【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

私を映画に連れてって ――シン・ゴジラ――

2016-09-05 18:20:04 | 日記
はぁああああああ!一気に二本見てしまった~(ノ゚▽゚)ノ

だ、だって割引だったんだもの仕方無いじゃないか!一本分が半額だったら二本見たっていいじゃないか!

…ハッ!!カロリーハーフの菓子をいつもの二倍食べてるダイエット中の人みたいな言い訳をしてしまった。


あー、でもどっちも面白かった!今日はレビューしますぜ!



なるたけネタバレしないように気をつけるつもりだけど多分ムリだから、嫌な人は見ないほうがいいやもしれません(`・ω・)b自己責任っつーことで。







<シン・ゴジラ>

ゴジラ映画、最後に見たのは小学生の時でした。その時は東京に東京タワーしか建ってないのを見て「昔の東京は寂しいな」とか思った記憶あります。




そして今回は現代が舞台。漂流する無人船が謎の水蒸気爆発?に飲み込まれるところから、物語は始まります。


詳しくは書きませんが、この作品の何よりの魅力はリアリティ。本当にこのような想定外な事態になった時、日本はどう動くのか。真に迫った描写は常にリアルで、その場にいるかのような臨場感がありました。

会議、会議、会議。それが現実w


これは、日本にしかできない映画だと思います。もし、アメリカ映画だったら…きっと政府の極秘プロジェクトで超人による若干名のチームが編成され、彼ら(もしくは彼女ら)がゴジラを撃退する結末になっていたでしょう。

ちなみにそういう映画も私は好きなんですけどねw



この映画は、良くも悪くも日本をそのまま体言しています。しつこいようですが、良くも悪くも、です。

民主主義の欠陥、上層の絶対的選択、人命の重み。あらゆる問題に対する『日本的考え方』が浮彫になっていて、これはあまり海外の方に見せないほうがいいかもしれませんねぇ。着替えを覗かれるような気分になると思いますよ(^ω^;)




キャストもよかったです。色々な人が出てきて、誰が主役、という映画ではないところも魅力の一つ。まぁ一応、だいたい一人の役の視点で物語が進行していきますが、決してその人が一人で全てを解決するわけではありません。そこがまたイイ。一人じゃできないことがあって当たり前。まして相手が巨大生物とあっちゃねw

あと、女性がすっぴん?だったのも好感です。むしろだんだん疲れてボロボロになっていくくらい。そういうとこがもう色々通り越して美しいね!!


でもあのアメリカ外交官は…あり…なんですかい(-ωー;)

クォーター。そこまでは問題無いです。そうでなきゃ『あの選択』に不賛成な理由が薄いから。でもああいう役柄はちょっと、作品の趣旨に沿わない感じでしたね。浮いてるって言えばいいかな。でも本人の演技が悪いとかキャスティングが悪かったわけでは無いと思います。

顔のいい役者が出ないと売れないと思ってる日本の映画界が問題。ま、誰がそう決めたか分かりませんけどねー。





CGに文句は無いです!最初にゴジラが出てきた時は「うえっ」と呟いてしまいましたがwまぁキャラデザした人はそれ狙ってたんだろうな。



あと小さいことですが、テレビのシーンでモスキート音が聞こえたんで驚きました。高周波音のことですが、二十代後半になると聞こえなくなるそうです。「キーン」って音。うちのテレビも古いんで鳴っちゃいますねw

多分聞こえなかった方が多いと思いますが、そこまでこだわるかっ!と思って感心してしまいました。




あ、あと個人的にいいと思ったのは、個人が個人を守って犠牲になる、みたいなシーンが無かったこと。これやってたらやっぱ嫌だったな。そういうこともあっただろうことは予想がつきますが、あくまで視点は日本。わざと泣かせにくるような野暮な真似をしなかった脚本家さん分かってるゥ!




とにかく、期待以上でした!見てよかった!







ちょ、長くなったから続きは明日!っつーことでカンベン≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノヒャハ―

明後日レビューする映画は、Now You See Me 2(邦題:グランドイリュージョン 見破られたトリック)で、ヨロシク!

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