皆様こんにちわ、総合診療医からの健康アドバイスです、まずは本日のつぶやきから
本格的な夏になり、各地で猛暑日となっております、熱中症対策はなされてますでしょうか、喉が渇く前に水分補給しましょう、水だけでなく塩やレモンなどもおとり下さい、そして天気雨、今でいうゲリラ豪雨にもお気をつけ下さい、雷鳴が聞こえたら建物の中に隠れましょう、では本題です
病気は定義によって変わります。また、個人と社会の意識によっても変わります。
老化が進むとさまざまな現象が起きてきますが、すべてが病気というわけではありません。
それゆえ、老化「現象」と呼ばれています。
たしかに、老化に伴い糖尿病やがんなどが増えることから、老化現象=病気と混同されることもあります。
しかしながら、老化現象はあくまでも加齢に伴って生じる自然現象であり、必ずしも病気ではないのです。
老化現象をすべて病気とみなし治療することで、副作用を起こすこともあります。
たとえば、白内障があっても、読書ができれば問題ないと考える人と社会にとっては病気ではありません。
遠視になっても眼鏡をかければ近くを見ることができれば問題ないと考える人と社会にとっては病気ではありません。
老化現象が認められても、目的を果たす機能が維持できて、その人と社会が問題ないと考えれば、その人にとっては病気としてとらえる必要はないのです。
このように、病気であるかないかは、本人と社会が許容する機能が果たせるかどうかを考えるとよいでしょう。
恩納村の海岸です
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