飛鳥野瓦社寺瓦製造 淡生窯業の
飛鳥野日記
京都からのお客様
京都からあるお寺の住職さん他檀家さん6名の方が工場見学に
今回新築工事を行うのですが屋根には飛鳥野瓦(段無)をという事で
飛鳥野瓦の製造工程に興味があると思ったのでですが
皆さんは軒先に使われる巴瓦に興味があり 真っ先に巴を見せてほしい
とのこでした。
紋の作り方から磨き、乾燥までいろな質問の中
約30分くらい このプレスの前での見学!!
最後には『これぞ職人ワザやなぁ』との声が・・・
続いては飛鳥野瓦の製造工程へ。。。
ここでも実際に今回屋根に上がる瓦の製作真っ最中ということもあり
興味津々との見学です。
最後は窯積み 窯出し そして実際に焼きあがった瓦の見学です。
でもやはり一番興味があるのは 今回実際に葺かれる巴の特に紋
『月影杏葉(つきかげぎょうよう)』だったようで
浄土宗の宗紋で宗派の祖 法然上人(源空)が生まれた
漆間家の家紋がモチーフになったそうですが
実際に使われている宗門は、中央左右にある7本づつ並ぶ
「蕊(しべ)」の先端が、点や輪のものがあるなどバラつきがあったのですが
今年の改正によって蕊の先端は点と定められたなど
由来から現在に至るまでの話などを聞かせていただいたり
帰り際には『ずっと見ていても楽しいなぁ』などと声をかけて頂き
本当に喜んでもらえて良かったと感じました。
次は出来上がった瓦をお客さんの元へ届ける番です。
僕も完成が楽しみになってきました。
積みこみ
今日は 飛鳥野瓦ではなく 本葺き瓦の積みこみ
鐘楼分の瓦だそうです
鐘楼分もお寺の本堂と同じように箕甲の部分の巴にはちゃんと
角度をつけてあるので角度表をいっしょに
とりあえず棟物以外は積み込み現場に向かいます。
暖かくなったのかな?
昨日までの淡路島は激しい天気
強烈に風の強い天気に雪もチラつき海も大暴れ
最悪の天候だったような
しかし今日は比較的穏やかな一日に
そんな中久しぶりに愛車3tへの積み込み開始です。
暖かくなったせいか 汗が
と思っていたところ
『最近肉付いたからちゃうか?』の一言に
確かに このところちょっとふっくらしてきているような・・・・
今日からダイエット ダイエットです。
メンテナンス
瓦を作るのに2種類の土を配合しているのですが
ダンプでいったん2種類の土を別々にホッパーに入れ
それぞれ適度の割合で配合し2階までベルトコンベアーで
上げていくのですが
今日はなぜかそコンベアーから変な音が
あれ??なんだ??と思い見てみると
一つのコンベアのベルトがズレているでは。。。(+_+)
これは大変です
早速ベルトの修理に
ズレている部分のコマの位置を調整しながら少しずつ元の位置に
戻していくのですが あまり急に戻そうとすると
逆にズレてしまうので 少しずつ ゆーくり ゆーくりです。
何とか無事に元に戻ってくれ
土 上げ開始する事が出来ました。
\(^o^)/
今日はこの程度で済んで良かったですが
いざ 仕事始めようと思った時に機械の故障などがあったら大変です
常日頃のメンテナンス大事だなぁと感じた瞬間です。
呼び出しベル
飛鳥野瓦のプレスのところに「呼び出しベル」というのがあり
プレスに異常があった場合などは このベルを鳴らしてもらうように
してもらいます。 すると工場内全体に聞こえ近くに誰もいなくても
わかるようにしています。
今日もこのベルが鳴り 「緊急事態発生」です。
何かと思うと吸盤が吸わないとの事で見てみると
ホースがパックリと割れてエアーが漏れていたのです。
ホースを新しいのに変え再び開始です。
と大事にいたらなくてなによりでした。
コンテナ積み
飛鳥野瓦のコンテナ積みですが一つのコンテナに積める枚数は
決まっているのですが
例えば本葺平等の場合はピンがありそのピンにそって
積んでいけば自然と同じ枚数が積めるのですが
飛鳥野瓦の場合はピンを使わないため積み方が悪いと
枚数が他のコンテナよりも少なかったりという事がおこります。
もちろん少なければ同じだけのガスを使って焼成するのですから
その分原価がかかってしまう事になってしまうので
出来るだけ同じ間隔で積み
一段づつきちっとした枚数がのっているか
枚数を数えながら積むようにしています。
昔は少なく積んでよく怒られてました
受け型作り
かなり寒い~
昨日も今日も冷たい風がビュービュー
おまけに昼にはひらひらと雪がちらつく程です
工場のシャッターは常に閉まったた状態に
開けてしまえば大変なことになってしまいます。
そんな前で一体軒瓦を磨いている姿
そしてその奥で 吸盤に続き今度は受け型(詳しくは完成してから)作りです。
まずはあらかじめ瓦に合わせて図面を引いておき
図面に合わせて適度な長さに切って
接着して一日乾かしとくことに
と今日はここまで
これだけを見ただけでは何のことかわからない
まだまだ完成には程遠いですが
ぼちぼちとやっていきたいです。
瓦屋と白地屋
一つの瓦屋根が完成するのにいろんな種類の瓦を使いますが
その瓦は一件の瓦屋で作られているのではなく
いろんな瓦屋さんの瓦が集められ一つの屋根の出来上がりです。
我が家でも飛鳥野瓦をはじめ数種類の瓦を作っていますが
もちろんこれだけでは屋根はできません
足らない分は焼けた瓦(完成品)を瓦屋さんにわけてもらう場合と
白地(焼く前の瓦)を白地屋さんから仕入れる場合とがあります。
瓦屋さんと言うのは瓦業界以外の人も聞けばわかると思いますが
白地屋さんというのはあまり耳にした事がないのではないかと
白地屋さんで仕入れた白地を我が家の窯で焼き
瓦にして出荷するのです。
このように多くの瓦屋さん 白地屋さんのおかげで
たくさんの瓦屋根が存在しているのです。
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