飛鳥野瓦社寺瓦製造 淡生窯業の
飛鳥野日記
別注紋入り巴 (違い大根) (鶴丸)
大根の紋入り巴の依頼が。。。
大根の寺紋???の巴
珍しいのか ただ知らなかっただけなのかはわからないが
僕自身は初めてで、
最初は別の紋で以前の屋根に葺いてあった寺紋予定でしたが
屋根工事が決まった後にお寺から一本だけが出てきたとの事で
屋根の一部だけですがこの紋を使うことに決定です。
また向かい合う2種類の鶴の寺紋入り巴
こちらはお互いは見慣れたものですが
一つの屋根に2種類の紋を使うのも珍しいなと。。(よくあるのかな?)
お互いの鶴の首がすべて正面を向くように葺いていくそうです
どちらの寺紋も実際に屋根に葺かれた姿が楽しみに思いながらの製作です。
別注紋入り巴(宗)
乾燥台車に並ぶ宗の字紋入りの巴をプレスした後に丁寧に磨き形を整え
乾燥中!
一気に乾かしてしまうと字の淵などにキレ(きず)が出てしまう為に
修正しながら慌てずゆっくり時間をかけ乾燥していきます。
この紋は大阪のお寺の改修工事に使用
以前葺いてあった瓦の紋と同じようにとの依頼で開始
焼き上がり実際に屋根に上がった姿
それを見た施主さんに喜んでもらえる顔が見れるように。。。
また淡路瓦を使ってもらう事に感謝しながらの製作中です。
親子で大奮闘!!
先週の土曜日に隣町の活性化センターで
瓦の土を使って粘土遊びをしたいとの事で粘土を提供
いざ!活性化センターへ
幼稚園児やまだ幼稚園にも行っていない ちっちゃな子
そして そのお母さんたち数十名が集まっての作業開始
ちびっ子たちは自由に思いのまま
粘土遊びというより泥遊びって感じ
お母さんたちは試行錯誤しながら
『看板・キャラクター・子供の手形』など
それぞれのオリジナル作品を作っていました。
中には「これエエなぁ」と こっちが驚かされるものもあったりと
見ている僕も楽しかったです。
そして今日も先週来れなかった子たち数名が手形だけでも
ということでやって来ました。
瓦粘土に触れ親と子が楽しむ
親と子で手形を作る
何気ないことかもしれないけど
何十年後かに部屋の片隅に置かれた手形の子供が親となり
「この手形はなあ・・・」とその子に喋り出す
そんな風になればいいのになあと。。。
”家”と”家族”はそうありたいなと感じました。
ちょっと うれしく思えた瞬間
奈良県にあるお寺までの配達です
飛鳥野瓦(段付)を使用してもらっての山門葺き替え
現場に着き周りの風景を眺めていると
遠くに見覚えのある建物が・・・!?
よ~く考えてみると
数年前に 当社製造の本葺瓦で施工してもらった六角堂です。
軒先の巴は「あんな紋やったなぁ」とか
「現場に入る道は狭かったなあ」等々思い出しながらも
自分のところで作られている瓦が実際に
葺かれている姿を見つけて
なぜか?ちょっとうれしくなった瞬間でした。