箕輪義隆挿絵工房 フィールドノート

見たこと 気になること たまに絵のこと

「蹼千鳥」と「三日月千鳥」

2005年12月28日 | 雑感

Semipalmated Plober Charadrius semipalmatus という鳥をご存知ですか? ハジロコチドリによく似ていて、日本にも渡来する可能性がある鳥なので、時々その名を見聞することがあります。

ところで、この鳥の和名は何でしょうか。よく耳にするのはミズカキチドリです。足指にある「小さなみずかき = Semipalmate」が名前の由来でしょう。三省堂から出ている「コンサイス鳥名事典」や白井祥平著「世界鳥類名検索辞典」などでこの和名を用いています。

一方、多くの鳥名が収録されている山階芳麿著「世界鳥類和名辞典」では、この鳥の名をミカヅキチドリとしています。ミズカキチドリミカヅキチドリ・・・単なる誤植か、何か意図があったのか、知る由もありません。どなたか経緯をご存知でしたら教えてください。

Hajikochi

写真はハジロコチドリ


ハエトリグモ

2005年12月23日 | 雑感

仕事をしている机の上に、もぞもぞ動く黒い塊が見えました。ハエトリグモの仲間です。我が家では、ハエトリグモは「お咎めナシ」なので、家具や壁を自由に徘徊しています。寒さのせいか、動作が緩慢なので、デジカメで撮ってみました。画像と図鑑を見比べてみたのですが・・・・種名まではよくわかりません。

12月28日追記

また机の上を歩いていました。このまま越冬するつもり?

kumo


ライティングも大切?

2005年12月20日 | 雑感

風の穏やかな晴天の日、水面に浮かぶカモの写真を撮ると、目の中に2つの星(反射した光)が入ることが結構あります。水面の微妙な波紋に光が反射するんでしょうね。比較的決まった場所で撮れます。
こんなのを絵で描いたら、「漫画じゃないんだから!」と言われそうです。

star


強風の観察会

2005年12月18日 | 観察記録
午前中、近くの海岸で観察会のお手伝い。強い寒気の影響で、寒い上に北西の強い風が終始吹いていました。海上に白波、浜辺はさながら砂嵐のよう。観察会のコンディションとしては、かなり厳しかったです。参加した皆様、お疲れ様でした。
鳥はと言えば、海岸近くにいたカモ類とハジロカイツブリ、ユリカモメなどが比較的よく見えました(と言っても、望遠鏡の視界もブレブレでしたが・・・)。まあ、こんな日もあります。


hajiro