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映画中毒人のつぶやき

特にDVD鑑賞がメインです
現在長期放置プレイ中です・・スンマソン。

パンズ・ラビリンス

2009年12月02日 | ファンタジー



原題:El laberinto del fauno
監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ
製作総指揮:ベレン・アティエンサ、エレナ・マンリケ
製作:ギレルモ・デル・トロ、アルフォンソ・キュアロン、
   アルバロ・アウグスティン、ベルサ・ナバロ、フリーダ・トレスブランコ
撮影:ギレルモ・ナバロ
音楽:ハビエル・ナバレテ
美術:エウヘニオ・カバレロ
出演 : イバナ・バケロ 、 セルジ・ロペス 、 マリベル・ベルドゥ 、
    ダグ・ジョーンズ 、 アリアドナ・ヒル
製作国:2006年スペイン・メキシコ合作映画
上映時間:1時間59分
配給:CKエンタテインメント

ストーリー:
1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、
身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。
そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。
体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても
馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。
そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。
オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。
(goo映画より)

感想:
ファンタジーといえば子供向けだが、この映画は大人向けダークファンタジー。
通常、ファンタジーは明らかに空想の世界でビジュアル的にも
引き込まれないのが個人的見解だったがこの映画は一味違う。
ファンタジーなのにリアルなので、現実の世界と見間違う。



主人公の幼い女の子には厳しすぎるフランコ独裁政権下の混沌とした時代が
作品のダークさを助長しているのは間違いない。
フランス軍VSレジスタンス(ゲリラ軍)の攻防がベースで、
いわゆるスパイ映画のようなハラハラ感があるけれども
そのリアルな現実とファンタジーの融合が実に巧妙。
現実とファンタジーの境界が見えないから世界にどんどん引込まれる。





主人公の女の子の義父が実に冷酷かつ残忍な男で冒頭から彼女の行く末が
心配になるのだが、予想通りに現実世界で状況は好転する事はない。
人間というものが一番残酷で恐ろしいのでは?と考えさえられた。
でも、描写が本当に残酷だね~残酷戦争映画とも言えなくもないくらい。




この映画は小さい子供には見せられない、やっぱり大人の為の
ダークファンタジーなのだと話が進む毎に理解してくる。
迷宮の守護神パンなんかもデザインが恐くて子供のときに見たら
トラウマになりそうなくらいだ。妖精も可愛くないしね。
さらに恐いのはアイツ・・・見た目かなりヤバイよ~(泣)。
アメリカのホラー映画の怪物のそれとは全く異質の感覚がたまらなく恐い。
第79回アカデミー賞で撮影・美術・メイクアップの3部門に輝いただけあって
異形のクリーチャーが不気味でしょうがない。





アイツとはコイツ↓
コイツに追いかけられて・・・あぁ~恐ろしや、恐ろしや。
子供のとき見たら俺泣いてます~!
ダメだよねぇ~これは反則です。





終盤、懸命に試練を乗越えようとする彼女に釘付けになるが・・・
現実とファンタジーの世界が交錯する中、彼女を待つ運命は!!
ラストは・・・読めなかったなぁ~
あぁ~映画館で鑑賞すべき作品だった・・・
残酷だけど映像美は素晴らしい。

お勧め度★★★★★(大人の場合)
お勧め度★      (子供の場合) ← トラウマ必須!
子供は観ちゃいけません!精神的に幼い人も!!