写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

  武家屋敷 旧河原家住宅(1)

2011年01月13日 | 歴史的建造物
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佐倉市宮小路町の県指定有形文化財の武家屋敷です。昔この地に「佐倉城」があり、
慶長15年(1610)藩主土井利勝が築いた佐倉城の城下町だったそうです。
現在でも城下町の名残でしょうか、一帯は台地上にあり、急な坂道を登りました。
江戸時代の武家屋敷はその大半は藩が所有し、藩士に貸し与えたもので、
現代風に云うならば社宅と言うところでしょうか。
藩士は職務内容や俸禄に見合った住宅に住んでいたようです。
旧河原家(三百石)・旧但馬家(現所在地)・旧武居家(百未満)の3棟が
一般公開されていて、意外に質素な家屋です。
なお河原家と武居家は移築復元されていますが、但馬家は当時の所在地だそうです。

武家屋敷と云うと、かつての東映時代劇に出てくるような大きなお屋敷を
つい想像してしまうが、山田洋次監督の時代劇「たそがれ清兵衛」に描かれて
いた主人公の家屋のほうがリアリティーがあるように思えました。





<旧河原家>



佐倉に残されている武家屋敷中では、最も古いものと思われていて、
この道路に沿って他の屋敷もあります。
道路に面して築かれた土塁や生垣、大きな樹木に往時の雰囲気を偲ぶことができます。

  


  


   






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