写真日誌

気ままなフォトスケッチです。

シネマスコープ

2008年03月01日 | 映画




映画の人気が高かった昭和29年頃、巨大なスクリーンが登場してきました。
ポスターや新聞広告では必ずこのマークが表示されていました。




日比谷有楽座で日本で最初に上映された歴史的な作品です。
上映開始時間になり薄暗くなると、まず最初に幕が上下に、ついで左右に開き
大画面に二十世紀FOX社のマークが大音響と共に映し出されたときは大迫力でした。
座席が前のほうだと首を左右に振って見る程でした。
左が第一作目の歴史劇「聖衣」。リチャード・バートン、ジーン・シモンズで、
大画面の群集シーンが印象ですがストーリーは忘れています。
右が第二作目の「紳士は金髪がお好き」。マリリン・モンロー、ジェーン・ラッセルです。
ミュージカルコメディーで、歌いながら踊るシーンだけウロ憶えです。  

どちらもかなりのロングラン興行でした。

このあとが西部劇「帰らざる河」でロバート・ミッチャム、マリリン・モンローでした。



大画面で見る西部劇は迫力満点でした。酒場で彼女が歌った主題歌が流行りました。
シネスコ画面が常識となったキッカケのこの頃が懐かしい。

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