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My ordinary days

ようこそいらっしゃいました!
ふと思い立ち第2のキャリアを始めてしまった、流されがちなひとの日々を綴るブログです

幼稚園コーラス・・・・・

2013-06-28 09:43:19 | 読書
すでに2回練習をぶっちぎっていたコーラス練習に参加・・今週は中学コーラスも第9もあるのでお歌三昧だ。
第9の練習のおかげで高音ファとか高くないような気がしてきてるし。


別アポがあり、練習終了後に速攻でばたばた出ていったのですが・・・そんな慌てて出ていくならお休みしたって・・・よくなかったのよ~それが~

いやいやいや、お友達のえまちゃんが全巻セット(たぶん)を持っているというので~貸してくだされ~、とお願いしていたのですが、それを持ってきてくれるというので・・・
そっちがメインかよ!的にふとどきなんですが、ははは、そんなわけで

今、読み中!! 神尾葉子作「花より男子」!20巻中9巻目!

え、   いまさらな感じ?まあねええ、一昔前の漫画、というか、ドラマ化もされていたようですが観ていないし、そのドラマも一昔前のもののようだし・・・
一巻の裏を確認したら、連載がマーガレット(まだあるのか、この雑誌)で1992年から始まった模様。うわ―、長男くんもまだ生れてないよ、結婚もしてないよ、そういえばお洋服とかいろんなものがムカシだあ!スマホでも携帯でもなく、ポケベル持ってるし!


ああ、でもこういうお話だったのね・・・。パンピー、(一般ピープル(人)のことですが、昔そんな言い方あったなあああ)そしてビンボーなヒロインが次々に現れるお金持ちでちょー美形の男の子になぜかもてもて・・・恋愛漫画の王道だわー。どうなるの、誰とくっつくのよーーー。全然話を知らないので、、、、
しかし、F4,と呼ばれる4人の学園を支配する?お金持ちイケメン男の子グループがあって、ヒロインとあーだこーだあるのだけど、4人の中の二人といい関係になりそうなならなそうな、後の二人は今までのところ単なる脇役でしかないみたい。災厄が?次から次へとヒロインにふりかかってきますが、残り11巻も、災厄とライバルと一時の癒しの時間とまた災厄と・・・となるんだろうなあ。
親の見栄からお金持ちの集う私立に入れられちゃったヒロインが自力でハッピーエンドに向かうのに、さあ残り半分をどう戦っていくの?でしょう~ そのハッピーエンドはイケメンお金持ち、のどれかとラブラブになっておしまい、という少女漫画的お約束なものなのかどうかも気になります。

さあ、どっちとどうなるんだろう・・・・
って、まだいろんなのがでてきそうだけど。

読むとずっと読んじゃうので、イロイロやってから、夜読みます(・・・つまり、いま寝不足でふらふらしてるとゆーことです)。

ネビル・シュート「渚にて」

2013-06-07 15:06:29 | 読書
この方の邦訳本は10冊もでていないと思います。おそらく国内で一番読まれているのがこの「渚にて」。
初出は1950年代後半で、映画にもなっているそうです。観ていませんが・・・。

内容紹介「1960年代に第三次世界大戦が勃発、放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。かろうじて生き残った合衆国原潜“スコーピオン”は汚染帯を避けオーストラリアに退避してきた。ここはまだ無事だった。だが放射性物質は確実に南下している。そんななか合衆国から断片的なモールス信号が届く。生存者がいるのだろうか?―一縷の望みを胸に“スコーピオン”は出航する。迫真の名作。


この本を手に取ったきっかけですが、次男くんが学校の図書館で小松左京原作「復活の日」をジュブナイル版としてリライトされたものを借りてきたのですね(リライト作者名忘れた)。で、なかなかにおもしろかったのでアマゾンの書評などもチェックしていて引っかかってきたのがこのご本で、(人類滅亡の危機関連、か)

原潜だの海軍だのコバルト爆弾だの、という単語がたくさんでてくるので戦闘場面だのイロイロ出てくるのかと思っていたら、もうすべてが終わっていて、これから本当の終わりがやってくるお話でした。
ものすごく静かな。

原潜の艦長が主人公となるのだけど、軍人が主人公というよりは、普通の、一人の男性としての彼が主人公。放射能が降り注ぎ世界は死滅し、このメルボルン(オーストラリアが舞台よん)もあと数カ月したら汚染によって終わりの日がやってくる。。。そんな中で一日一日を暮らしている人々の最後の数カ月が描かれています。もう、どうしようもない。逃げるところもないし、ただその日を待つだけの日々。

主人公である艦長は故郷アメリカに妻と子供二人を残してきているのですが、そこはすでに爆弾と放射能によって人間は生存している可能性もなく、けれど艦長の心の中にはなにもかもが元のままに残っていて、子どもの誕生日に贈るプレゼントを探し妻へブレスレットを購入し故郷に帰る日を待つ。理性では家族が生きてはいないことを理解できても、あと少しで自分も放射能汚染の犠牲になることもわかっていて故郷に帰る日も来ないことを知っていても、最期の日まで生きるために、そうして自分を保っている艦長。メルボルンで知り合った若い女性モイラは、最期の日を前にアルコール漬けの毎日を送っていましたが、艦長に出会い、残り少ない日々を軍人としての任務と家族への想いを自らの支えとして生きる艦長に引かれ、自分に合った仕事を得るために速記やタイピングを学び始めます。
モイラの友人夫妻は家庭菜園の計画をたて、モイラの父は牧場の牛の心配をし、科学者のいとこは憧れの車フェラーリを購入しアマチュアレーサーとしてグランプリに出場する・・・・最期の日のことを胸に刻みながら、それでも日々を送る人たちの姿は想像を絶します。

自分の最期がどのような形でやってくるのかを知った上で静かに生きていく。
放射能は目に見えないし、動物の命を奪う以外の破壊工作はないので建物や植物はそのままながらえ、町並みはそのままでゴーストタウン化していくのだけれど、その現場にいたとしても想像できるかできないか、わかりません!!

福島の原発の映像と同じで外観は通常と変わらないけれど、防護服なしでは死んでしまう・・・という現実ではあるけれどとても現実とは思えない状況が全世界で同時進行している世界のお話なのです。
壊れた原発の建物みたって、自分がその場にいったら死んじゃうことはわかっても、あまりリアルには考えられなくないですか?ふつうの絵づらすぎるのだもの。

作中の人々も、静かにゆっくりと破壊されていく日常なだけに静かな毎日を送っています。
街は徐々に壊れていき、しかし汚染による健康被害が顕著になるまでは多くの人々が学び働き、日々の暮らしを存続させようとしています。
日々のことに気を使い、悩み、楽しみ、それぞれがそれぞれの暮らしをたいせつに過ごしていく。最期の時まで。

暴力的な場面はほとんどでてきません。暴徒化して店を襲うとかも・・・どちらかというと、お金はイイから持っていったら?のような店主も多いような?工場がとまり物流が悪くなっても、悪くなるだけで完全にストップはしていない、というのがみそで、多くの人々が最期まで普通になすべきことをしている、ということなのですね。
現実にこのようなことが起きたらどんなになるのだかはもちろん想像つきませんが、このお話では、そう。

とにかく静かにお話は進み、最期の日も当然やってきます。
突然核シェルター!なんてのも登場しないし、助けにくる宇宙人がきてコスモクリーナーが届けられることもありません。あ、そういえば今気付いたけれどヤマトの諸君も放射能汚染から人類を救うべくイスカンダルに向かったんだったな。

オーストラリア政府は希望者にクスリを配布できるよう手配をしていました。
汚染によって苦しむよりは・・・・ということ。
死に方と生き方は、リンクしているものですね・・・


印象に残ったのは、原潜の最期の任務を前に艦長とモイラが釣りに出かけたシーン。あと数日ですべてが終わるというのに、釣りです。真剣にお魚との勝負です。(この二人は周囲の期待をよそに?恋仲にはなりません。) 人はどんな時にでも笑い楽しみ、心を感動させることができる。そういうことができるのが、人間なのですね。死を目前にしてさえもです。ものすごいチカラだと私は思います。





一気に読んでしまった。人と待ち合わせの最中とかにも読み続け~
同じ創元の「ガニメデの優しい巨人」を併読しつつ~ 早くそっちも読も。

おおっと、

2013-06-03 22:02:13 | 読書
漫画、一巻を読んでなんかペース早いぞ と思ったら漫画全4巻は

「星を継ぐもの」のシリーズすべてをまとめて全4巻・・・・てことは、まだ漫画読んじゃだめじゃない~~~


危ない危ない・・・次のお話の「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」ともに急いで読まないと、、、。

J.P.ホ―ガン「星を継ぐもの」

2013-06-03 19:20:08 | 読書
ええと、一年くらい前から星野之宣作の「星を継ぐもの」が家にありまして
ホ―ガン原作をもとにした漫画なのですが、これを読みたい、しかし原作とちょっと違うらしいし、先に原作を読んでからのほうがなお楽しめるのではないか?と考えて創元SF文庫の本を購入していたのですが、なんだかずっと読みそびれていてやっと読み終わった・・・!ずいぶん長いことバッグにいれてあちこち一緒にお出かけしたものです(笑

読み始めたらあっという間に読んでしまいました。

内容紹介:月面調査員が真紅の宇宙服をまとった死体を発見した。綿密な調査の結果、この死体は何と死後五万年を経過していることがわかった。果たして現生人類とのつながりはいかなるものなのか。やがて木星の衛星ガニメデで地球のものではない宇宙船の残骸が発見された……。ハードSFの新星が一世を風靡した出世作。


ハードSF、とありますが、そんなに ハァドォォォォォ、なスタイルでもなく、ミステリのような感覚でさくさく楽しめました。小難しそうな科学用語もあまり気になりません。

50000年前に亡くなった人間の死体、だなんて、まあいったいどういうことなのか?
これだけの作品でがっかりするオチはないであろうとワクワク読み進めていきましたら、おおー。そうきたのかーーーー。
答えは読んでのお楽しみよん ふふふ

日本での初出が1980年、ということはイギリスだかアメリカだかでは1970年代後半てことか?
時代設定が2030年くらいになっているのですが、SFの弱いとこはちょっと先のことだとあっという間にその時代に近づいてしまうことか。
あと20年もないもんねえ。あと20年では月に観光旅行にでかけるくらいのなら少しは近づけるかもしれないけれど、リゾートホテル建設はどうかなあ。
漫画では2050年の設定となっているのでまた少し先延ばしされているようです。まだ読んでいないのだけど。。。。うふ、これから一気に四巻読みます♪

次男くんが学校から小松左京作というより原作のジュブナイル版「復活の日」を借りてきて少しSFづいているみち家。← ジュブナイル版とはいえばかにできない、今様になっており原作のおもしろさを損ねずよい作品となっています
ネビル・シュート「渚にて」も購入し、読まれるのを待っています。が、そういう読まれるのを待たせている本がたくさんあり、じゃー新しいのを買うなよと思いながら子どもたちもいろんなのを借りてきたり買ってきたりするものだから積ん読となりなかなか本が減っていきません。何やってるんだか私

堀晃「遺跡の声」

2013-01-21 12:33:14 | 読書
[その恒星系に浮かぶ無人観測基地のシステムには、10年前に太陽爆発で死んだ女性科学者の人格が転写されていた。“彼女”からの異状を伝える連絡に、婚約者だった私が派遣された。その途上、私は巨大な太陽ヨットと遭遇する―名編「太陽風交点」に始まるシリーズを最新作まで収録。辺境宙域で人間の想像を超えた遺跡を巡る調査員の私と、助手である結晶生命体トリニティの旅路。


久しぶりの「読書カンソー」カテゴリーです。

ちょこちょこ読んでいたような読んでいないような
最近読むものが中学受験関連の資料みたいなのばかりで、もうしばらくゆっくり本を読むこともできないかな、と思いつつ短編連作集をものすごく時間かけて読み終わりました。SFです。

中学受験はほとんと親が付き添ってきますし、待ち時間が暇だなと思い長男の時には光文社の古典新訳で「カラマーゾフの兄弟」を用意したけれど、おもしろくてつい入試始まる前に読んでしまい、しかも受験会場にいるよりは家で掃除でもしていたほうが時間が有効に使えるからと、つい?一度帰ってからまた迎えに来るパターンでちっとも待ち時間に本を読むなんてことをしなかった。
次男くんのときも同様で、というか彼はさっさか受験が終わってしまったしこちらもあまり本を読む雰囲気ではなかった。
長女ちゃんはねー。帰りもしたし受験中他校の合格発表見に行って書類もらってきたりとかね。やはり忙しくて?まだ本は読めていませんが、これからの予定では本を準備しいった方が無難かなと思っているのです。

読書の仕方として、まあほとんどは集中して一冊読みこんだりもするのですが、併読しちゃうことも多々あり、ソファの上に一冊ダイニングに一冊、ベッド脇にも、のようにしてその時の気分によりどれを読むかを進めていきます。んで、そのまま未読になってるものも、けっこうあるのよこれが~
 
その一つが、この「遺跡の声」でありました。
ハードSFというか、単語的には はあ?みたいなものもたくさんでてきますが、淡々と読み進めていくことができます。余計な?宇宙物理学なんかの知識がまるっきりなくても大丈夫。SFというと、宇宙人がどうの宇宙船が出てきてどうのという系統のお話よりも軽めな星新一筒井康孝(SFという括りにいれておくいま) 眉村卓とか 文系女子が読むのにそうハードルの高いものでもない方向のお話をメインで読んだ。ブラッドベリ(SF・・・・うーん)とかさ。タイムマシーンもの、タイムパラドックスものとかさ。ハインライン「夏への扉」なんかネコがでてくるというだけで楽しめた。 あ いやいや、内容自体がおもしろかったですが。

なにを読んできたかを語りたかったのではないのだけど、どんどんずれていくな~。

そうそう、つまりというか昔からのコテコテのSFファンなわけではないのですが、ちょっとお名前を聞きかじり読んでみた。のが、これ。

翻訳されたものはSFに限らず、ちょっと入りずらいです。とはいえ日本語の小説よりなじむのに一、二歩遅れるくらいなのだけど、しかしSFとなると文中の言葉がマニピュレータとかコンソールとかインジケータとか、いやわかりますよ!?意味くらいさ。でも日常電波バーストとかアルファ線がどーのとか使わないでしょ?直径何百キロの円盤がどうとかさ。ラノベクラスだとそこらへんの描写があいまいで全然リアルな感じがなくて嘘くさくて読めなくなったり、しません???
でもなんでしょうね。きちんと知識を持った人が書いてる文章だと、なじみのない単語も気にならないで読み進められちゃうんです。
設定されてる環境やなにかがどうであれ、その物語の場所が宇宙だろうと海外だろうと他府県であろうとでてくる人(ヒト以外も出てくるお話ですが)がきちんと人で有る限り物語は成り立っていくものです。

辺境宇宙の遺跡調査が主人公で あ 名前ないや、その助手?の結晶生命体トリニティ あ こっちには名前がある。主人公がつけえた。 との出会いのお話から始まる短編集。文明が滅びた種族の遺跡を調査する任務を帯びた主人公が遭遇するちょっと切なくなるようなお話です。シリーズの最終話であろう「遺跡の声」が一番先に書かれていて、それが1977年に発表されており、最新のお話が2007年に発表されているので30年続いているということですね。読んでいてそう古びた感じは受けません。「大型コンピューター」とかでてきちゃうとアーア、な感じになりますが、そういうのは大丈夫。主人公とトリニティの関係が、親子でもないし友達でもないし恋人でもないし、主人公が育てたようなものなのであうから彼には特別な感情はあるのでしょうけれど、それを表す言葉がなかなか見つからない。ひっくるめれば愛情、愛着かもしれないし親和・・うーん、すごくフクザツです。Another me的な感もあるけれど、トリニティのほうはわりにクール(笑  人類のほうがウエットなのね。


受験の待ち時間にSF持っていくのも手だなあ、集中して読んで時間があっという間に過ぎるかも・・・・?