桜満開の下で 今宮神社やすらい祭り
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昔の人は、花の咲く春に疫神が病を分散させると信じていた。
京都三大奇祭の一つやすらい祭は、囃子と歌舞で悪霊を追いたて風流傘に
宿らせ紫野疫社に送り込み神威で降伏させる。
赤い風流傘の下に入ると厄払いになるとも言われています。
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今宮神社の前の道を遠くから 行列がやってきた。
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子供たちのお囃子が続く。
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赤い羽織の練り衆たちは太鼓や鉦を鳴らす。
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「御神酒」と張り紙のある氏子の家の前で子鬼(神子)と呼ばれる
子供が向かい合って鉦をたたき、踊る。厄除けだそうな。
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次々に氏子の家を廻る。ちなみにこの玄関先に薪を積んだ家は、
どう見ても京都の町の中とは見えませんねえ。
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練り衆と呼ばれる子供たちも、道路で踊りながら行列は続く。
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鉦に続いて笛も進む。
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鉦や太鼓、笛は止むことがなく行列は進む。なかには疲れて休む子も。
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この御老体は、祭り見物の知り合いに「疲れたわ。年とるはずや」とポツリ。
お父さん、今宮神社まで まだまだありまっせ。
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それでも、行列は裃のお父さんを先頭に警察官に守られて少しずつ進む。
警察も大変やなあ。京都は一年中どこかでこんな行事をやっているから
そのたびにあちこちで応援警備せんならんしなあ。
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今宮神社境内では、満開の桜の元でたくさんの人がやすらい祭り行列を
待っていました。
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