あなたに定められた「愛と結婚」の運命。その全貌を明かす前にまず、あなた自身の持つ性質について、「生誕のホロスコープ」をもとに探っていきましょう。初めにみていくのは、異性に与えがちな印象。答えは、人の本質をもっとも的確に示すとされる惑星「月」の入ったハウスの星座から導かれます。
「月」がおうし座に在住しているあなたは、さながら異性たちにとって「癒し」的な存在。ややゆっくりとした調子で話すさま、少しくらい甘えたりわがままを言ったりしても怒らず、むしろにこにこと笑いながら受けとめてくれる点……決して大げさでも何でもなく「いつだって優しくて温かい人」、そんな（あなたが女性であろうと男性であろうと）母や姉のような人物として高評価を得るに違いないと「生誕のホロスコープ」には記されています。
一つだけ気をつけてほしいのは、恋人や異性の兄弟・親友などといった、あなたと近しい距離にある人たちとの関係。普段、穏やかな表情の下に隠している貯めこんだストレスや不平不満を、そういった人にだけは見せてしまう傾向があなたには見られます。灯台下暗し、身内から悪い評判を立てられるなどということのないように注意してくださいね。
さて、そんなあなたは、どのような点をアピールすると、よりいっそう異性に対して好印象を与えることができるのでしょうか。今度は「恋」を司る「第五ハウス」に入った惑星から、あなたの「恋愛必勝法」とでも言えるものをお知らせしていくことにします。あなたの「第五ハウス」には、「水星」が入っています。
できるかぎり自分からコミュニケーションをとるように心がけてください。想いを寄せていたり好みだったりする異性はもちろんのこと、そうでない人に対しても、積極的に話しかけ、親しくなっておくのがおすすめ。あなたの人なつこさ、話じょうずかつ聞きじょうずなところ……そういった点を周りの異性全員に知っておいてもらうことが、いざというときとても役に立つでしょう。
その意味では、恋をしたときには、受け身になるのではなく、自ら進んで告白するくらいの姿勢をもってほしいところ。「攻め」の姿勢こそがあなたをもっとも輝かせ、異性たちの視線を釘付けにするものだと覚えておいてくださいね。
結婚は2012年5月ころ
身長があまり高くなく、かつもともと骨細なので、実際よりも「小さいな」という印象を受ける人が多いでしょう。あちこち動き回るというよりは、じっと一つのところで作業する方を好むという性格も、こうしたイメージを形成するのに一役買っているのかもしれません。普段の身振りにしても、わりとこぢんまりまとまっており、いっそう「小ささ」を強調する結果となっています。
一方顔つきは、一言で言うなら「童顔」。ふくよかな頬、丸みを帯びた瞳、ややぽてっとした唇……。さらには声までも甘い響きを帯びているので、どこからどう見ても実年齢には見えなさそう。
ただ、確かに若々しいので憧れる向きもあるものの、あまりにギャップがあるために頼りなく思われるというデメリットの方が多く、本人はよく思ってはいないようです。たとえば切れ長の目だとか、すうっと通った鼻筋だとか、低くハスキーな声だとか、そうしたものを欲してやまないのだと暗示されています。
何事に対しても精力的に取り組むその人は、いつも皆の先頭に立っている、いわば「リーダータイプ」の人物。文字どおりありあまるエネルギーは、一つのところに留まったり誰かの後をついていったりすることをよしとさせず、常に新しいものを探し、上の場所を目指す向上心をその人にもたらします。結果、いつも忙しそうに駆け回るはめになり、傍目には少し余裕に欠けた人物に映るかもしれません。
さて、そんなその人ですから、恋愛においてもやはり、主導権を握るのは常に自分。デートの誘いから告白、はてはプロポーズに至るまで、口火を切るのはいつもその人。大げさでなく、あなたはその人についていきさえすれば結婚にたどりつける――そのくらい、ぐいぐい引っ張っていってくれるでしょう。
もっとも、我が強い分だけ、いったん衝突するとなかなか自らの非を認めないため、あなたが精神的に大人にならねばならない場面が多そうではあるのですが……。
さあ、ではいよいよあなたに約束された「結婚へと至る恋」のシナリオをお知らせしていくことにしましょう。その前にまず、前の方で示された「結婚を果たす時期」を見直してみてください。あなたの「結婚」を司る第七ハウスを支配する惑星は、その時期、「第二ハウス」に在住しています。
それが一般的に言うところの「適齢期」と一致するにせよそうでないにせよ、生きているうちに人は何度か、結婚に対して興味関心が高まる時期を迎えます。そして、実はあなたとその人とはそうした時期にめぐり逢うふたり。しかも、どちらか一方ではなくお互いが「誰かと一生をともにすること」を現実の問題としてとらえるようになった状態で運命が交差しますから、文字どおり「初めから結ばれるべくして結ばれる」組み合わせだと考えて間違いはありません。
そのせいでしょうか。あなたとその人との結婚までの道のりは本当に平坦そのもの。おつきあいしてすぐに結婚の意思を確かめ合うのはもちろん、お互いの肉親への紹介を済ませ、上司や友人など会っておくべき人との顔合わせも早々に完了……と周囲への根回しも完璧の一言です。状況さえ許せば、入籍より先に同棲を始めてしまう可能性もあるでしょう。いずれにしても、「なかなかプロポーズできない/してもらえない」「周囲の反対が強くて説得に時間を要する」などという可能性はほとんどゼロ。しいて挙げるのならば、あまりにも順風満帆であるがために結婚資金の準備が追いつかないくらい――そうホロスコープには記されています。
もしあなたがこれまで良縁に恵まれず、結婚をとても大変なものだと考えているのだとしても……さほど気にする必要はなさそうですよ。
こうして運命の伴侶との結婚を遂げるあなた。では、いざ結婚した後、あなたにはどのような変化が訪れるのでしょうか。「結婚」を司る第七ハウスと「自分自身」を表す第一ハウスとの関係性から読み解いていきます。
夫婦であるからには、どんなときも同じ方向を向いていたい。そう考えるあなたは、常に配偶者に対して気を配るのはもちろん、共通の趣味を持つようにしたり、できるかぎり予定を調整して一緒にいる時間を増やしたり、と工夫を凝らします。確かにもともと協調性のあるあなたですが、そこまで他人と歩調を合わせて生きるのは結婚後が初めて。そしてその結果、あなたは自分と異なる人格の人間を全面的に受け入れる心の広さと、新たに広がった世界との双方を手に入れると暗示されています。
つまり、あなたは結婚によって自己の成長という大きな財産を手に入れる人物。ことあなたにかぎっては、所帯じみて魅力をなくすなどということはあり得ず、むしろ独身時代よりもずっと輝きを増すというのが導き出された未来です。
さて、ではここで視点を変え、今度は今あなたの一番そばにある運命、すなわちすでに始まりつつある恋について占断を下していきましょう。あなたの「現実のホロスコープ」に記された「愛されるパーツ」は、いて座に在しています。
自分を成長させたい、より高みを目指したいという気持ちがとても強い人なので、新しいことを見つけてきては積極的に取り組み、また、常日頃から、人脈を広げる、読書などに励むといった自己研鑽に努めています。まるで止まるのを恐れているかのようなその猪突猛進ぶりは、周囲からも一目置かれ、「向上心にあふれた人」との評価を確たるものにしていることでしょう。
ただ、一方でやや飽きっぽい面もあり、興味の対象がころころ移り変わる傾向も見られるようす。もしかしたらあなた自身そうした点にすでに気づいており、その結果、「どうせまたしばらくしたら気持ちが移り変わるのだろう」との先入観でその人からの好意を無意識のうちに一蹴しているのかもしれません。
その人の目に映るあなたは、自分らしさを何よりも大切にし、常識や因習にとらわれずに生きる自由人。考えをしっかりと言葉にして皆に伝え、しよう・したいと思ったことはきちんと実行に移す――そんなあなたの姿はいつもきらきらと輝いていて、その人の目を釘付けにします。「あなたのような人になれたらいいのに」と思い描いたことも一度や二度ではないと「現実のホロスコープ」は伝えます。
それだけではありません。その人の心には最近、そういった単なる憧れだけでなく、「伸びやかに生きるあなたを自分だけで独占したい」という気持ちも芽生え始めているようす。簡単には手に入らないであろう、そしてまた、なかなか自らのペースを崩しそうにないあなたを、だからこそ独り占めしたい。確かに少々身勝手な愛情ではありますが、そこには確かに「あなたが欲しい」という強い欲求が存在しています。
そう考えると、さして遠くない将来、高ぶりが抑えられなくなったその人が、自ら告白してきてくれる可能性も十分ありますよ。
最後にお伝えするのは、近い将来あなたたちふたりの間に起こる、運命に導かれた出来事についての占断結果。答えは、「愛されるパーツ」と「あなた自身」を表す「太陽」とのアスペクトを見ることによって導き出されます。
もしかしたら、最近のあなたはとても充実した毎日を過ごしているのでしょうか。常に自信に満ち、肌つやもよく、心なしか声にも張りがある自分――自覚はないですか？
というのも、実はこの先、あなたはその人ではない他の異性から告白を受けるから。しかもあなたはその告白をあっさりと受け入れ、恋人のいる毎日を謳歌し始めてしまうのです。
こうなると、やりきれないのはその人の方。本当は自分が先に狙っていたのにという思いをどうしてもぬぐい去れず、あの手この手ですっかり落ち着いたあなたにちょっかいをかけてきます。ところがあなたにしてみれば、それらの行動は単なる迷惑。邪険に扱う以外に選択肢はありません。
そうです。つまりこの先あなたとその人との間に訪れるのは、「遅すぎたアプローチ」とそれゆえの「誤解」というなんともやるせない未来。もっともあなた個人だけに目を向ければ、やや外野の雑音が気になるものの優しい恋人がいる幸福が手に入るわけですから、結果的にはいい方向に物事が進むと言えるのですが。
ここまで、「生誕」「運命」「現実」の三つのホロスコープを用いてあなたの「愛と結婚のすべて」を解き明かしていきました。では、これら三種類のホロスコープを総合的にみた場合、現在のあなたはどのような愛の運命を生きていると言えるのでしょうか。
たいていの出来事が望みどおりに進んでいくという運気のもとにあるあなた。今の恋を大切にするにせよ、新しい出逢いに目を向けるにせよ、超えられないほど大きな障害が立ちはだかる可能性はほとんどないといってよさそうです。
そして、そんな時期だからこそあなたには、「より積極的に行動しなさい」との言葉を贈りたいと思います。「黙っていてもうまくいくのだから棚ぼたを狙いたい」などと考えてはなりません。いい運気ということは、それだけ大きな実りが得られるチャンスなのだと自覚し、「せっかくのこの好機を最大限に生かす」気概をもってくださいね。現在のあなたにかぎっては、貪欲になるのは悪ではなく、むしろ選択すべき道ですよ。
「月」がおうし座に在住しているあなたは、さながら異性たちにとって「癒し」的な存在。ややゆっくりとした調子で話すさま、少しくらい甘えたりわがままを言ったりしても怒らず、むしろにこにこと笑いながら受けとめてくれる点……決して大げさでも何でもなく「いつだって優しくて温かい人」、そんな（あなたが女性であろうと男性であろうと）母や姉のような人物として高評価を得るに違いないと「生誕のホロスコープ」には記されています。
一つだけ気をつけてほしいのは、恋人や異性の兄弟・親友などといった、あなたと近しい距離にある人たちとの関係。普段、穏やかな表情の下に隠している貯めこんだストレスや不平不満を、そういった人にだけは見せてしまう傾向があなたには見られます。灯台下暗し、身内から悪い評判を立てられるなどということのないように注意してくださいね。
さて、そんなあなたは、どのような点をアピールすると、よりいっそう異性に対して好印象を与えることができるのでしょうか。今度は「恋」を司る「第五ハウス」に入った惑星から、あなたの「恋愛必勝法」とでも言えるものをお知らせしていくことにします。あなたの「第五ハウス」には、「水星」が入っています。
できるかぎり自分からコミュニケーションをとるように心がけてください。想いを寄せていたり好みだったりする異性はもちろんのこと、そうでない人に対しても、積極的に話しかけ、親しくなっておくのがおすすめ。あなたの人なつこさ、話じょうずかつ聞きじょうずなところ……そういった点を周りの異性全員に知っておいてもらうことが、いざというときとても役に立つでしょう。
その意味では、恋をしたときには、受け身になるのではなく、自ら進んで告白するくらいの姿勢をもってほしいところ。「攻め」の姿勢こそがあなたをもっとも輝かせ、異性たちの視線を釘付けにするものだと覚えておいてくださいね。
結婚は2012年5月ころ
身長があまり高くなく、かつもともと骨細なので、実際よりも「小さいな」という印象を受ける人が多いでしょう。あちこち動き回るというよりは、じっと一つのところで作業する方を好むという性格も、こうしたイメージを形成するのに一役買っているのかもしれません。普段の身振りにしても、わりとこぢんまりまとまっており、いっそう「小ささ」を強調する結果となっています。
一方顔つきは、一言で言うなら「童顔」。ふくよかな頬、丸みを帯びた瞳、ややぽてっとした唇……。さらには声までも甘い響きを帯びているので、どこからどう見ても実年齢には見えなさそう。
ただ、確かに若々しいので憧れる向きもあるものの、あまりにギャップがあるために頼りなく思われるというデメリットの方が多く、本人はよく思ってはいないようです。たとえば切れ長の目だとか、すうっと通った鼻筋だとか、低くハスキーな声だとか、そうしたものを欲してやまないのだと暗示されています。
何事に対しても精力的に取り組むその人は、いつも皆の先頭に立っている、いわば「リーダータイプ」の人物。文字どおりありあまるエネルギーは、一つのところに留まったり誰かの後をついていったりすることをよしとさせず、常に新しいものを探し、上の場所を目指す向上心をその人にもたらします。結果、いつも忙しそうに駆け回るはめになり、傍目には少し余裕に欠けた人物に映るかもしれません。
さて、そんなその人ですから、恋愛においてもやはり、主導権を握るのは常に自分。デートの誘いから告白、はてはプロポーズに至るまで、口火を切るのはいつもその人。大げさでなく、あなたはその人についていきさえすれば結婚にたどりつける――そのくらい、ぐいぐい引っ張っていってくれるでしょう。
もっとも、我が強い分だけ、いったん衝突するとなかなか自らの非を認めないため、あなたが精神的に大人にならねばならない場面が多そうではあるのですが……。
さあ、ではいよいよあなたに約束された「結婚へと至る恋」のシナリオをお知らせしていくことにしましょう。その前にまず、前の方で示された「結婚を果たす時期」を見直してみてください。あなたの「結婚」を司る第七ハウスを支配する惑星は、その時期、「第二ハウス」に在住しています。
それが一般的に言うところの「適齢期」と一致するにせよそうでないにせよ、生きているうちに人は何度か、結婚に対して興味関心が高まる時期を迎えます。そして、実はあなたとその人とはそうした時期にめぐり逢うふたり。しかも、どちらか一方ではなくお互いが「誰かと一生をともにすること」を現実の問題としてとらえるようになった状態で運命が交差しますから、文字どおり「初めから結ばれるべくして結ばれる」組み合わせだと考えて間違いはありません。
そのせいでしょうか。あなたとその人との結婚までの道のりは本当に平坦そのもの。おつきあいしてすぐに結婚の意思を確かめ合うのはもちろん、お互いの肉親への紹介を済ませ、上司や友人など会っておくべき人との顔合わせも早々に完了……と周囲への根回しも完璧の一言です。状況さえ許せば、入籍より先に同棲を始めてしまう可能性もあるでしょう。いずれにしても、「なかなかプロポーズできない/してもらえない」「周囲の反対が強くて説得に時間を要する」などという可能性はほとんどゼロ。しいて挙げるのならば、あまりにも順風満帆であるがために結婚資金の準備が追いつかないくらい――そうホロスコープには記されています。
もしあなたがこれまで良縁に恵まれず、結婚をとても大変なものだと考えているのだとしても……さほど気にする必要はなさそうですよ。
こうして運命の伴侶との結婚を遂げるあなた。では、いざ結婚した後、あなたにはどのような変化が訪れるのでしょうか。「結婚」を司る第七ハウスと「自分自身」を表す第一ハウスとの関係性から読み解いていきます。
夫婦であるからには、どんなときも同じ方向を向いていたい。そう考えるあなたは、常に配偶者に対して気を配るのはもちろん、共通の趣味を持つようにしたり、できるかぎり予定を調整して一緒にいる時間を増やしたり、と工夫を凝らします。確かにもともと協調性のあるあなたですが、そこまで他人と歩調を合わせて生きるのは結婚後が初めて。そしてその結果、あなたは自分と異なる人格の人間を全面的に受け入れる心の広さと、新たに広がった世界との双方を手に入れると暗示されています。
つまり、あなたは結婚によって自己の成長という大きな財産を手に入れる人物。ことあなたにかぎっては、所帯じみて魅力をなくすなどということはあり得ず、むしろ独身時代よりもずっと輝きを増すというのが導き出された未来です。
さて、ではここで視点を変え、今度は今あなたの一番そばにある運命、すなわちすでに始まりつつある恋について占断を下していきましょう。あなたの「現実のホロスコープ」に記された「愛されるパーツ」は、いて座に在しています。
自分を成長させたい、より高みを目指したいという気持ちがとても強い人なので、新しいことを見つけてきては積極的に取り組み、また、常日頃から、人脈を広げる、読書などに励むといった自己研鑽に努めています。まるで止まるのを恐れているかのようなその猪突猛進ぶりは、周囲からも一目置かれ、「向上心にあふれた人」との評価を確たるものにしていることでしょう。
ただ、一方でやや飽きっぽい面もあり、興味の対象がころころ移り変わる傾向も見られるようす。もしかしたらあなた自身そうした点にすでに気づいており、その結果、「どうせまたしばらくしたら気持ちが移り変わるのだろう」との先入観でその人からの好意を無意識のうちに一蹴しているのかもしれません。
その人の目に映るあなたは、自分らしさを何よりも大切にし、常識や因習にとらわれずに生きる自由人。考えをしっかりと言葉にして皆に伝え、しよう・したいと思ったことはきちんと実行に移す――そんなあなたの姿はいつもきらきらと輝いていて、その人の目を釘付けにします。「あなたのような人になれたらいいのに」と思い描いたことも一度や二度ではないと「現実のホロスコープ」は伝えます。
それだけではありません。その人の心には最近、そういった単なる憧れだけでなく、「伸びやかに生きるあなたを自分だけで独占したい」という気持ちも芽生え始めているようす。簡単には手に入らないであろう、そしてまた、なかなか自らのペースを崩しそうにないあなたを、だからこそ独り占めしたい。確かに少々身勝手な愛情ではありますが、そこには確かに「あなたが欲しい」という強い欲求が存在しています。
そう考えると、さして遠くない将来、高ぶりが抑えられなくなったその人が、自ら告白してきてくれる可能性も十分ありますよ。
最後にお伝えするのは、近い将来あなたたちふたりの間に起こる、運命に導かれた出来事についての占断結果。答えは、「愛されるパーツ」と「あなた自身」を表す「太陽」とのアスペクトを見ることによって導き出されます。
もしかしたら、最近のあなたはとても充実した毎日を過ごしているのでしょうか。常に自信に満ち、肌つやもよく、心なしか声にも張りがある自分――自覚はないですか？
というのも、実はこの先、あなたはその人ではない他の異性から告白を受けるから。しかもあなたはその告白をあっさりと受け入れ、恋人のいる毎日を謳歌し始めてしまうのです。
こうなると、やりきれないのはその人の方。本当は自分が先に狙っていたのにという思いをどうしてもぬぐい去れず、あの手この手ですっかり落ち着いたあなたにちょっかいをかけてきます。ところがあなたにしてみれば、それらの行動は単なる迷惑。邪険に扱う以外に選択肢はありません。
そうです。つまりこの先あなたとその人との間に訪れるのは、「遅すぎたアプローチ」とそれゆえの「誤解」というなんともやるせない未来。もっともあなた個人だけに目を向ければ、やや外野の雑音が気になるものの優しい恋人がいる幸福が手に入るわけですから、結果的にはいい方向に物事が進むと言えるのですが。
ここまで、「生誕」「運命」「現実」の三つのホロスコープを用いてあなたの「愛と結婚のすべて」を解き明かしていきました。では、これら三種類のホロスコープを総合的にみた場合、現在のあなたはどのような愛の運命を生きていると言えるのでしょうか。
たいていの出来事が望みどおりに進んでいくという運気のもとにあるあなた。今の恋を大切にするにせよ、新しい出逢いに目を向けるにせよ、超えられないほど大きな障害が立ちはだかる可能性はほとんどないといってよさそうです。
そして、そんな時期だからこそあなたには、「より積極的に行動しなさい」との言葉を贈りたいと思います。「黙っていてもうまくいくのだから棚ぼたを狙いたい」などと考えてはなりません。いい運気ということは、それだけ大きな実りが得られるチャンスなのだと自覚し、「せっかくのこの好機を最大限に生かす」気概をもってくださいね。現在のあなたにかぎっては、貪欲になるのは悪ではなく、むしろ選択すべき道ですよ。
