飛鳥野瓦社寺瓦製造 淡生窯業の
飛鳥野日記
別注紋入り巴 (違い大根) (鶴丸)
大根の紋入り巴の依頼が。。。
大根の寺紋???の巴
珍しいのか ただ知らなかっただけなのかはわからないが
僕自身は初めてで、
最初は別の紋で以前の屋根に葺いてあった寺紋予定でしたが
屋根工事が決まった後にお寺から一本だけが出てきたとの事で
屋根の一部だけですがこの紋を使うことに決定です。
また向かい合う2種類の鶴の寺紋入り巴
こちらはお互いは見慣れたものですが
一つの屋根に2種類の紋を使うのも珍しいなと。。(よくあるのかな?)
お互いの鶴の首がすべて正面を向くように葺いていくそうです
どちらの寺紋も実際に屋根に葺かれた姿が楽しみに思いながらの製作です。
別注紋入り巴(宗)
乾燥台車に並ぶ宗の字紋入りの巴をプレスした後に丁寧に磨き形を整え
乾燥中!
一気に乾かしてしまうと字の淵などにキレ(きず)が出てしまう為に
修正しながら慌てずゆっくり時間をかけ乾燥していきます。
この紋は大阪のお寺の改修工事に使用
以前葺いてあった瓦の紋と同じようにとの依頼で開始
焼き上がり実際に屋根に上がった姿
それを見た施主さんに喜んでもらえる顔が見れるように。。。
また淡路瓦を使ってもらう事に感謝しながらの製作中です。
別注唐草模様の作成
一枚の剣高平唐草の古瓦です
実際に最近まで葺かれていたものですが これと同じ唐草模様の作成依頼
そして今回別注唐草模様の剣高平唐草を作成したものです。
それと同じく巴瓦も別注菊紋でとの事でしたので
この2つが組み合わさるとこんな感じになります
塀に使用される分ですが 実際に葺き上がるのが楽しみです
紋入り巴(2)
別注紋入り巴の制作です。
今回は三つ葉葵紋です
三つ葉葵紋といえば徳川家の家紋として有名です
アオイ科に属する多年生草本で その花と葉を紋様したものだそうです。
家紋いかがでしょうか?
今日は工場内の整理をしていて以前に作った【紋】が目についたので
紹介します。
写真の【紋】はお寺さんからの依頼で軒巴瓦と同じ紋を
檀家の人に配りたいとの事で作りました。
また家の家紋や友人から子供の名前を入れて欲しい等々
依頼をうけた事があります。
梱包もお客さまの元に届くまで傷が付かないように
慎重に行い
箱に詰め発送いたします。
ご注文頂ければ【紋】
模様 名前入り等制作いたします。
その他ご要望があればお気軽にどうぞ!
紋の話 でも何か??

文字紋とは 写真のとおり 文字をそのまま紋章としたものです。
文字の文様化は極めて古く 信仰や縁起等々多様でそれぞれに意味があるみたいです。
今回の紋は お寺さんの名前から一文字とって慶にしたみたいです。
でも ようく見てみると紋がなにか違うような気がしませんか?
正面からの写真でみてみると

なんと!!紋がななめに

でも、失敗作じゃなく大成功
なぜかと言うと・・・

理由は明日にします。
