今日ネットのニュースを見ていたらびっくり
書道家の森大衛さんが武田双雲さんをブログで批評という記事がありました
とりあえずブログを読んでみました。
11月3日にその釈明記事が載っていたのですが、書写的なものと芸術的なものということで、武田さんのは書写のお手本みたいな意味で書いていてそれと芸術的なものは違うし、何回か共演していて武田さんがあんな字を書くとはみたいなことを言っていました。
ただ書道はとてもややこしくてそれぞれの流派の人がそれぞれ自分の流派を最高と思っています。
流派が違えば鑑賞という点でも難しくなるのは事実です
今回は子供のお手本ということで森さんも添削を加えられていましたが芸術的なものとしてはよいと思いますが、書写的なものとしては不向きだと思いました。(芸術的な意味でのお手本と本人もおっしゃっていますし)
芸術的とか書写的とかとてもややこしいと思いますが、音楽でいえば書写的なものは音符を覚えたり、楽譜が読めるようになることだと思います
とりあえず、基本になることです。
鑑賞するにしても、比較するもの基本になるものがなくては良いものも悪いものもわからないと思います。
だからそのスタンダードなものを知るのが書写で、そこから発展して芸術的なものにいくようになります。
ただし、現在でも書写と書道のつながりが不鮮明でそこをどうしていくかというのが現代の書写・書道教育の問題となっているわけですが・・・
ただ、書写的な意味でも武田さんのとされる「ひ」の文字はちょっと・・・と思いました。
かなり崩れています
でも書写のお手本を書くのはとても難しいです。
たくさん勉強をしてたくさん鍛錬を重ねられた先生方が教科書の文字を書いているわけですが、結構「?」と思います。
そして実際自分が書くとどれだけ難しいか分かります
とりあえず、無難なことを書いてみました(笑)