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柔道日誌

柔道に出会って十数年。
経験した事、技の説明、その他柔道に関する事など書いています。
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首固め(変形上四方固め)

2006年01月26日 21時09分52秒 | 寝技
今日は、私が現役時代に得意とした寝技について書きたいと思います。
先日も書きましたが、私の得意技は返し技のため、一本を取れることが滅多にありません。
ですから、自然と寝技も上達していきました。
その結果、「この寝技なら100%一本が取れる」というものが出来ました。
この寝技で押さえ込めば最大で自分の体重よりも40kg以上上の相手を押さえることが出来ます。
つまり、軽量級と呼ばれる体重が60kgの人が重量級の100を越す人間を押さえ込むことが出来るのです。
その押さえ込みとは、変形上四方固めです。
私個人は『首固め』と呼んでいます。
以下は写真毎に説明します。

写真1(協力者:練習生のHT君(上)とTRさん(下)です)
通常の上四方固めです。
この場合、余程上手く決めなければ逃げられてしまいます。


写真2(協力者:同上)
首固め(変形上四方固め) 写真での状態で説明します。
攻め手は体は受け手の肩と首の間です。
右腕は受け手の右脇の下へ手を入れて襟首へ廻します。
左腕は相手の首を抱え込むように廻します。
この際、受け手の体の下で両腕を組むような格好になり、首と肩を抱え込むような形にします。
誤って、受け手の柔道着の背中を持ってしまうと、暴れられて逃げられる可能性もありますし、第一自分の腕が痛くて押さえ込んでなどいられませんので、気をつけて下さい。
最後に、上体を一度受け手の体に少し乗せ、絞り込むように体を引いて完成です。


写真3(協力者:練習生のHT君(上)と私(下)です)
写真2を上下逆にした格好です。
分かりにくいかもしれませんが、攻め手が受け手の下で手を組んでいるのが分かると思います。


この押さえ込みのポイントは、相手の首と肩をしっかりと決めることです。
そのため、相手はブリッジで返すことも、体を捻って逃げることも出来ません。
皆さんも練習などで是非一度試してみて下さい。

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