箕輪義隆挿絵工房 フィールドノート

見たこと 気になること たまに絵のこと

足跡

2010年01月31日 | 観察記録

バーダー誌に連載中の「鳥のフィールドサインを探そう」、足跡編も2回目を迎えました。ここでは痕跡ネタはあまり出していなかったので、最近見た「足跡」を2例。

Miyubishigi20100120ミユビシギの足跡 砂地でもこれくらいクッキリ残っていると嬉しいですね。

Unknown20100120 これは何でしょうね。わだちのような跡が細長く続いていました。幅は4cmくらい。見たところカニ類ではないし・・・思い当たるのはフナムシの仲間。近くのテトラポッド周りにいますが、砂浜を歩くフナムシもいるのでしょうか。


書籍紹介

2010年01月18日 | 情報

Tanishi20100118

 たんぼのおばけタニシ
 大木淳一著
 そうえん社
 1300円+税

昨年末、著者の大木さんから本をいただきました。もともと日本にいなかった淡水性巻貝、スクミリンゴガイ(おばけタニシ)。身近な水田に「普通に」すむようになったおばけタニシの様子が、地元農家の視点で語られています。ピンク色の卵塊が山盛りの映像はなかなか刺激的です。


スズガモのディスプレイ

2010年01月15日 | 観察記録

水面に浮かぶ1500羽ほどのスズガモの中に、求愛ディスプレイを行うグループが頻繁に見られました。

Suzugamo201001141 雌(右から2番目)を追いかける雄の群れ。

Suzugamo201001142 雄の求愛行動。頭を上に向けます。一瞬の事なので、シャッターを押してもまったくタイミングが合わず・・・。コンパクトデジカメの動画モードで何度か捉えることができました。画質は悪くなりますが仕方ないですね


夜の鳥

2010年01月06日 | 観察記録

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。まだ松の内だからセーフですよね。今年はこれまで以上にゆる~く更新していこうと思いますので、よろしくお付き合いください。

新年はムクドリの塒観察でスタート。1~3月頃までは塒の位置が流動的で困ります。この日も当初予測していた場所は利用せず。日没時刻を過ぎた頃、少し離れた街路樹に飛来し始め、30分以上飛び回ってようやく落ち着きました。

街路樹は大胆に剪定されているので、ムクドリの姿がよく見えます。

Mukudori20100104