韮色に萌えいでよかしアエネアス忌をいはばしる脳下垂体/謎彦
あああ、
なんでこんな難しい歌ぬすんじゃったんだろ…。
と、
いつも思いますがとにかく読んでみます。(笑)
「韮色」は「にらいろ」明るい緑。
「萌えいでよかし」の「かし」は念押しの強調。
「アエネアス」はホメロスの叙事詩「イリアス」に登場するトロイアの英雄。
トロイア落城後イタリアに渡りローマの基礎を築いたという伝説の人。
「忌」が付きますからその「アエネアスの命日」ということですね。
「いわばしる」は岩に水があたってしぶきが飛び散る様子。
「滝」「垂水」「近江」に掛かる枕詞です。
そこから「脳下垂体」が最後に導き出されるわけですが…。
…語句の解説だけで終わっちゃいそうだよ~(^^ゞ
意味云々ではなくて、
次々と煌めき流れるイメージを味わう歌なのかも知れません。
でも結局シュールなんだよね。<萌え出でよ脳下垂体
いつもながら、
届かない読みですみません。
あとは直接
謎彦さんのブログをご覧下さいまし。