やすみますので

趣味のことを写真中心に

デビュー

2009-09-07 23:55:03 | 登山グッズ
靴を買ってから更新していなかったが、あれからザックやガスストーブや帽子なんかも買った。 登山装備を一新してしまう勢い。


で、早速試しに行くことに。

んが、当初は嫁と2人だけで行くつもりだったんだけど、何だかんだで人数が増えて総勢6人にもなってしまった。

これだけ多いとのんびり写真を撮ってる暇もないわけで。

って、言い訳が多いのな。








Nikon COOLPIX P60


これはカメラのモードダイアルが勝手に切り替わってマニュアルモードになっているのに気付かずに撮った1枚。 シャッタースピードは2秒。 よくこれだけ写ったな。

こんな失敗なのが結局一番面白い写真だったという体たらく。

撮り直そうにもモタモタしていると置いていかれて待ってもくれないし。

ちなみに、先頭を歩いてペースを作っているのが俺の嫁。 冷たい奴なのな。















Nikon COOLPIX P60


いつもは鍋物が多いのだけど、この季節それじゃぁ暑いだろうと、今回は秘密兵器を持っていった。

スノーピークのトラメジーノ。 ホットサンドメーカーですな。


んがしかし、6人に対してこれじゃぁ時間が掛かるのなんの。 山頂での昼飯に2時間半も費やすって、フレンチのフルコースでも食べ終わってるっつーの。 山頂が空いていたからできたんだけど、普通ならひんしゅくもの。

オマケに、この為に買っておいたピザソースやスライスチーズを家に忘れてきたという。

でも野菜の旨みとブラックペッパーだけで充分美味しかった。 ま、山の上では何を食っても美味いのな。



ちなみに、新たに買ったストーブはこれではなくて、左上にかろうじて足だけ写っているEpiのSPLITという分離型のガスストーブ。 安定感の欲しい鍋用に良いかと思って。

結果はバッチリ。 上に乗っているトレックの中にはたっぷり6人分のミネストローネが出来上がっている。













Nikon COOLPIX P60


完全装備の後姿を撮ってもらいました。

帽子は自分の星座、獅子座のイメージカラーであるオレンジ。

ハチだのアブだの虫達が嬉しそうに寄ってきますが、目的は汗止め&ハゲ隠しなので気にしない。




ザックはオスプレーのケストレル38。

山小屋泊用として10年以上使ってきた50リットルの代わりに買ったのだけど、こんな日帰りハイキングでもトラメジーノやらそれの食材を詰めたソフトクーラーボックスやらを入れるのにもってこい。

しかしこうして見ると帽子の色だけバランス悪い。 自分が虫の立場になったとしても帽子に興味を持って寄っていきそうだな。





で、写っていないんだけど登山靴。 なんかサイズが小さいのか爪に圧を感じるのな。

これについてはまた機会があれば詳しく書こうかと。






にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ




ザンバラン クラシコ のお手入れ

2009-08-16 23:04:13 | 登山グッズ


盆休みの間、買ったばかりの登山靴のお手入れ。




まず最初はミンクオイル。

ミンクオイルは本当は指に取って体温で温めながら塗るのが良いらしいが、冬の寒い時期でない限りその必要はないんじゃないかと思っているので、自分は布に取って大雑把に塗ってから直ぐに豚毛のブラシに持ち替え、オイルを均等に塗り延ばすのと同時に摩擦熱でもって革に染み通すイメージでやっている。 そうすると金具に隠れる部分とかの細かい所にもちゃんと行き渡るんじゃないかと。

あと、最初に付けるのは靴の横の部分で、そこからつま先や踵に伸ばしていく感じ。
横ならいいんだけど、つま先と踵の革だけは塗り過ぎて柔らかくなってしまうと登山靴として困った事になるからだ。



その後コロニルのスポーツワックスを塗り、数時間から1日置いて乾かしてからまた塗り込む。

ミンクオイルは1回だけだが、スポーツワックスはそれを3回繰り返す。 そうやって仕上がったのが写真の状態。









って、新品なのであまり変わらんな。 でもちょっと光沢が出たんじゃないかと思う。



スポーツワックスは防水皮膜の層を作るのが目的だから繰り返し重ね塗りする。 なので山行毎に汚れを落とした後に必ず塗る。 この防水皮膜を作っておくことで汚れが革に染み込むのも防いでくれる。


ミンクオイルは革に脂分を入れて乾燥によるひび割れなどを防ぐのが目的なので、1年に1回も要らないくらい。 塗りすぎるとかえって良くない。










で、紐を通してとりあえず写真を撮り、足を入れて家の中を歩き回ってみたんだけど、「あれ?」って思うほど柔らかい。 店で試着の時はあまり大胆な事はできないから気付かなかったんだけど。

輸入代理店の商品解説でも 「歩行性を重視し、ソフトなタイプのミッドソール」 とあるので、そういうもんなんだろうけど、甲革に履き皺ができる程柔らかく曲がるから、せっかく塗ったスポーツワックスがボロボロと剥がれてきたんですけど。(写真はそうなる前の状態。 剥がれたのを見て慌ててまたブラッシングしたんだけど、写真を撮っておけばよかったな)


うーん、ワックスを塗りすぎていたのか、こういう柔らかい登山靴にワックスは合わないのか、どっちなんだろう。


ま、とりあえず雨の日の夜にでも近所を歩いてみて様子を見てみよう。




にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ



登山靴

2009-08-09 23:03:02 | 登山グッズ


今日買ってきました。 冬のボーナス払い。

まだ8月なのに冬ボーってあーた。







それはさておき、買ったのはイタリアの登山靴メーカー 「ザンバラン」 の 「クラシコ」 というモデル。

「80」 のタグが付いているが、ザンバラン創業80周年を記念して今年登場したモデルとのこと。

先日載せた、ソールが剥がれてしまった登山靴もイタリア製で、あちらはガルモントというメーカー。


どちらもオールレザーなのだけど、違いはアウターとインナーの間の中間層にゴアテックスが入っているかいないか。 今回新たに買った方にはゴアテックスは使われていない。

今までの靴でゴアテックスの恩恵を実感した事はないのだけど、雨の縦走で三日目にもなると、ゴアテックス無しでは足を入れた時に湿ったままなのが判るらしい。

年内はもう泊まりの登山はするつもりはないのだけど、来年辺り久し振りに北アルプスでも行こうかと思っているので、その時にどうなるか。 だな。

冬山で湿った靴では命取りになるかもしれないけど、自分は夏しか行かないから問題ないと思うんだけども。 皮膚がふやけるかもしれないから、靴擦れパットだけは持っていった方がよさそうだな。



この靴は無雪期用の 「軽登山靴」 に分類されるのだけど、今の軽登山靴って 布+ゴアテックス が全盛で、レザーのは本当に少なくなった。 選択の余地がないくらい。

そりゃぁ布のほうが軽くできて値段も安く、ゴアテックスで防水性も問題なくなるんだから当たり前。 色もカラフルにできてオシャレだし。

それでもレザーにしたのは、革を手入れする行為そのものが好きだから。 オイルを黙々とヌリヌリしているとストレスもどっか行ってしまうよ。

盆休みには早速こいつに、栄養を与える為のミンクオイルと防水性を高めるスポーツワックスをヌリヌリヌリヌリして過ごせるので、今から実に楽しみなのである。



にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ






北八ヶ岳

2009-07-30 00:33:05 | 登山グッズ


夏休みを取って北八ヶ岳に行ってまいりました。





Nikon COOLPIX P60


スタートは麦草峠。

ここから登るのは3度目。 いつもはここから白駒池に向かうんだけど、今回は丸山方面へ。
















Nikon COOLPIX P60


直ぐに丸山山頂。

2329mと、そこそこの標高なんだけど、スタートの麦草峠が既に2127mもあるので、「え? もう?」 って感じであっさり到着。














Nikon COOLPIX P60


初日の行程で一番キツい中山峠。

そしてこの峠越え中に衝撃的な事件が。

















Nikon COOLPIX P60


10年以上使っていた登山靴が突然死。

なので写真どころじゃなくなった。 せっかく持っていった NewFM2 もザックから一度も出さず。







Nikon COOLPIX P60


こっちの写真の方が状況が判りやすい。

最初はつま先だけがパカッと口を開いた。 その時点でもう、戻るよりも予定通り小屋へ向かった方が近いし、あの中山峠をまた歩くのも嫌だ。

で、バンダナを巻いて騙し騙し歩き、小屋に着いたら針金かなんかを分けてもらってどうにかならないかと考えていた。

んが、あっという間に踵まで剥がれてソール全体が逝ってしまって写真の状態に。 もうこうなると応急処置とかの次元ではないな。
そう思ったら心も折れたので、この先は写真も無し。


暫くして左足側も同じように剥がれてきたので、それならばと両方ともソールを思い切って取っ払った。
ソールを外した靴底はコルクのような革になっているので、使い込んだ革底のビジネスシューズで登山道を歩いているような感じ。 そりゃぁスベリますわ。
それにこっちは踵も無くなってスリッパの底に近いわけだから、ビジネスシューズで歩くほうがマシかもしれない。

で、その剥がしたソールは左右を合わせてバンダナで縛り、手で持って歩いた。
例えるなら、酔っ払いがお土産の寿司の折り詰めを持って歩いているイメージ。










そんなこんなでヘトヘトになって宿泊する小屋に予定通りの時間に到着。

予定通りに着けたのは、写真を撮る時間を考えて予定に余裕を見ている為。 今回は勿論その分の時間も歩き詰め。



Nikon COOLPIX P60


出迎えてくれた小屋のワンコと並んで池を眺めてホッとする。 ちなみに左が私です。(撮影者は嫁)















Nikon COOLPIX P60


そんなわけで、写真なんて小屋の目の前でのこんな程度。

ちなみに、写っているのは持っている登山道具の中で一番大切にしているグランテトラの水筒。 これも今回の靴と同じ頃に買った。




帰りはその小屋から一番近い登山口まで降りて、タクシーを呼んで自分の車が置いてあるスタート地点まで。
タクシー代で5千円も掛かっちゃったが、山で携帯電話が繋がる事の有り難さを実感。









Nikon COOLPIX P60


自分の車に到着してから一枚。

同じ小屋に一人で来ていた若い女性に貰った紐を巻きつけて降りてきた。 これだけでも滑りやすさは全然違う。

しかしまぁ、こういうロープ状の物は今までちゃんと持っていたんだけど、一度も使った事ないしテント山行をしなくなってからは縛り方すら忘れてしまっているしで、今回は持ってこなかったのだ。

で、そういう時に限って必要になるわけね。 やっぱり省略して良い装備と悪い装備があると身にしみた。


それになにより、靴だけは定期的に専門家にチェックしてもらわないといけないのだなと。

アスファルトを歩くのとは違って、自分のようなハイキングコースオンリーだとビブラムのソールは全くと言っていいほど磨り減らないから、メンテナンスに出すタイミングが判らないのだ。

なので、減った減らないってよりも、年月で交換したほうがいいんだな。 小屋の親父さんも、普段あまり使わない靴はこうなるケースが結構多いよと言ってたし。


まぁとにかく、無事で良かった。
天気が良ければもう少し悔しい思いをしたかもしれないけど、翌日から結構荒れそうな予報だったから良い笑い話で済んだよ。




にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ






123Rのケース

2009-01-03 18:10:58 | 登山グッズ
もしかしたらと、おみくじ代わりの運試しと思って正月に買ったこれ

ハクバの 「レンズポーチSワイド」 という品名で、型番は 「KLP-01 SWGY」
定価は1,300円だけど、千円以下で買えた。



このケースに愛用のストーブ「オプチマス123R」がすっぽり入るんじゃないかと




ちょっと強引だったけど入った!

二度目からは少し伸びるのか、強引ってこともなくなる。



スノーピークのトレック900にそのままグイっと。






トレック1400と合わせてセットの完成♪
少し蓋が浮くけど気にしない気にしない。


個体差があると思うから 「絶対入る」 とは言い切れないけどね。
ちなみに 「内寸法:径110×深さ130mm」 と書いてある。

スノピのトレックではなく浅型広口とか角型のクッカーを持って行きたいときには、クッションが効いているからそのまま単体でパッキングできるし、純正ケースを買うより安上がりでお勧め。(純正ケースは定価で2,100円)

とりあえずこれを誰かに伝えたくてこのブログを作ったようなもの。
あーすっきりしたぁ。