ローダー@オヤジ 気まぐれブログ

ロードレーサーとカメラが主な内容の、自分の備忘録のようなブログ。
完全不定期更新

アルテグラ6870Di2発表  ~電動化はどこまですすむ?~

2013-07-31 20:54:12 | 日記
かなり前のエントリーで銀塩カメラがデジタルカメラに置き換わっていく過程と、デジタルカメラの進化についての私見を書いた。

今ではカメラは一部のマニアを除き、デジタルが当たり前である。
しかもデジカメはまだまだ進化の途上でもある。

画質特性、保存性、パソコンとの親和性、どれをとってもデジカメが銀塩を凌駕している。
すでに銀塩カメラを開発しているメーカーはほとんどない。

ワタシがロードバイクに興味を持ったのは、人力のみでこんなにも速く快適に走れることに素直に感動したことと、パーツを自分の好みで組み合わせられたり、自分で組み立て、メンテナンスできたりすることが面白かったからである。

つまり、ブラックボックスのない純粋にメカニカルな部分に魅入られたのだ。

実は先日、行きつけ(というほどでもないが)のプロショップでアルテグラ6770Di2を搭載したロードの試乗をした。今更だが・・・。

自分から進んで試乗したわけではなく、店員に「ぜひ一度試してみて」と言われたからだ。
操作方法はだいたい分かっていたので、すぐに20分くらい走ってみた。

感想は特になし。というか想像していたとおり。

シフトは完全にスイッチで、変速はスムーズだが無機質感が漂う。
スイッチを押すのだから手動だが、なぜかオートマチックな匂いがする。どちらが良い、悪いではないだろう。
好みの問題であると思う。

デジカメと同じように将来の伸びしろが大きく、可能性があるのは電動だろう。
最近はこんなのが発表された。

これはとても売れそうな気がする。
いや、間違いなく売れるだろう。

しかし、私的にはやはり電動シフトは×なのである。
電池がなければシフトしない、まともに動かないというのが許せない。

コンピュータでシフトスピードなどをコントロールできたりするのもなぜか気に入らない。
自転車はやはり自転車で、全てを自分で転がす(動かす)ことに意味があると私は思っている。
ただし、電動派を否定する気は全くない。

確かに便利で将来性もあるので、電動シフトはデジカメ化するのだろうか?

私的にはカメラとはちょっと事情が違うと思う。
メカニカルシフトが銀塩カメラ化して消滅していくことはまずないだろう。

なぜなら「自転車」はやっぱり「自転車」にすぎないからである。

・・・意味不明ですいません(^^;)



エクステンザRR1-SL(後編)  ~パーツレビュー⑤’~

2013-07-21 16:56:19 | 日記
いきなりのチューブ破裂で出鼻をくじかれたものの、交換したチューブは今のところ問題なし。正直パンクはイヤだが、恐る恐る走っても本末転倒なので、タイヤ装着後、普段通りに乗っている。



いろんなロード乗りの方々のブログなどを拝見していると、「プラシーボ効果」という言葉がしばしば出てくる。「思い込み」のようなものであるだろうか。
まあ、ワタシの過去記事の中にもそれに該当するようなモノはいくつもあるだろうとは思う。
しかし、今回ははっきり体感できたような気がする。←すでに「気がする」時点でプラシーボ・・・?

まずはやはり「軽さ」。
おそらく軽さの違いは体感できないだろうと思っていたが、踏みだし、巡航、上り坂、ハンドリング、総じて軽くなったと感じることができたのは自分でも驚きだった。
鈍感なワタシでも感じられるのだから、きっとほとんどの人はワタシ以上に体感できるだろう。
数十gの違いだけでなく、転がり抵抗とかいろいろ違うのかも知れないが、定量化できない以上、あくまでも主観の域を出ないわけだが・・・。
速くなったかどうかは分からないが、「楽になった」ことは確かである。

次に「乗り心地」
軽快感が上がったことで、荒れた路面などではややバンピーになるかなと思っていたが、特にそんなこともなく、しっとりとしてやや良くなった感じである。感覚的にはチューブレスの乗り味に近くなった。薄いチューブとタイヤで空気量が増えたせいだろうか。
あと、はっきりとわかるのは走行音の変化。
「ゴーッ」から「シャーッ」になり、音量は小さくなった。
まあ、これらもシロートでは定量化はできない要素ばかりではあるが・・・。

と、まあ全て良かったことにしたいわけだが(笑、一応自分なりに正直な感想である。

しかし、長期的に見ればネガな要素もいろいろあるだろう。
パンクリスクは大きくなっているだろうし、タイヤの減りも速いだろう。

しかし、ワタシは極端に距離を乗るようなストイックなヘビーユーザーではない。
ロードバイクに乗る楽しみが半分、弄る楽しみが半分のオヤジライダーである。
であるから、様々なことを試してみたいのである。

そして、チューブとタイヤの走りに与える影響はけっして小さくないと思う。
ホイールまでセットで「足回り」と考えると、ロードバイク1台分の総予算のうち、足回りに3分の1以上かけてもいいんじゃないかと思う程である。

しばらくはこの組み合わせで行く予定。マビックには悪いが、ワタシには純正よりもかなり快適である。
剛脚の決戦用セットこそ貧脚の普段使いにふさわしいという結論が導かれたのであった。



エクステンザRR1-SL(前編)  ~パーツレビュー⑤~

2013-07-19 22:09:46 | 日記
キシリウムSLSにはじめからセットされていたタイヤ「イクシオン・プロ」
正直、何か不満があるというわけではなかった。
あえて言うなら前後でローテーションができないことと、1本6000円超という高価な値付けくらいか。

タイヤのメーカーはいろいろあるが、どこのメーカーからも大抵は「軽量モデル」という決戦用と思しきタイヤがラインナップされている。
中には「ヒルクライム専用」として150g程度のモノまであったりする。

軽量モデルは当然何かを犠牲にしている。
その多くは「耐久性」「耐パンク性」「価格」などであろうか。

ワタシはレースには出ないし、ヒルクライムがメチャメチャ好きだというわけでもない。
しかし、「軽量タイヤ」を一度は味わってみたい。
ただし、パンクはできるだけ勘弁してほしい。

というわけでこれを買ってしまった。

ブリジストンのエクステンザRR1-SLである。
パンクベルトを備えつつ、軽量化したモデル。公称180gである。

ちなみにこんな豪華なパッケージで高価格に拍車をかけていたりする(笑


これは通販ではなくプロショップで購入した。
やっぱりパンクしやすいか?普段履きには無理があるか?等と聞くと、
「パンクしやすいと言うこともないし、ウチのスタッフも普通にこれを履いてるの多いですよ」との返事。

そしてお買い上げ。
180gということだったが、実測では170g台だった。

これでチューブはR’AIR、タイヤはRR1SLという平地をポタポタ走るには明らかにオーバースペックの、「超決戦仕様」の足回りができた。

・・・何のため?
「道楽のためです!」
(キッパリ)

さて、引っ張りに引っ張ってきたが、これはインプレのエントリーなので、インプレを次回に(爆

一言だけ。
「タイヤをなめちゃーイケマセン!」
とあらためて思ったとだけ。

続く・・・のか?

R'AIR(後編)  ~パーツレビュー④’~

2013-07-14 04:10:12 | 日記
R'AIRに換えて100キロ弱走ったが、とりあえず大丈夫なようである。

するとこれは何だったのか???


・・・やっぱりハズレ?
高価なチューブだけに今イチ釈然としないが、軽量チューブとはこんなモノか。

で、乗り味だが(想像通り)劇的に良くなった!・・・なんてことはない。

実はタイヤも同時に替えているので、チューブ単体でどのように変わったのかを把握できないというのが正しい。

イクシオンプロはまだまだ十分に使えるが、他のタイヤも試してみたかったのだ。

イクシオンプロは公称190g、実測200gだったのでそれよりも軽量なタイヤ、しかもちゃんとパンクガードが入っているタイヤが良い。

ということで、ショップの店長おすすめのこれをGETした。


チューブとタイヤで約70gという微々たる軽量化である(笑

軽量化はともかく、問題は乗り味、体感できるフィーリングである。
チューブレスをはじめて履いたときのような感動はあるんだろうか?

R’AIR(前編)  ~パーツレビュー④~

2013-07-11 22:41:36 | 日記
最近のマビックはホイールとタイヤ、チューブがセットになって販売されている。
ワタシの使用しているキシリウムSLSにも前輪は「イクシオンプログリップリンク」、後輪には「パワーリンク」という「純正」タイヤが最初から付いていた。
タイヤのことはまた別の機会に書こうと思うが、今回はチューブの話。

この前パンクして補修したのだが、念のためにマビックの純正チューブを一つ購入しておいた。

ところが、このマビックの純正チューブ、結構「肉厚」である。
重さを量ってみたら80gちょっとあった。


特別重くはないだろうが、軽くもない。
ただ、バルブがブラックで、所謂「純正」っぽさはある。
最近のマビックホイールに多いブラックには良く合うんだろう。

今まであまりチューブには気を遣ってこなかったが、評判の良い軽量チューブR'AIRを一度使ってみたいと思った。
某雑誌で「乗り味まで変わる」「タイヤを替えるより効果があるかも」などと絶賛されていたことにも多分に影響されている(笑
早速2個購入。
(※写真は23~28Cですが、実際に使っているのは18~23C 約67gのモノです)


ネットでは絶賛する声が多い反面、「ハズレがある(不良品がある)」などというネガティブな声もあるが、これは自分で試してみないとわからない。


噛み込みなどがないかを慎重に確認して装着。
とりあえず8barまで入れる。
空気漏れはない。
一晩置いて翌日の早朝、いつものようにポタリングすべくバイクを準備しようとすると、何と後輪がペッタンコではないか。

何か装着時にヘマをやらかしたか・・・?
さすがに一度も乗ってないので補修すべく取り外してみる。



・・・これは、無理!
補修不能である。
縦に20センチくらい「裂けて」いる。

ナゼこうなった?
原因は・・・わからない。

前輪は何ともないので、仕方なくもう1本買ってきて、同様に装着。
空気圧も同様にしてまた一晩様子を見る。

とりあえず今度はOKのようである。

そしておそるおそる乗り出してみた。

~続く~