巨大ボッカの正体

2013-08-31 | WOOD WORK

巨大なボッカの兄ちゃん(上の部分)を挽いてみました。

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皮肌が、何か違和感があり、

なにか引っかかる事があったのですが、挽いてみたらわかりました。

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これは単なる「杉」ではありませんでした。

 

メタセコイヤでした。。。

 

和名では「曙杉」(アケボノスギ)と呼ばれておりますが、定着せずメタセコイヤの名前で

浸透しています。

 

目色は桧にやや似た感じです。

樹齢はこの太さで役50年~60年といったところですか。

とても成長が早い木ですね。

 

このメタセコイヤとは以外と歴史がある木なんです。

 

実は、メタセコイヤは世界中で化石が多く見つかっており

絶滅した太古の樹木と思われていましたが、

1940年代に中国四川省に自生している木を発見し、

「生きた化石」として一躍脚光を浴び、

その後、種子を増やし、世界中に広まったとされております。

 

そんなものを製材しました。

何百万年も前からある樹木をカウンターなどにしてみてはどうですか?

 

そのカウンターで芋焼酎でも飲みながら、

ちょっと古代ロマンにふけってみてはいかがでしょうか・・・

 

 


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