ある意味では無謀とも言えるヤマトの航海。
この航海の出発式に際し、沖田艦長は、
乗組員の青年たちに選択の機会を与えます。
「抜けたい者は行進の時に抜けてくれ」と。
しかし、沖田に入った報告は次の通りでした。
「艦長、全員乗船しました!欠員なし!」
全員が誓いの乗船を果たした報告を受け、
沖田艦長は「ん」と、大きく頷きます。
乗組員たちは、全員が、「何としてもこの地球を救うのだ」という
「誓いの心」にあふれていたのでしょう。
ヤマトの奇跡を可能にしたものは、
この「誓いの力」だったのではないでしょうか。
ある方の言葉にこうあります。
「人は誓いを立て、それに挑戦することによって、自らを高め、成長していくことができる。
誓うことができるのは人間だけであり、誓いに生きてこそ、真の人間といえよう」
真の人間たちの「誓いの航海」がまもなく始まります。