goo blog サービス終了のお知らせ 

柔道日誌

柔道に出会って十数年。
経験した事、技の説明、その他柔道に関する事など書いています。
質問なども受け付けています♪

大外刈り崩し→ 支え釣り込み足

2008年04月16日 23時22分23秒 | テクニック

現役時代に私が使っていたテクニック…、というのは少しおこがましいのですが、
よく使っていた技の一つです。

大外刈りはどの道場でも一通り教える技の一つであるため、この技を使う選手も多くいます。
そのためによく相手が掛かったのかもしれません。

○足捌き

① 相手の左足(軸足)が前方出る。
② 自分の右足を右前方へ出し、相手の右足(刈り足)を防ぐ。
③ 大外刈りが出来ないため、相手の左足(軸足)が下がる。
④ 自分の右足を前方へ出し相手の左足を刈る。

○組み手 右相四つ組み手の場合
上記②の時、右手(釣り手)を畳んで下方へ落とし相手の体が密着するのを防ぐのと同時にバランスを崩します。
 ポイント
 ・手首から肘にかけての部分を相手の体へぶつける。
 ・下方に釣り手を落とすことで、相手の体重バランスを崩す。
上記③の時、相手の左足(軸足)が戻るので、それに合わせて腕を広げる。
 ポイント
 ・腕は戻しても自分の上半身はやや前屈みになったままにする。
上記④の時、腰の捻りとともに上半身を伸ばしながら右方向へ回転させる。
右手(釣り手)は肩の高さにし、体の捻りとともに後方へ引く。
左手(引き手)は相手の右手(釣り手)の肘より上の部分を体の捻りとあわせながら上方へ上げるようにして押す。
 ポイント
 ・上半身の捻る時は相手と密着するくらい接近をする。

相手の上半身と左足(軸足)が戻った後、如何に早く相手の足を刈れるかということがこの技のポイントとなります。
また、この技は相手が左足に重心を掛けている場合でも有効です。
皆さんも機会がありましたら試してみて下さい。