漫画家アシスタント物語 第3章

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漫画家アシスタント 第3章 その14

2006年05月17日 12時17分45秒 | 漫画家アシスタント
( この写真は、東京池袋駅東口を出て、真っ直ぐ行った先にある繁華街です。賑やかさは昔と
  同じですが・・・ 《2005年10月撮影》 )


【 はじめての方は、 「漫画家アシスタント 第1章 その1」 へ、どうぞ。】




              その14 ・・・・・・・・  2005年10月28日 13時05分 (公開)


キャバレーでの緊張した時間は、漫画とは全然関係ない無駄な時間では
ありません・・・!

つまり、女の子のオッパイをもんだり、パンツを脱がそうと無駄な汗を流
す事が漫画制作に結びついていきます。( ポルノ漫画を描くという意味
ではありません )

より具体的な言い方をすれば・・・ 私はこの瞬間( ガンさんとキャバレー
にいた1978年昭和53年6月某日の夜 )ガンさんを学んでいた( 盗んでい
た )と言えます。ガンさんという人間を特別な状況下で捉えていたのです。
・・・残念ながらお相手の女性からは「 パンツの硬さ 」しか学んではいま
せんでしたが・・・

この「捉え方」や「捉える大きさ」が私の感性の限界を意味します。この
限界値の大きな人を「感性の豊かな人」といい、創作活動の重要な柱
になるのではないかと思います。


記憶ではこのキャバレー「ハワイ」には3,4回「旅行」したと思いますが、
不満そうな私を見て、ガンさんが言いました・・・・・

 ガンさん 「Yちゃん、今いくら持ってる・・・?」

 私    「一万円くらい・・・・・・」

 ガンさん 「よし! 行くぞ!」

1978年昭和53年7月某日の夜10時ごろ・・・ 私は生まれて初めてトル
コ(ソープランド)旅行に行く事になりました・・・。


私はそこで、「ハワイ」での出来事より、もっと強烈に相手の女性( トル
コ人ではありません! )から感性を刺激されます・・・。

「ただのスケベだろ」と、言ってしまえばそれだけの事なのかもしれませ
んが・・・・・・・・・



            「漫画家アシスタント 第3章 その15」 へつづく・・・





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