芽育塾ブログ

宇治市五ヶ庄一里塚にある学習塾。小さな個人塾の今日をつづります。

グラデーション

2017年01月17日 12時11分59秒 | 日記
 空が好きだ。特に空のグラデーションに心を奪われる。

 夕焼け空の配色は圧巻だ。空のてっぺんはまだ青空なのに、山の近くは暖色に染まり、雲はオレンジや時にはピンクの色をつける。
 空のてっぺんと山際の空の2つには、当たり前だけど境目がない。色にも境目というものはなく、徐々に色を変えていく。その様がとても美しいと感じる。

 また、晴れた日でも、空は青一色ではない。天頂は気持ちがいいほどの青だが、山の近くは白を足したような青だ。やはり空間にも色にも境目はなく、少しずつ少しずつ色が変わっていく。色が変化する過程がわからないほど優しく変わっていく。


 人もまたグラデーションだ。
 白人、黄色人種、黒人、それらには分類されない人。肌の色もグラデーション。
 異性愛者、同性愛者、両性愛者、無性愛者、それらには分類されない人。愛の表現もグラデーション。
 背の高さだって、声の質だって、性格だって、すべてグラデーションだ。
 似ているが同じではない。少しずつ違っている。同じものはひとつもない。

 でも、いや、だからこそ、それでいいのではないか。空がその色合いでぼくたちの心を揺さぶるように、ぼくたちはそれぞれの色をもってその場所で全体のグラデーションを構成してることがいいのではないか。
 あなたはあなたのままでいい。別の誰かにならなくったっていい。そのままでいい。ぼくはそう思う。


 空のどの部分の色が「良く」て、どの部分の色が「悪い」とかがないのと同じで、○色人種が「良い」とか、○性愛者が「悪い」とかもないんだよね。


 グラデーションが、素晴らしいんだ。

テストまであと2日

2017年01月17日 11時19分05秒 | 学習
 中3の定期テスト初日まで今日を入れてあと2日だ。
 初日のテスト科目は、黄檗中は数学、社会、国語。木幡中は国語、数学、理科。東宇治中は数学、英語、保健体育。
 全力を尽くすほかない。公立高校を第一志望にしている生徒は、中期選抜までを視野に入れておかなくてはいけない。前期選抜も中期選抜も実施される普通科コースで、前期での合格はかなり困難だ。普通科の受験生の中でも頭1つ2つ抜き出ている生徒でないと合格は難しい。もちろん前期で合格を勝ち取りたい気持ちはあるだろう。ぼくだって同じだ。しかし頭抜けた内申点か抜群の得点力、もしくはその両方を持っていなくては前期選抜合格は望めない。だから中期まで見据えなくてはならない。普通科を受験する生徒にとって、受験本番は中期選抜だととらえたほうがいい。
 公立高校中期選抜まであと50日ほどだ。ひとと争うつもりはないだろうが、受験は競争だ。他の受験生よりも1点でも多くとらなくてはいけない。そのためには他人よりも1時間でも30分でも長く勉強することだ。かけた時間の長さで合否が決まる。

 公立高校中期選抜の内申点が、2日後のテストで最終的に決まる。もう受験は始まっているんだ。