やすみますので

趣味のことを写真中心に

Nikkor-S Auto 50mm F1.4

2009-01-18 18:30:16 | 撮影グッズ
有松での撮影続き。


もう1本は古いレンズ、Nikkor-S Auto 50mm F1.4 を持っていった。




Nikon D40X  Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S


このレンズは Nikon F2 を買った後に、それっぽいシステムを組んでみようと最初に買ったもの。
時代的には F2 の前の機種である Nikon F の頃の標準レンズだと思う。つまり年齢的にはこれを使う自分と同じか少し年上のレンズということになる。

こういうレンズがアダプターもなしで今のデジタルカメラに付けられて写真を撮れるわけだから、Nikonユーザーで良かったなぁと思う。



まずは無難にパシャッと。 絞りはやっぱり1.4の開放。


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


コントラストの高いシーンでシャドゥ部は完全に潰れちゃってはいるが、まぁ無難な写りと言える。



しかしちょっと逆光になると


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


画面左端から中央下に向けて走る虹のような縞が見えるだろうか。

撮影時間は午後1時40分なので太陽の位置はこの建物の屋根よりもずっと高い位置にあり、直接レンズに光が入る事はなかった。
レンズフードも純正の HS-9 を付けている。
それでもこうなってしまうのね。 昔の人が 「写真は逆光で撮るな」 と言っていたのが判る気がする。

と、書いているが、文句ではなく、こういう事を楽しんでいるのだ。 フィルム代や現像代が掛からない今の時代だから笑って出来る遊びであると言える。


しかしこうやって古いレンズを使ってみると、コーティングなどを地味にコツコツ研究して、カタログのスペックに出てこない性能を向上させているメーカーをもっと評価してあげてもいいんじゃないかと思う。




条件が悪くなければ勿論ちゃんと写る。


Nikon D40X  Nikkor-S Auto 50mm F1.4


開放で撮るとやはりどことなくレトロチックな雰囲気に見えるが、比較用に絞り込んだ写真も撮っておかなかったのが重ね重ね残念。
今度から必ずそうしよう。



おまけ


Nikon COOLPIX P60


いつの間にやらイオン有松の前に出来ていた変なモニュメント。

こういう無意味な建造物は嫌いじゃないが、税金の使い道として考えると微妙。
もっと人を呼べることに金を使わないと、イオン有松が潰れてなくなっちゃうぞ。(閑散とした店内は既にかなりヤバい雰囲気だった)



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