芽育塾ブログ

宇治市五ヶ庄一里塚にある学習塾。小さな個人塾の今日をつづります。

通常授業開始2日目

2017年01月06日 18時50分39秒 | 学習
 中3とは午前中に社会の模試をした。最後の問題の答えがPL法(製造物責任法)だった。これをまだ答えられない。公民は年末に終えたばかりだからか、勉強量が足りていないという信号が出たね。あと、NGO、NPO、PKO、ODAも覚えなあかんよ。前に渡したプリントをみんな探し出して見ていた。最終的には覚えるんやでぇ。

 夕方の小学生は6年生の授業の日だ。今日は国語をした。宇宙の話をみんなで読んで設問に答えた。科学系の話が個人的に好きなもんで、授業でもこの類の話を採用することが多い。興味がない人たちゴメンね(^-^) 宇宙の誕生、今の宇宙、宇宙の果ては現在の段階では分かっていない。ビッグバン説があり、宇宙は膨張していると言われているが、それも本当に正しいかは分からない。その話を小学生にも分かるように書かれている。無人島にいる人が水平線の向こうは滝壺になっていると想像しているとしましょう、という比喩を用いて分かりやすく表現してある。水平線の向こうが滝壺だと考えていた人々を私たちが笑うように、2千年後の人々にビッグバン説は笑われるかもしれないと述べている。筆者が言いたいことは現在の科学では知りえないことがあるということだったのだろうが、ぼくとしてはもう一歩踏み込んで、「知り得なくてもダメじゃない」とも言いたかったのではないだろうかと感じた。知らない、分からない、失敗、間違い、こういったことはダメじゃない。悪いことではないんだよ、と。知らないという事実が、知りたいと思う原動力になる。分からないという状態が、分かっているという新しい状態への欲求を作る。失敗すれば、次に成功する可能性が高くなる。とてもとても高い視点に立てば、間違いなんてない。そんなことまで思考が伸びた。
 生徒といろいろ話しながら授業を進めた。生徒の口から出る言葉にも興味深いものが多い。楽しい1時間だった。

冬期特訓後半3日目

2017年01月06日 12時25分12秒 | 学習
 中2の電流電圧の授業は予定通り進むことができた。もう少し練習を重ねてからオームの法則に入る予定。

 中3の模試の結果(理科)。偏差値の順に、65、55、54、49、46。偏差値46の生徒は上出来。この偏差値をキープできるといい。偏差値65の生徒もまあまあ。第一志望の入試に理科の試験がないから言わないが、本当は68くらいとれるといいんだけどね。ほかの生徒は目標校に対して偏差値が低い。こちらが渡すプリントはやっているが、自分の弱点を克服するためにもっとプリントが欲しいと言ってくる生徒が少ない。本気で合格したいと思うならもっと得点したいと思うはずだが…。手持ちのプリントで精いっぱいの状況か。
 英語の模試ではすごいことが起きた。なんと、満点の生徒が出たのだ! 得点はもちろん40点(京都府の公立高校入試は各教科40点満点だ。)、偏差値は…81!!! リスニングが本番のものではないが、たいしたものだ。実はこの模試でぼくは1問間違えてしまっている。生徒に負けたね。がっかりとかはない。逆に嬉しく思う。ぼくを超えていく生徒がいることは喜びだ。その生徒に「良かったな」と言うと、いい笑顔が返ってきた。他の教科でも満点を目指してほしい。
 英語の模試の結果は偏差値順に、81、72、64、53、47。偏差値72や64も輝かしい数値なのだが、81の輝きが強すぎて隠れてしまうほどだね。英語の模試では5人中4人が及第点だろう。

 これで1年分の模試が終わった。2年目に突入する。まずは社会からスタートだ。