やすみますので

趣味のことを写真中心に

コンデジ発掘

2009-01-28 23:45:56 | 撮影グッズ
以前に書いたコンデジの記事で、スイスでCASIOのEX-Z40を失ってからコンデジを持たなかったと書いたが、1台持っていたのを思い出した。

失くしたのと同じCASIOのEX-M1というカメラだ。 こんなやつ。





これは数年前にオークションで手に入れたもので、キャンペーン用の非売品とのこと。 カメラというより、写真も撮れるMP3プレイヤーとして買ったのだ。

iPodを買ってからすっかり使わなくなったので持っていたことすら忘れていた。


CASIOの公式サイトを見てみたらまだ製品情報が残っていたので興味がある人はどうぞ。
CASIO EX-S1,M1



で、入っていたSDカードを見てみたら、去年の春に会社に持ってきて撮った写真が残っていた。



スパイラルタワー


CASIO EX-M1



124万画素で、オートフォーカスですらない固定焦点というスペックだが、これくらいのサイズならパッと見は普通に撮れている。

でも、何か凄く嘘っぽい不自然な感じがする。
まるでジオラマの写真を見ているような。 青空も紙の背景みたいだ。



モノクロに加工したらどんな感じか試してみたが、ジオラマっぽさは失ってない。




昔の円谷プロの映像を見ているような。



これはこれで面白いので、トイカメラ感覚で遊んでみようかな。



背面はこんな感じ。 液晶モニターの小ささがまた時代を感じさせる。




老眼が始まった我が目には厳しい。
でもピントもへったくれもないカメラだし、一応ファインダーまで付いてるので問題なし。

とりあえず胸ポケットにでも入れて持ち歩いてみようか。





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風景写真蔵出

2009-01-25 22:48:02 | 風景写真
荷担滝


Nikon F3HP  Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S


三重県名張市にある赤目四十八滝の荷担(にない)滝。
1999年頃撮影。



手ぶれ補正機能の登場で手持ち撮影可能な範囲がグンと広がった今であっても、こういう滝を撮るならやっぱり三脚の出番。
この時の赤目四十八滝は三脚の展覧会のような状態で、人気の滝の前では順番待ちをしなくちゃいけない程だった。


この頃はマンフロットの軽量三脚にベルボンのボールヘッドの組み合わせで使っていて、歩かなくてもいい撮影場所は勿論、小屋泊ならザックに括り付けて山にも持っていったっけ。
登りのきつい所では捨てたくなったけど。


その後ベルボンのカーボン三脚を買ったのだけど、すっかり持ち出さなくなって殆ど使っていない。

車で撮影に行く事があれば久し振りに使ってみようかな。





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カメラバッグ新調

2009-01-24 14:11:56 | 撮影グッズ
長年連れ添ったタムラックのカメラバッグ。








買ったのは10年以上前、もしかしたら15年くらいになるかもしれない。

確か3万円台後半くらいしたはずで、店頭で随分悩んだ末に思い切って買った記憶がある。


ボディ2台にレンズ4~8本、フィルム数十本とフィルターケースと予備のバッテリー、手帳と筆記具とガイドブックとコンパス、コンパクト双眼鏡、薄手の防寒着と折り畳み傘、タバコと携帯灰皿など、とにかく持ち歩く物全部を収容できる大きさは使い勝手抜群で、気合の入った撮影行では必ずこいつの出番となった。






それが一昨年のヨーロッパ旅行でこうなった。







いきなり破れたわけではなく、まず最初はバッグの裏地に当たる部分の、ゴムかシリコンか何だから判らないコーティングが、日焼けの後の皮膚のように一斉にボロボロと剥がれてきていたのだ。


旅行直前に気付いたので新しいのを買う時間も金も無く、まぁ大丈夫だろうとそのままカメラを放り込んで持っていったのだけど、何時の間にやら裂け目ができて、日に日にそれが広がって帰ってきた時にはこうなってしまった。


ショックだったけど、かなり使い込んだのでまぁ元は取れたかなぁと。




それ以降は、数年前にニコンのフィルムAFカメラを買ったときにオマケで付いてきた、ニコンのロゴ入りカメラバッグを渋々使っていたのだけど、今年の正月休みに散歩のついでにプラッと入ったカメラ屋さんのセールで売られていたバッグを見て気に入ってしまい、衝動買いした。








本物かどうか判らないがスエードがちょっとお洒落な小型バッグ。
またしてもタムラックだ。

値段は随分安くて5980円だった。 ネットで見てみると8400円で売っている所が多いようなので、お値打ち感も味わえて満足。



収納できるのはボディ1台にレンズ3~4本ってところだろう。 もう機材を沢山持ち歩く気力も体力もないのでこれくらいで充分。

ただ、小物入れであるフロントポケットの仕切りなんかは、前のタムラックと比べてかなりチープなビニールで直ぐに破れそうだ。

前のタムラックはそういう部分もしっかり作ってあり、ネット状にして中身が見えるようにしてあるポケットも沢山付いていて、その辺りの使い勝手が抜群に良かったのだ。

3万円以上したバッグと比べるのは酷だけど、外から見えない部分はやはり値段なりってところ。





新旧比較。





奥行きが薄いので肩に掛けていて歩きやすく、かなりのお気に入りとなっております。




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ヨーロッパ写真蔵出2

2009-01-21 21:58:08 | 風景写真
パリのエッフェル塔



Nikon D40X  AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)


夜のパリは綺麗だけど怖かった。

3人の黒人さんたちが微妙な距離を保ちつつずっと後をつけてきた時はチビりそうになったし、真夏なのにパーカーのフードを頭にすっぽり被った人(やっぱり黒人さん)が、我々しか居ないガラガラの地下鉄車内なのにわざわざ直ぐ隣に座ってきたりとか、地下鉄の自動改札の扉をずっと蹴り続けている人がいたりとか。

正直、パリはもう二度と行かなくてもいいかな。 南フランスなら是非とも行ってみたい。




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ヨーロッパ写真蔵出

2009-01-20 23:17:36 | 風景写真
スイスにて。



Nikon D40X  AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
(Paint Shopにて明るさ補正&アンシャープマスク)


左下の小屋と道の上を歩く人の大きさでスケール感が伝わるだろうか。

スイスには何度でも何度でも何度でも行きたい。 というか、許されるなら住みたい。



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Nikkor-S Auto 50mm F1.4

2009-01-18 18:30:16 | 撮影グッズ
有松での撮影続き。


もう1本は古いレンズ、Nikkor-S Auto 50mm F1.4 を持っていった。




Nikon D40X  Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S


このレンズは Nikon F2 を買った後に、それっぽいシステムを組んでみようと最初に買ったもの。
時代的には F2 の前の機種である Nikon F の頃の標準レンズだと思う。つまり年齢的にはこれを使う自分と同じか少し年上のレンズということになる。

こういうレンズがアダプターもなしで今のデジタルカメラに付けられて写真を撮れるわけだから、Nikonユーザーで良かったなぁと思う。



まずは無難にパシャッと。 絞りはやっぱり1.4の開放。


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


コントラストの高いシーンでシャドゥ部は完全に潰れちゃってはいるが、まぁ無難な写りと言える。



しかしちょっと逆光になると


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


画面左端から中央下に向けて走る虹のような縞が見えるだろうか。

撮影時間は午後1時40分なので太陽の位置はこの建物の屋根よりもずっと高い位置にあり、直接レンズに光が入る事はなかった。
レンズフードも純正の HS-9 を付けている。
それでもこうなってしまうのね。 昔の人が 「写真は逆光で撮るな」 と言っていたのが判る気がする。

と、書いているが、文句ではなく、こういう事を楽しんでいるのだ。 フィルム代や現像代が掛からない今の時代だから笑って出来る遊びであると言える。


しかしこうやって古いレンズを使ってみると、コーティングなどを地味にコツコツ研究して、カタログのスペックに出てこない性能を向上させているメーカーをもっと評価してあげてもいいんじゃないかと思う。




条件が悪くなければ勿論ちゃんと写る。


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


開放で撮るとやはりどことなくレトロチックな雰囲気に見えるが、比較用に絞り込んだ写真も撮っておかなかったのが重ね重ね残念。
今度から必ずそうしよう。



おまけ


Nikon COOLPIX P60


いつの間にやらイオン有松の前に出来ていた変なモニュメント。

こういう無意味な建造物は嫌いじゃないが、税金の使い道として考えると微妙。
もっと人を呼べることに金を使わないと、イオン有松が潰れてなくなっちゃうぞ。(閑散とした店内は既にかなりヤバい雰囲気だった)



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Ai Nikkor 35mm F1.4S

2009-01-17 22:27:42 | 撮影グッズ
D40Xとレンズ2本を持って 「有松絞り」 で有名な名古屋市の有松町へ行ってきた。


まずはNikkorの35mmF1.4で撮った写真。



Nikon D40X  Ai Nikkor 35mm F1.4S


やたらめったらメニューが貼ってあって 「この店やる気満々だなぁ」 と思ったのだが、右の看板の下に 「不定休」 とあって微妙。
休みの日くらい決めようよぅ。


さてこの写真、ガラス戸に貼られた紙のメニューにピントを合わせているのだけど、右の看板や日の当たっている観葉植物の 「滲み」 が判るだろうか。




拡大するとこんな感じ





柔らかい描写を期待して絞り開放で撮ったのだけど、ここまで滲むのは想定外。 フィルムカメラでこのレンズを使ってた時は、こんなになった記憶はないのだが…。
デジタルで使うと乱反射したりとかの理由でこうなりやすいのだろうか。 これはこれで面白いのだが。






Nikon D40X  Ai Nikkor 35mm F1.4S


この写真も絞り開放(というか、バカみたいに全部の写真を開放で撮った)なんだけど、モニターで等倍にして見ると石の周りがボヤッと滲んでいる。 なので、石にしては柔らかな印象を受けるのではないだろうか。


てなわけでこのレンズ、自分の中でかなり面白い存在になってきた。
フィルムで使ってた頃は、50mm F1.4 よりもボケが小さくて面白くないわりに50mmより重いしで、35mm なら 軽くてシャープさに定評のある F2.0 の方を買えば良かったかなぁと、少し後悔までしたレンズだったのだ。

高かったけど奮発して買ったので、暫くはD40Xで使い込んでみよう。 絞り込んだ写真も撮って比べてみればよかったなぁ。



最後にまたコーヒーの写真


Nikon D40X  Ai Nikkor 35mm F1.4S


名古屋では有名な喫茶店 「コメダ」 のコーヒー。 カメラを持っていると飲む前に撮らずにはいられない。

テーブルにそれを置かれるとニヤーッとしながらカメラを取り出すおっさんってどうなんでしょ。



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昔撮った山の写真

2009-01-14 21:12:56 | 風景写真
暗い写真ばかり掲載しているので、明るめの写真を。



Nikon New FM2  SIGMA AF28-70mm F2.8-4 UC


この写真は1999年10月に唐松岳山荘でキャンプを張った時のもの。
ゴジラの背中のような山が剣岳。

当時逆光に弱いと酷評されたSIGMAのズームレンズらしく、派手なゴーストが出ているが、この場合は丁度いいアクセントになっているんじゃないかな。

テントを背負っての山行なので、カメラは軽量コンパクトな New FM2 を1台だけ。 レンズもこのAF用ズーム1本だけだったと記憶している。

今はもうテントを背負っての登山は考えられないが、この頃はまだ体力があったんだよなぁ。





もう1枚


Nikon F3HP  TAMRON SP AF90mmF/2.8MACRO 1:1


この花は 「高山植物の女王」 と呼ばれる 「コマクサ」 だ。
1999年7月、北八ヶ岳の根石山荘付近。

ずーっと雨で、メインの天狗岳山頂も全く視界の効かない寂しい山行だったのだけど、このコマクサだけは雨の水滴を色っぽく纏ったこのような姿で楽しませてくれた。

ただ、風が強く常に花が揺れている状態だったので、それが止まる瞬間まで体を前後させながら根気良くピントを合わせ続け、その瞬間を逃さずシャッターを切った。
これくらいの接写になると、ピントはピントリングを回すのではなく、上半身を前後させて合わせる事になる。


コマクサの大きさはこんな感じ



当時はそれが当たり前だったんだけど、SDカードの容量がいっぱいになるまで連写し続けても大丈夫な今のデジタル一眼とは違い、「使える1枚」 を得る事ができた満足感はまた格別だったのである。


この時は小屋泊だったのでカメラも少し重いF3HP、レンズもこのタムロンの中望遠マクロを持って行く余裕があった。 他に AiAF24mmF2.8S は絶対に持って行ったはずで、あとは Ai50mmF1.8S か、Ai35mmF2.8Sのどちらかを1本だったと思う。



アレルギー性喘息になったりメタボ体型になってしまったりで長い間登山は中断していたのだけど、今年からまた再開の予定。
テントは無理でも小屋泊ならなんとかなると思うので、新しい 「使える1枚」 を少しづつでも増やしていけるといいなぁ。




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コンデジ

2009-01-12 12:17:55 | 撮影グッズ
ヨーロッパへは2007年の夏に行った。

数々の楽しい思い出の中で、悲しかった事が一つだけ。 コンパクトデジカメをスイスの列車内に置き忘れて失くしてしまったのだ。

自分が常に一眼レフを持っていたので、コンデジは女房に持ってもらっていたのだけど、そのコンデジを使って撮るのも自分。
持つ人と使う人が違うとお互いにこうもあっさり忘れてしまうものなんだと痛感した次第。 自分で使う物は自分で持たないといけませんな。


失くしたカメラはCASIOのEX-Z40。
我が落合ドラゴンズが初優勝した時のセールで買った、薄いのに電池持ちがとても良い可愛いカメラだった。


写真は2005年の 『愛・地球博』 で撮ったもの。


CASIO EX-Z40



CASIO EX-Z40



そのCASIOを失って以来コンデジはずっと持たなかったのだけど、昨年末のニコンダイレクトのアウトレットセールに飛びつき、久し振りに入手する事となった。
COOLPIX P60だ。

まだまだ手に馴染んでいないけれど、事ある毎に持ち出すことになると思う。



Nikon COOLPIX P60


こんなカメラ

Nikon D40X  Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S




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海外旅行と高倍率ズーム

2009-01-11 10:53:56 | 風景写真
先の記事でも書いたデジタル時代の新型レンズ。
使っているのは 18-200mmの高倍率ズームなのだが、こんな風景がバンバン出てくるヨーロッパではどこをどう切り取ろうか悩ましい程だった。

ニコンのこのレンズは強力な手ぶれ補正機能と描写能力で文句なしと言いたいところだけど、最短撮影距離がちょっと長く、テーブルの料理を座ったまま撮るのが難しいのだけが弱点。

このレンズに加えて、30cm弱まで寄れる明るい35mmクラスの単焦点か、50mmクラスのマクロレンズのどちらかを1本持っていけば、旅行の記録撮影に困ることはないはず。
APS-Cサイズなら35mmの方が画角的に使いやすいんじゃないかと思う。 記録用なら後でトリミングすればいいわけだから。




Nikon D40X  AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)


写真はドイツのハイデルブルク城から見下ろした景観。
露出補正なしだが、個人的にはもう少しアンダー目の方が好み。
D40Xのオート露出は他のニコンカメラよりも少しオーバー目になる事が多い気がする。



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