私のブログのコメント欄から、ご参考になるかも知れないと思ったカキコミを拾いました。結局の所、面接に簡単でマニュアル的なノウハウはないということなのかも知れませんが、お時間があれば読んでみて下さい。
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★ 就職も恋愛も同じ (エリカ)
2010-05-18 23:32:06
わたしも就活であんまり自己分析を深堀りしても
しょーがないんじゃないかと思っているうちの一人です。
山崎さんの質問はかなりベタ(=事前対策が可能なもの)ですよね。
同じコンセプト(?)で、わたしも出会って初期段階での
異性への質問はごく簡単なものにしています。
(1)好きな食べ物は何か
(2)どこに旅行するのが好きか
(3)好きな異性のタイプは
みたいな感じ。
答えの内容そのものより、答え方(スピード、ロジック等)を見る。
(3)の質問に対して「好きになった人がタイプ」と
答える人がたまにいますが、こういう人はかなり高い確率で
コミュニケーション能力が低い(=人間関係が苦手)ですね
★ やる気! (ゆうじ)
2010-05-19 00:45:40
山崎様、いつも楽しく拝見しています。
さて、私が四度の就職活動でアピールしたのは”やる気”でした。いかにその業種、その会社に入りたいのかを面接官に話しました。能力に自信のない私には他に頼るものがなかった訳ですが、採用する側もやる気のある職員が欲しいのだろうと思います。
恋愛に譬えれば、「自分はあなたが好きなんです」という事を相手に伝える以上の口説き方はないと思うのですが・・・。
★ 会社の寿命 (佐藤健)
2010-05-19 02:12:24
もう随分前のことですが、会社の採用面接で落とされたことがありました。要らないと伝えられたときは当然のことながら不甲斐なさを感じました。
それから、三年後その会社の事業が傾き別の会社に吸収されたと人伝に聞きました。小さくそして創業からの期間もそう長くない会社でしたが、その話を聞いたときは不採用の知らせを受けた直後以上に落ち込みました。大きくなって生意気な口を利くようになっても、まるで会社を見る目が無かったことにガックリきました。
求職者は売り手で会社は品定めをする買い手だから採用面接はもともと厳しいはずだし、あまり正直に出ても損することがあるでしょうからつらい一方でしょう。
しかし求職者だって選ぶ自由があります。想像には限界がありますからコネを当たってどんどん気になる業界全体や会社の事業の状態を教えてもらったらいいと思います。業界内では秘密でも何でもない事でも、よそ者には全くの想定外なことって結構あると思います。
その上で採用面接に臨めたらいいですね。
そもそも会社の方だって10年後の見通しなんて正確なことは分からないですし、そんなに凄い権威なものではないはずです。お互いサバサバした気持ちでいられれば、それでいいと思います。
★ 論理力を鍛える (tomtomclub)
2010-05-19 09:45:08
まだ時間的な余裕のある1、2年生であれば、とにかく文章を書く機会を探して、できれば大学の先生なりに添削して鍛えてもらって欲しいと思います。公務員試験や司法試験、会計士試験の講座等から専攻科目に近いものを選んで論文を書くのもいいでしょう。日本の高校・大学では文書を書く機会が少ないので、OJTで鍛えられるケースが多いと思われるのですが、書くことで意識的に論理力をトレーニングするのが望ましいですね。
あとは、はやいうちに海外に貧乏旅行してみることを勧めます。これは就職云々だけではなくて、本当に学生時代にしかできないことなので、少し無理してでもやる価値があります(コミュニケーション力にもいい効果があると思います)。
本当に差し迫った時期には、OB訪問でロールプレイを徹底するのも必要かもしれません。他人とのコミュニケーションのときには自分では意識していない意外な癖がでてくるものです。岡目八目といいますから、素直に指摘を受け止めましょう。
こうしてみると、目新しい意見もないようですが、少しでも参考になればと思います。
★ 選ぶ相手がなにを求めているかを考えてみる… (おしるこ☆善哉)
2010-05-19 11:03:35
『面接では…相手に気分よく話させることの効果の方がずっと大きいような気がする』…
そのとおりだと思います。ただ、山崎さんらしい物言いですが、まじめな学生にその真意が正しく伝わるか心配です。
就活者は、選ぶ立場になく、選ばれる立場にあるのですから、選ぶ相手の求めに対して今の自分がどう応えられるのかという姿勢がいいのではないかと思います。
特に、自己アピールでは、自分のすごい『実績』を言わなければいけないと勘違いしている学生が多いようですが、採用担当者が本当に知りたいことは、その実績を出すために、『何に気づき、どう考え、どう行動したか』ではないでしょうか
★ この本にまとめられています! (Naockey)
2010-05-19 16:26:49
山崎さん
こんにちは、Naockeyです。
山崎さんのエントリーを読んで、過去に読んだ本を思い出しました。
内容がほぼ同じです!!
この本を学生さんに推薦されたらいいのではないでしょうか?
『 ロジカル面接術 2008年基本編』 (単行本)
津田 久資 (著), 下川 美奈 (著)
私はこの本を読んで、ものすごくしっくりきました。
過去に読んだ就活本が空虚に思えました。
下記の2つに分解でき、それぞれの構成要素を提示しています。
①私は御社に貢献できます(自己PR)
・問題解決力
・行動力
・コミュニケーション力
②私は御社と相性がいいです(志望動機)
・自分のやりたいことがあっている
・会社のカルチャーにあっている
★ ニュアンス (おさる)
2010-05-19 18:33:48
「こいつなら面倒見てあげてもいいかな~」と思える方を採用し、「この方にぜひ面倒見てもらいたい!」と思えるようなら気に入られるよう自らを売り込む、というシンプルな思想でやってきました。
人間どうしたって面倒や世話を他人にかけるわけですから、「かける(であろう)面倒の分よりも働きますから」というニュアンスが伝われば良いのでは?
★ 御社か、あなた(面接官)か (山崎元)
2010-05-21 17:25:11
Naockyさま
ご本の紹介ありがとうございます。
下記の2つに分解でき、それぞれの構成要素を提示しています。
>①私は御社に貢献できます(自己PR)
>・?問題解決力
>・行動力
>・コミュニケーション力
>②私は御社と相性がいいです(志望動機)
>・自分のやりたいことがあっている
>・会社のカルチャーにあっている
確かにロジカルです。
但し、人間は感情の動物であり、ガクモンの世界でもやっと行動経済学のようなものが出てくる時代です(世間では「悪用」されているようですが)。
「御社」を「あなた(面接官)」と置き換えるココロが必要ではないでしょうか。
特に転職の面接の場合、ターゲットは抽象的な「御社」ではダメです。「私を採ると貴方にとって得」で「私と貴方とは相性がいい」という事を伝染させないといけません。新卒就職の面接にも似た要素があろうかと思います。
★ コミュニケーション能力 (おさる)
2010-05-21 17:48:37
皆様がご指摘の「コミュニケーション能力」ですが、これが実に奥が深い。
いくつか考え付くままに「コミュニケーション能力」を構成すると思われる要素を考えてみました。
1.モノゴトを理解する能力(立場とか利害とか好き嫌いとか、山崎さんがご指摘のボキャブラリー・セットを理解することもこの範疇です)
2.ノウミソを使っていると思わせる回答力(どなたかのご指摘のように「好きになったヒトがタイプ」という回答には、無難さを追求したニュアンスがある分だけノウミソを使っていない感じが伝わってしまいます)
3.ウケを狙う芸人魂(面接で「笑い」が取れれば勝ちだと思います。ヒトとしての愛嬌とかサービス精神というです)
4.タニンに対する好奇心(「他人が何に興味・関心があるのか?」に対して興味・関心がゼロなヒトだと正直言ってキツイでしょう)
以上の4つなど(他にもあるかもしれませんが)を駆使してジブンを語りながら共感を得るという作業がインタビューなのでしょう。
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★ 就職も恋愛も同じ (エリカ)
2010-05-18 23:32:06
わたしも就活であんまり自己分析を深堀りしても
しょーがないんじゃないかと思っているうちの一人です。
山崎さんの質問はかなりベタ(=事前対策が可能なもの)ですよね。
同じコンセプト(?)で、わたしも出会って初期段階での
異性への質問はごく簡単なものにしています。
(1)好きな食べ物は何か
(2)どこに旅行するのが好きか
(3)好きな異性のタイプは
みたいな感じ。
答えの内容そのものより、答え方(スピード、ロジック等)を見る。
(3)の質問に対して「好きになった人がタイプ」と
答える人がたまにいますが、こういう人はかなり高い確率で
コミュニケーション能力が低い(=人間関係が苦手)ですね
★ やる気! (ゆうじ)
2010-05-19 00:45:40
山崎様、いつも楽しく拝見しています。
さて、私が四度の就職活動でアピールしたのは”やる気”でした。いかにその業種、その会社に入りたいのかを面接官に話しました。能力に自信のない私には他に頼るものがなかった訳ですが、採用する側もやる気のある職員が欲しいのだろうと思います。
恋愛に譬えれば、「自分はあなたが好きなんです」という事を相手に伝える以上の口説き方はないと思うのですが・・・。
★ 会社の寿命 (佐藤健)
2010-05-19 02:12:24
もう随分前のことですが、会社の採用面接で落とされたことがありました。要らないと伝えられたときは当然のことながら不甲斐なさを感じました。
それから、三年後その会社の事業が傾き別の会社に吸収されたと人伝に聞きました。小さくそして創業からの期間もそう長くない会社でしたが、その話を聞いたときは不採用の知らせを受けた直後以上に落ち込みました。大きくなって生意気な口を利くようになっても、まるで会社を見る目が無かったことにガックリきました。
求職者は売り手で会社は品定めをする買い手だから採用面接はもともと厳しいはずだし、あまり正直に出ても損することがあるでしょうからつらい一方でしょう。
しかし求職者だって選ぶ自由があります。想像には限界がありますからコネを当たってどんどん気になる業界全体や会社の事業の状態を教えてもらったらいいと思います。業界内では秘密でも何でもない事でも、よそ者には全くの想定外なことって結構あると思います。
その上で採用面接に臨めたらいいですね。
そもそも会社の方だって10年後の見通しなんて正確なことは分からないですし、そんなに凄い権威なものではないはずです。お互いサバサバした気持ちでいられれば、それでいいと思います。
★ 論理力を鍛える (tomtomclub)
2010-05-19 09:45:08
まだ時間的な余裕のある1、2年生であれば、とにかく文章を書く機会を探して、できれば大学の先生なりに添削して鍛えてもらって欲しいと思います。公務員試験や司法試験、会計士試験の講座等から専攻科目に近いものを選んで論文を書くのもいいでしょう。日本の高校・大学では文書を書く機会が少ないので、OJTで鍛えられるケースが多いと思われるのですが、書くことで意識的に論理力をトレーニングするのが望ましいですね。
あとは、はやいうちに海外に貧乏旅行してみることを勧めます。これは就職云々だけではなくて、本当に学生時代にしかできないことなので、少し無理してでもやる価値があります(コミュニケーション力にもいい効果があると思います)。
本当に差し迫った時期には、OB訪問でロールプレイを徹底するのも必要かもしれません。他人とのコミュニケーションのときには自分では意識していない意外な癖がでてくるものです。岡目八目といいますから、素直に指摘を受け止めましょう。
こうしてみると、目新しい意見もないようですが、少しでも参考になればと思います。
★ 選ぶ相手がなにを求めているかを考えてみる… (おしるこ☆善哉)
2010-05-19 11:03:35
『面接では…相手に気分よく話させることの効果の方がずっと大きいような気がする』…
そのとおりだと思います。ただ、山崎さんらしい物言いですが、まじめな学生にその真意が正しく伝わるか心配です。
就活者は、選ぶ立場になく、選ばれる立場にあるのですから、選ぶ相手の求めに対して今の自分がどう応えられるのかという姿勢がいいのではないかと思います。
特に、自己アピールでは、自分のすごい『実績』を言わなければいけないと勘違いしている学生が多いようですが、採用担当者が本当に知りたいことは、その実績を出すために、『何に気づき、どう考え、どう行動したか』ではないでしょうか
★ この本にまとめられています! (Naockey)
2010-05-19 16:26:49
山崎さん
こんにちは、Naockeyです。
山崎さんのエントリーを読んで、過去に読んだ本を思い出しました。
内容がほぼ同じです!!
この本を学生さんに推薦されたらいいのではないでしょうか?
『 ロジカル面接術 2008年基本編』 (単行本)
津田 久資 (著), 下川 美奈 (著)
私はこの本を読んで、ものすごくしっくりきました。
過去に読んだ就活本が空虚に思えました。
下記の2つに分解でき、それぞれの構成要素を提示しています。
①私は御社に貢献できます(自己PR)
・問題解決力
・行動力
・コミュニケーション力
②私は御社と相性がいいです(志望動機)
・自分のやりたいことがあっている
・会社のカルチャーにあっている
★ ニュアンス (おさる)
2010-05-19 18:33:48
「こいつなら面倒見てあげてもいいかな~」と思える方を採用し、「この方にぜひ面倒見てもらいたい!」と思えるようなら気に入られるよう自らを売り込む、というシンプルな思想でやってきました。
人間どうしたって面倒や世話を他人にかけるわけですから、「かける(であろう)面倒の分よりも働きますから」というニュアンスが伝われば良いのでは?
★ 御社か、あなた(面接官)か (山崎元)
2010-05-21 17:25:11
Naockyさま
ご本の紹介ありがとうございます。
下記の2つに分解でき、それぞれの構成要素を提示しています。
>①私は御社に貢献できます(自己PR)
>・?問題解決力
>・行動力
>・コミュニケーション力
>②私は御社と相性がいいです(志望動機)
>・自分のやりたいことがあっている
>・会社のカルチャーにあっている
確かにロジカルです。
但し、人間は感情の動物であり、ガクモンの世界でもやっと行動経済学のようなものが出てくる時代です(世間では「悪用」されているようですが)。
「御社」を「あなた(面接官)」と置き換えるココロが必要ではないでしょうか。
特に転職の面接の場合、ターゲットは抽象的な「御社」ではダメです。「私を採ると貴方にとって得」で「私と貴方とは相性がいい」という事を伝染させないといけません。新卒就職の面接にも似た要素があろうかと思います。
★ コミュニケーション能力 (おさる)
2010-05-21 17:48:37
皆様がご指摘の「コミュニケーション能力」ですが、これが実に奥が深い。
いくつか考え付くままに「コミュニケーション能力」を構成すると思われる要素を考えてみました。
1.モノゴトを理解する能力(立場とか利害とか好き嫌いとか、山崎さんがご指摘のボキャブラリー・セットを理解することもこの範疇です)
2.ノウミソを使っていると思わせる回答力(どなたかのご指摘のように「好きになったヒトがタイプ」という回答には、無難さを追求したニュアンスがある分だけノウミソを使っていない感じが伝わってしまいます)
3.ウケを狙う芸人魂(面接で「笑い」が取れれば勝ちだと思います。ヒトとしての愛嬌とかサービス精神というです)
4.タニンに対する好奇心(「他人が何に興味・関心があるのか?」に対して興味・関心がゼロなヒトだと正直言ってキツイでしょう)
以上の4つなど(他にもあるかもしれませんが)を駆使してジブンを語りながら共感を得るという作業がインタビューなのでしょう。