
4年生が、特別支援学校の理解授業を行いました。

ゲストティーチャーとして、東京都立羽村特別支援学校の特別支援教育コーディネーターの先生に来ていただきました。

最初に、十小の近くにある特別支援学校を教えてくれました。

「立川学園(聾学校)」

「八王子盲学校」

「村山特別支援学校」

それぞれ、学びやすい環境の中で学習しているということでした。

先生が勤務している羽村特別支援学校について、くわしく教えてくれました。

羽村動物公園の近くだそうです。「すぐ遊びに行けて、良いなぁ。」という声がありました。

施設の紹介をしてくれました。9年前に新しくなったということで、どの施設も、とてもきれいでした。きれいな施設に、みんな、ちょっとうらやましそうでした。

小学生から高校生までが通っているということでした。高校生もいるということを初めて知った人が、多くいました。

小・中学生はスクールバス、高校生は電車やバスで通っている、と聞き、「ぼくも、バスで通いたいな。」と反応している子がいました。

みんなと同じ、4年生について教えてくれました。

クラスの人数について教えてくれました。「1クラスの人数が、少ないな。」「先生が、たくさんいる。」などの声が聞こえました。

時間割は、十小のみんなと同じような国語・算数・体育・音楽などがありました。


勉強の様子を教えてくれました。



友達と一緒の勉強とともに、一人一人自分に合った勉強に取り組むこともあるということでした。

それぞれに、いろいろな苦手をもっているということでした。「上手く言葉で言えないなぁ。」「覚えるのが苦手だなぁ。」「音が気になって集中できないよ。」「初めてのことは、とっても緊張するよ。」などがありました。みんなからは、「自分もそういうところがある。」「同じだ。」などの声が聞こえてきました。

そういう苦手なことができるようになるために、勉強したり練習したりしていることが分かりました。

「みなさんにも、苦手なことや難しいことがありますか?」との問いかけに、多くの子供たちが頷いていました。

一人一人頑張っていることは違うことも分かりました。


跳び箱で、B君はA君に「何て言ってもらいたいか?」「どうしてほしいか?」を考えました。


水泳の場面でも考えました。A君はB君に、どうしたら良いのかを考えました。



「クラスの人数や勉強のやり方など、十小と違うとこともある。」「苦手なことや難しいこともあるが、得意なこともある。」「一人一人自分の目標に向かって頑張っている。」という話がありました。


特別支援学校の子との交流についての話もありました。

「交流を通して、友達になろう」としめくくられました。
※来週、特別支援学校の児童との交流が予定されています。

最後に、質問の時間がありました。


子供たちからは、様々な視点からの質問が出ていました。
今日の理解授業を通して、特別支援学校について学ぶことができました。これからも、交流を通して、大切な友達として関わっていってほしいです。