院試

大学院にいきたい姫君　

何をしにかというと勉強しにです　

姫君は現在中学校教員養成課程にいます　

教員養成ということで教員に必要な知識を学ぶような授業が用意されています　

書道を専攻している姫君は主免は国語です　

なので三回生までは国語の授業が書道より多かったです　

でも国語科に比べれば全然国語の勉強をしていません　



だからといって書道の勉強も全然です　

本当は教養の科目もとれたのですが、知らなかったので今取れるものだけとっています　

水墨画、現代書・・・

大きな分類にしてこれだけとっていません　

本当は仮名や楷書法など細かなところもあるのですがやっぱりこのようなものをとれていないのはつらいです　



院生は論文か作品制作かを選ばなくてはいけません　

今は作品制作のほうに固まってきました　

でも先のことを考えたら論文も書いていたほうがよいといわれました　

しかし・・・作品制作にしても論文にしても

研究テーマがはっきりと思いつかないということなのです　

好きな書家はいるしその人についてやりたい・・・

でも具体的にその人について何がしたいのかといわれるとなんとも答えられないのです　

卒業制作とも上手く結びつかないし　

願書には研究テーマなどやりたいことをかかなくてはなりません・・・

公務員や編集者やなりたいと思ったものはいっぱいあったけど


本当は書家になりたいのかということに最近気付きました　


でも今の生ぬるい意志では絶対になることなどできないです・・・

自分のことが一番わからないです　

どうしてスーザンはあんなにまっすぐ絵に進めるのでしょう・・・

高校の時に先生に「好きだけじゃだめな世界」って言われたのに・・・

あの時に覚悟を決めたはずなのに・・・


姫君の戯言です・・・