜中のうちに城を脱出し、坂本城へ向かう途上、落ち武者狩りに討たれて絶命したのです。

クリスチャンに改宗した玉は ガラシャと名乗り、長岡京市では 毎年「ガラシャ祭り」が

行われます。玉が勝竜寺城へ輿入れした時の様子を再現するお祭りです。

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勝竜寺城公園には 玉と細川忠興の像が建てられています。新婚当初の様子だそうです。

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お城はありませんが 管理事務所はお城風にできています。

実際の城の石垣や 土塁の一部が 今も残っています。

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勝竜寺城跡が公園になっていて 梅や桜が植えられています。

この日は数本ある梅が満開でした。

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その2へ続く

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早春の京都の風景 その2  三鈷寺 淀の桜 長岡京里山公園 2024年2月17日、3月17日

2024-03-28 10:16:00 | 日記

京都早春の風景 その2

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三鈷寺

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三鈷寺は 京都西山の古刹 善峰寺(五代将軍綱吉の生母の桂昌院御手植えの枝垂れ桜で有名)

のさらに山の上にあります。境内から京都市内を一望できることから 「天空の寺」と

呼ばれています。

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境内から見える下界の景色です。眼下に京都市街が見えています。

眼前の花は梅です。

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中央奥に京都タワーが見えています。

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白梅も満開で、境内には梅の香がかすかに漂っていました。

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淀の桜

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淀は三川合流(桂川、宇治川、木津川が合流して淀川となる地域)の地域で 現在は京都市伏見区

にあります。我が家のある長岡京市のすぐちかくにあり、このあたりで「淀」と言えば

京都競馬場のことをさします。

淀には河津桜が植えられていて 早咲きの桜で有名です。

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2月半ばに(17日)淀の桜が咲いたというテレビニュースを聞いて見に行きました。

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満開なのはこの桜一本だけです。

河津桜は寒緋桜と大島桜の自然交配種の桜だそうです。それで早咲きなのですね。

沖縄本島の寒緋桜は2月にはあちこちで満開なので 何回も見に行きました。今帰仁や名護城の桜が

有名ですね。

淀のこの桜は 大島桜の遺伝子より 寒緋桜の遺伝子が特に強くて それで他のカワヅザクラよりも一足

先に咲くのだそうです。看板に書いてありました。

その他の河津桜は全部 「蕾も硬し」でした。

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3月上旬になると そのほかの河津桜も満開になります。

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競馬レースのある日には 車と人ゴミでなかなかここにたどり着きにくいのですが たまたまこの日は

レースがなくて 簡単にたどり着けました。

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沢山の人が写真を撮っていました。私も写真を撮りましたが、なんかまわりの様子がおかしい。

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スマホで写真を撮っていると「しみましえん、ちゃちんとて くだちゃい」と何回も話しかけられます。

私の大嫌いなあの礼儀とマナーの悪い東洋人たちです。大陸の人も半島の人も なんでこんなローカルな

桜スポットが わかったのか 不思議です。きっと誰かが ブログに挙げたのでしょうね。

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煩くて のんびり春の雰囲気を味わえないので満開の桜をさっさと撮って 慌てて引き上げました。

あいつらの情報収集力恐るべし。こんなとこにも押し寄せるのだ。

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長岡京市 西代里山公園

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ここはもともと原野でしたが、すぐ横の京都縦貫道の工事掘削残土の置き場だったそうで、その後

公園として整備したのです。広い公園は子供たちの格好の遊び場ですが、私はここに車を止めて

ポンポン山へ往復しています。

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水車の向こうに 菜の花が見えています。水車は水で回っています。何も仕事はしていませんが。

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菜の花畑の向こうに先ほどの 水車が回っています。

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菜の花畑の向こうのグランドでは 子供たちが走り回り、歓声を上げています。

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公園にはホタル池もあります。蛍の幼虫のカワニナがたくさんいて 夏にはホタルが乱舞します。

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ポンポン山

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ポンポン山は 京都西山と呼ばれる山群のひとつです。標高679mで京都府民憩いの山ですが、

山頂や稜線の登山道は 大阪府島本町と長岡京市や京都市との境界になっていて 西側の

高槻市からも 登山道があり、高槻市民もたくさん登ってきます。

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雪中の藪椿 2月27日で稜線の釈迦岳付近です。

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これも 稜線で標高600m付近です。下界は梅が満開だというのに 雪がちらちら降り続いています。

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これは3月22日 ポンポン山山頂付近です。下界は桜の開花の情報がとびかっているというのに、

午後になっても雪は溶けません。

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これも3月22日の山頂付近です。この後山を下りてから 桜を見に行きました。

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おわり

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