ローダー@オヤジ 気まぐれブログ

ロードレーサーとカメラが主な内容の、自分の備忘録のようなブログ。
完全不定期更新

マビック・キシリウムSLS vs シマノ・WH6700(チューブレス)

2012-10-03 14:46:47 | 日記
何とかマシンも組み上がって、グリスアップ&オイルをさして早朝5時から(アホ?)半日ライドに出かけた。

まず、マビックの方は2013仕様のキシリウムSLS+イクシオンタイヤ


シマノの方はアルテグラグレードのWH6700+IRCチューブレスプロライト
※2枚目の写真のタイヤはチューブレスではありません。




本来であればホイールの比較対象はデュラエースのC24なのだろうが、持ってないモノは仕方がないということで。。。

まず、キシリウムSLS
こぎ出してまず感じるのはやはり「軽さ」。アルテグラもタイヤを替えてから軽快になったと思ったが、ちょっと次元が違うこぎ出しの軽さを感じた。ゼロ発進でも、平地ならアウターローどころかサードくらいまでいらない感じ。多少の坂でもロー、セカンドに入れる必要性はあまりないと思えた。気持ちの良いことこの上ない。そして、この時間は寒い
カタログスペックを信じるなら(マビックはあまり信じられないらしいが)、ホイール重量が前後で1395g、イクシオンタイヤが1本190gなので、私のような庶民が頑張って買える軽量ホイールの部類に入るのは間違いないが、やっぱりこれはリムの重量が大いに関係しているのではないかと思う。リムをよく見ると、サイドも切削加工がしてあり、くぼんでいる。(この切削加工はマビックの特許らしいですね。何で他のメーカーはあまりやらないのかと思っていたが)
従って、ゼロスタートの多い市街地でも走りやすいし、本格的ヒルクライムでもおそらくその恩恵を受けることになるのだろう。脚力さえあれば
また、旧モデルSLは知らないが、乗りごごちも悪いとは思わなかった。まあこれは主観なので、人によるだろうが、もっとガチガチかと思っていたらそうでもなく、適度にダイレクト感を残しつつ、快適に走れる。これには専用のイクシオンタイヤがかなり貢献しているのかもしれない。コーナーリングの安定感も、私レベルでは申し分なかった。
反面、軽量ゆえか、ローハイトのリムゆえか、ペダルに力を加え続けなければ失速するのも速いような気がする。まあ、自転車なのでこがなければ失速するのは当たり前なのだが、リムが軽い分それが顕著であるような気がするのだ。

そして、アルテグラ+チューブレス
誤解を恐れずにいえば、キシリウムを履いたことで、アルテグラ+チューブレスの良さを再認識することができた。
アルテグラは地味なグラフィックだが、やはり丁寧な作りでコストパフォーマンスは抜群である。ハブの回転抵抗も体感ではとても低く感じる。そして、IRCの軽量チューブレスタイヤ(240g)を履いたら、水を得た魚のように、本来の性能を発揮し始めたと思う。
まず、乗ごこちは圧倒的にアルテグラの勝ちである。少しぐらいの路面の凹凸はタイヤ(とフレーム)が吸収し、クリンチャーから変えると、絨毯の上を走っているかのようである。ちょっとオーバー・・・?ともかくそれくらい良い。
転がり抵抗も低いことが体感でき、同じスピードで巡航するのに非常にラクなのである。
キシリウムよりもゼロ発進を含むキビキビ感は低いが、リムが適度に重いのと、転がり抵抗の低さで、足を止めてもあまり速度低下をせず、すーっと進んでいってしまう。要するに軽ければ何でも良いということではないんだね。ロングライドなんかでは後半の疲れ方が違ってくるのだろう。

正直どちらも良いホイールとタイヤである。はっきり言ってRFX8ごとき(ホントは私ごとき)では、その性能は生かし切れないのかもしれない。ともかくどちらも高性能である。したがって、結論はどちらもオーバースペック?私はレースに出るようなトシではないが、十分にマシンだけはレーススペックになってしまった。
まあ、楽しいから良いか!。道楽とはこんなモンだ。

そうそう、105とアルテグラにほとんど変速性能に差はないという意見が主流みたい
だが、私はスプロケットとチェーン、ディレーラーを交換したら、結構な差を感じた。あれ?ホントに変速したのかな?と言うことが何度かあり、調整不足でホントに変速していなかったというオチは無しにして、それくらいスムーズだった。特にシフトダウンの時。
次はお金貯めてクランクをアルテグラにしたいなあ。その頃には11速アルテグラがデビューしてるかもしれないけど。
こうやって沼にはまっていくんだなあと。。。

さて、明日からまた仕事頑張ろう!