浮世風呂

日本の垢を落としたい。浮き世の憂さを晴らしたい。そんな大袈裟なものじゃないけれど・・・

武力で国民を押さえつけようとする中国共産党、1億人の新しい敵を作る

2014-05-01 01:23:27 | 資料

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成26(2014)年4月23日(水曜日)
       通巻第4214号   
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 今度はキリスト教徒が中国政府に抗議、連日、教会で集会
  温州永嘉県三江協会にキリスト教が連夜、千名から三千名結集
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 こんどはキリスト教徒の乱?
 教会閉鎖命令に抗議して、キリスト教徒らが数千名教会に結集し、手に十字架や蝋燭を持ちながら「宗教弾圧反対」「政府抗議」の集会を開催している。連日、連夜、浙江省南部の温州永嘉県三江教会には信者が押しかけている。

 警察は教会に通じる道路を封鎖したが、浙江省を超えて福建省、広東省、あるいは上海、江蘇省からも信者たちがチームを組んで応援に駆けつけているという。
外国人記者、とくに欧米メディアが多数取材にやってくるのは、キリスト教への弾圧事件と捉えているからだ。
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王兆国(前政治局員、全人代副委員長)の子、王新亮が海外逃亡
  周永康の汚職事件に絡み200億元が消えた
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 在米華字紙の有力メディア「博訊新聞」(4月23日)が報じた。
 王兆国(前政治局員、全人代副委員長)の子、王新亮は周永康汚職事件に絡み、200億元が消えたスキャンダルに関連して捜査当局から逃れるため、昨年すでにマレーシアへ逃亡したことが判明した。

 王兆国は共産主義青年団の組織部長などを歴任した「団派」の幹部。胡錦涛、李克強の直系とされた有力政治家で、対日問題でも責任ポストを担当したことがあった。
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http://melma.com/backnumber_45206_6017233/

◆中国政府、キリスト教会への迫害を開始? 温州市の三江教会が取り壊される

2014年4月29日 CHRISTIAN TODAY

中国浙江省温州市で29日、完成目前だった教会堂が、違法建築を理由に強制的に取り壊された。

周辺道路を封鎖して重機を投入した。(写真:freeweibo)

破壊されたのは同市の三江教会。地方当局が10日に撤去命令を出したことで、およそ3000人の信徒たちが教会の前に集まり、盾となって抵抗を続けていた(関連記事:「十字架が目立ち過ぎ」 強制撤去命令に中国のキリスト教会が抗議行動)。

当局は多くの警察官を動員して取り締まりに乗り出し、教会の代表者を逮捕したという。周辺道路を封鎖して、28日から複数の重機が取り壊し作業を開始。29日までに建物はほとんど解体された。

三江教会堂は信徒の献金で建設が進められ、2000人を収容する中国でも指折りの大きな教会となるはずだった。完成間近で内装工事に入っていた3月に、地元当局が突然、建築認可を超えた建物であるという理由で取り壊しを通知した。

これに反発した信徒たちは、教会を守ろうと集まり、その数はおよそ3000人に膨れ上がった。教会堂に泊まり込み、教会の周囲で礼拝を行ったり賛美歌を歌ったりして抗議していた。

29日夜のNHKニュースでも報じられ、「牢屋に入れられても絶対に最後まで守る」と話す男性信徒の姿と言葉が放送された。

 29日夜までに強制的に取り壊された三江教会(写真:freeweibo)

教会の一部を取り壊したり十字架を取り外したりする動きは、浙江省の台州や舟山でも起きている。これに対して浙江省側は、「違法建築の撤去は去年から進めている措置で、対象は国有企業も含まれており、特定の宗教を対象にしたものではない」としている。

しかし、中国政府は「当局の管理を超えてキリスト教が広がることは、共産党の政権基盤を揺るがしかねない」として対応を強めている。2030年には中国が世界最大のクリスチャン国になるという予測も出ていて、当局としてはキリスト教徒の急増を抑えたい意向があると見られる(関連記事:2030年には中国が世界最大のクリスチャン国に)。

これまでにはなかった、有無を言わさぬ一方的な教会堂の取り壊しという姿勢を示したことから、キリスト教と教会への圧力は一層強まるのではと懸念が広がっている。

http://www.christiantoday.co.jp/articles/13215/20140429/chinese-christians.htm

中国では、貧富の格差などさまざまな社会問題を背景に、都市部と農村部の双方で、キリスト教徒が急増し、その数は1億人に上るともみられている。

チベット仏教を弾圧し、法輪功を壊滅させ、キリスト教徒を弾圧する。
1951年当時のチベットの人口は約115万人。
1949年当時の東トルキスタンのウイグル人など少数民族の総人口は1200万、ウイグル人固有の資料によれば、ウイグル人の人口は2000万人前後とされている。
現在のモンゴル人は約242万人。
1999年の法輪功学習者はかるく7000万人を越えていた。4月25日、法輪功学習者1万人が天安門広場に集結し、中央政府に対し不当な弾圧をやめるよう平和的な抗議行動を起こしたのであった。時の首相朱容基は法輪功学習者の訴えに理解を示し、今後の法輪功の活動も認める方針であったという。だが共産党員を上回る7千万人に広まっていた法輪功にかねてから脅威と嫉妬を感じていた江沢民は1万人の抗議行動に激怒、法輪功を徹底的に弾圧する命令を下した。

これら迫害される少数民族と法輪功など約1億人。
それに今後はキリスト教徒1億人も反共産党に加わる。

中国の国勢調査による農村人口実数は現在、7億2千万人といわれる。農村戸籍の都市生活者は教育・医療・社会保障等の面で都市戸籍の住民と同等の権利を享受することができない。所得格差も大きく貧困を極めている。それに加えて、地方政府による土地の略奪を受けている。
共産党中央が頻発する暴動を押さえる為に、都市戸籍と農村戸籍の一体化をするとしたが、財政逼迫の地方政府が負担増を嫌い遅々として進んでいない。

1979年から始まった人口規制政策、いわゆる一人っ子政策により、第二子から違反となり、子供は戸籍上では夫婦一組に対し一人しか持たないとしても、密かに産んだ子供が戸籍外で生まれ、成長していった。こうして生まれた子供達は「黒核子」(ヘイハイズ)と呼ばれ、国民として認められないため、学校教育や医療などの行政サービスを受けることができないといった状況にある。人数や存在すら国家機密とされ公表されないが、35年間にその数が7000万人以上と推定されている。女性は情婦か売春婦しか道が無く、男性は奴隷か黒社会に身を置くしか生きるすべがない。なぜその人数が割り出せるのかというと、この罰金(「社会扶養費」という)が行政部門の財源として軽視できないものになっているからだ。また、ここから生まれた既得権益による地方行政部門の腐敗も指摘されている。利権の多い罰金徴収を担当する各行政レベルに存在する計画出産委員会は、多くの若者の就職希望先になっているともされる。

現在の支那大陸では、ざっと見積もっても13億人の人口の中で10億人が共産党一党独裁政権に反感を持っていることになる。

一方共産党員はどんどん数を減らし、今では6千万人台に落ち込んだ。中国のわずか6%が94%の利益を収奪している。

どんどん敵を増やし、強権で押さえつけようとするために、人民解放軍の巨額予算を更に上回る予算が必要となる。

このような国が何時までも繁栄出来る筈がないだろう。 

    黒核子による黒社会の構成員

◆中国血みどろクーデター5秒前!習近平VS人民解放軍戦慄バトル

2014-04-21 [週刊大衆04月28日号]

経済発展を武器に力を誇示し続ける隣国。だが、国内にはびこる汚職問題が政権と軍部の激突を引き起こす!?

巨龍・中国が揺れている。
その"震源地"は、人民解放軍だという。

「昨年3月の国家主席就任以来、習近平氏は汚職撲滅に向けて"虎も蠅も叩く"と宣言しました。中国社会に蔓延し、国民の大きな不満となっている汚職の一掃を最重要政策課題とし、精力的に取り組んできました」(在北京・日本人特派員)

ただし、水清ければ魚住まず、は世の習い。
「習主席の汚職撲滅作戦があまりにも急ピッチだったため、ターゲットにされた共産党幹部や、そこに巣食う不逞の輩たちの間で、習執行部への不満がうっ積しているんです」(前同)

なかでも、中国国内政治最大のタブーとされてきた人民解放軍の腐敗に、習指導部はついにメスを入れた。
「近年、軍事費はうなぎ上りで、中国初の空母・遼寧に象徴されるように、解放軍は肥大化を続け、その隙間でさまざまな不正が横行していた。そのため、汚職を禁じられた軍幹部の間で"このままでは干上がってしまう"と、習執行部への危機感が急速に高まっているんです」(同)

その危機感は、いまや最高潮にまで達し、習指導部と230万人民解放軍の確執が国家体制を揺るがすまでになっているという。

それにしても、習主席の軍汚職一掃大作戦は凄まじいのひと言。
象徴的事例がこの3月31日、中国国営・新華社の公式ミニブログで報じられた"異例のニュース"。

〈人民解放軍の谷俊山(コクシュンザン)元総後勤部副部長(中将)が汚職や収賄、公金流用、職権乱用の罪で軍事法廷に起訴された〉

谷元副部長は、人民解放軍の装備など各種物資の調達、施設の構築や維持など後方勤務を担当する「後勤」部門に長く携わった人物。
03年に少将、11年には中将となり、人民解放軍内ではトップ30の高官だった。

「主な汚職容疑は、軍用地の販売で代金の一部を着服したというものです。捜査の過程で、同元副部長の自宅からは純金製の毛沢東像や同じく純金製の船の置物が発見されたほか、中国産最高級酒・貴州マオタイ酒1万5600本も発見されています」(在香港・日本人ジャーナリスト)

また、多くの腐敗幹部同様、派手な女性関係も露見した。
同氏が、周囲に「中国の女性芸能人は皆、オレのおもちゃになったことがある」と吹聴していたのが暴露されたのだ。

その谷元副部長の汚職総額は180億元(約3000億円)にも達し、軍汚職史上最高額を記録したというから凄まじい。

習近平主席の軍汚職摘発は、さらに続く。
谷元副部長逮捕と同時進行で、人民解放軍の徐才厚(ジョサイコウ)元中央軍事委員会副主席(元大将)にも「軍の階級を売買していた」との容疑で捜査の手が伸びたのだ。 

「徐元大将は、(前記の)谷元副部長が軍内で昇格するうえで、強力な後ろ盾となっていた人物です。昨年、軍の副主席を引退(引退に追い込まれた)し、体調不良のため入院。仮に今後の捜査で軍制服組の元最高幹部逮捕となれば、超ド級の激震が軍内部に走るでしょう」(中国事情通)

国際問題評論家の井野誠一氏が言う。
「この2人に限らず、公金を使って2ケタに上る愛人を囲ったり、軍が専用で営む"接待所(売春クラブ)"で歓楽の限りを尽くしたり、さらには高級リゾート地に別荘を何件も所有する軍幹部は数知れません」

その人民解放軍の汚職が際立ち始めたのは、中国経済が急成長するのと機を同じくしている。
「中国経済の急膨張とともに不動産価格が急騰し、軍保有の膨大な土地が資産に変わったんです。そこで行われた不動産取引が、軍汚職の根源になったと言われています」(前同)

汚職はさらなる汚職を生んだ。
まずは、昇進のための賄賂が頻繁に行われるようになり、将軍ポストが数十万ドルで秘密裏に売り買いされたという。
「いったん軍幹部となってしまえば、末端からカネが上がり、貯まりに貯まる"賄賂の上納金システム"ができあがっていました。ポスト入手にかけたカネなど、即座に回収できたといいます」(中国情勢に詳しい軍事ジャーナリスト)

驚くことには、武器の密売や転売も行われていたという。
たとえば、陝西省にある某軍需倉庫に保管されていた385機のミグ15戦闘機が、いつの間にか25機に。

行方不明の戦闘機は、アルミ合金として合金企業に転売されたという。

「同様のケースでは、四川省の軍倉庫にあった戦車や装甲車1800両が解体され、鉄のスクラップ企業に密売されていたことも判明しています。96年以降、廃棄待ちの戦車や装甲車、軍用トラックの50%が"消滅"したとも言われています」(前同)

こうして転売、密売された総額は300億元(約5000億円)にも達したという。 

「これは一例です。国の財産である軍のさまざまな設備や資材が勝手に売られ、軍幹部のポケットに入ってしまう。豪邸建設や不動産購入、酒池肉林の宴会費用に化けていたんです」(同)

そんな金権ドップリの人民解放軍を評して、麻生太郎元首相は「カネ儲けについては、(日本の)ビジネスマンも人民解放軍に学んだほうが良い」と、お得意の毒舌で揶揄したほどだ。

習主席を支持する解放軍人脈 

こうした解放軍幹部の腐敗は、これまで"お目こぼし"を受けてきた。

「中国の指導部にとって、軍の支持を得なければ、政権運営は不可能です。胡錦濤前主席も軍権の掌握に手いっぱい、腐敗に手をつけるどころではなかった。それがわかっているからこそ、国民は大きな不満を溜め込んでいるんです」(前出・軍事ジャーナリスト) 

しかし、習指導部はついに、その解放軍にメスを入れたのだ。

中国問題に詳しいジャーナリストの富坂聰氏が言う。
「習改革も、当初は単なるポーズとみられていました。ですが、谷元副部長や徐元軍事委副主席にまで司直の手が伸びるに至り、習主席の本気度が知れ渡った。腐敗した軍幹部たちは震え上がったんです」

習近平国家主席は、主席就任と同時に腐敗撲滅を掲げてきた。

「具体的には"4風(形式主義、官僚主義、享楽主義、ぜいたく主義)反対"のスローガンをブチ上げました。特に汚職の温床と見られていた軍部に対しては、視察のたびに"軍隊は党の絶対的指導力を支持し、党の命令に従わなければならないことを肝に銘じるべきだ"と厳命し、プレッシャーをかけています」(前出・日本人特派員) 

江沢民元主席や胡錦濤前主席と異なり、習主席はもともと解放軍に一定の権力を持っている。

「習近平は早い段階で党中央軍事委員会弁公庁で国防相の秘書を務めるなど、軍と深い関係を構築してきました。妻の彭麗媛(ホウレイエン)は人民解放軍文芸兵出身のスター歌手でもあります。現在の解放軍の中堅幹部は、習主席の時代になって登用された比較的若い世代が多い。胡錦濤前主席の息のかかった勢力がまだ残っているため、習派と対立構図が生まれている。江沢民元主席一派は、比較的習派と連携していると見られています」(外務省関係者)

そうした"応援勢力"の支持を担保に、習政権は"軍のブラックボックス"に攻め込み、一気に完全掌握しようとしているのだ。

この4月4日には人民解放軍の海空軍幹部や全国7大軍区司令官ら18人が、こぞって軍機関紙、解放軍報などに「習近平国家主席の国防政策を支持する」と署名入りの発言録を発表。
習政権へ恭順する姿勢を見せるようになっている。

「しかし、とても安心などできません。習主席がトップを務める中央軍事委員会で言えば、副主席の許其亮(キョギリョウ)上将は胡派、范長龍(ハンチョウリュウ)上将は中立。盟友には同じ太子党の劉少奇の息子の劉源(リュウゲン)中央委員や張又侠(チョウヨウキョウ)上将がいます。軍内部の習派が今のところ重石となっていますが、追い詰められれば、反対勢力が牙を剥くのは間違いありませんし、汚職撲滅をやりすぎると習派そのものが寝返る可能性も否定できません」(前同)

軍の暴走で尖閣強硬上陸も? 

事実、解放軍内の不満は、ここにきて相当高まっているという。
「軍部隊によるビジネスや蓄財が禁止され、"宴会が仕事"と揶揄された人民解放軍も、今はおとなしくしている。しかし、軍内部には見えない怒りが渦巻いています」(外務省関係者)

特に、軍幹部たちの最大の不満がカネだ。

「先般、習執行部は"国有企業改革(企業リストラ)"をぶち上げました。国有企業の中には解放軍経営のものもあります。これらは、一部の軍幹部たちの"財布"にもなっていますから、改革の対象となれば大ごとです。習政権が本当に手をつけるのか注目されています」(在北京・日本人特派員)

いま、中国経済最大の危機として浮上している"シャドーバンキング(影の銀行)"問題も、同じ構図だ。
「シャドーバンキングの実質的経営者の多くが人民解放軍の幹部たちです。習執行部が、問題ありとしてシャドーバンキング潰しに出れば、それは即、軍幹部たちの資金源を断つこととなり、これまた反発必至です」(同) さらに、習主席が目指す人民解放軍の近代化に名を借りた兵員リストラも軍の猛反発にあっている。

「習政権内部から"230万人もの兵員は必要なし"との声が上がり、80万人にも及ぶ大量の兵員削減がささやかれているんです。これも軍不満が高まっている大きな要因です」(前出・軍事ジャーナリスト)

こうした軍部の不満は、反習政権の動きとなって噴出しつつある。

「軍関係者が天安門事件を評価する論文を発表したり、はたまた複数政党制を認める発言が飛び出したりと、かなり緊迫した状態です。先日、山西省の共産党委員会庁舎前で発生した連続爆破事件の犯人は、現政権に不満を抱く軍関係者ではないか、と疑う声が出ています。事件で使われた爆弾は高い殺傷能力があり、あのような特殊爆弾は軍関係者以外は作れないとみられているからです」(前同)

真偽のほどは定かではないが、そんな噂まで囁かれるほど、習執行部への軍の不満は顕在化し始めているのだ。

「共産圏では、軍部を掌握することが権力者にとって最大の課題です。その両者が睨みあっているいま、何が起きても不思議ではありません」(国際問題評論家・小関哲哉氏) 

前出・井野氏は、こんな具体的なケースに言及する。

「習主席の出方が今後とも軍に厳しければ、軍としても、さまざまな形で習執行部に揺さぶりをかけてくるはずです。たとえば、人民解放軍の尖閣強行上陸だってありえないことではありません。軍独断での強行作戦遂行で習指導部を慌てさせ、軍の主張を飲ませる意図です」

習近平政権VS 人民解放軍の熾烈な覇権争い。
世界がその動向を注視している。

http://taishu.jp/6816.php 

◆中国は四千年間高い文明を誇ってきた、これは事実ではありません。

2013年12月16日

中原の黄河文明とは別起源の長江文明を興した民族に根差すと考えられている南方の楚、呉、越も覇を競った春秋戦国時代を経て
紀元前221年に中国最初の統一王朝秦初代皇帝となった、始皇帝 政、

彼もまた西戎胡人(イラン系白人種)

漢民族という言葉の下敷きとなった漢朝(前漢・後漢)では最盛期には人口が6000万人を数えたが、

黄巾の乱など後漢末からの社会的混乱や天候不順のため、中原の戸籍に登録されている人口は500万人を切った。

この後は、北族の時代を迎え、岡田英弘はこの時点でオリジナルな漢民族は滅亡したと考察している。

NHKが何故このような背景を無視して「唯一中国文明だけは、4000年以上にわたってほぼ同じ地域で同じ文明を維持してきた。」などと、中国側にとって有利な主張を垂れ流しにするのか意味不明である。 

今の中国の地域に存在した黄河文明は、エジプト、メソポタミア、インダスの文明と同様に滅びた。
という認識が一般的なのだから、NHKの主張は100%おかしいのである。

そもそもNHKは我が日本の歴史「日本は世界で唯一2,672年も単一の皇室を中心とした国家である」を報道すべきだと思うが、それは絶対にやらない。

中国に媚びる報道を繰り返すNHKに受信料を払う義理など全くない。
漢民族はほぼ絶滅し、遊牧民族に取って代わられました。 

日本にとって永遠の敵は、中国です。中国というより中国大陸といったほうが適切です。 
なぜなら、中国は常に各異民族に征服され、人種もさまざまに変化してきたからです。 
しかし、わざわざ「敵は中国」の看板を揚げる必要はありませんが、日本の歴史を検証した場合、敵は常に中国でした。 
中国が世界に宣伝している「黄帝以来四千年間、中国はつねに変わらぬ姿で存在し、高い文明を誇ってきた、永遠不変の民族である」という主張は、

  事実ではありません。 

紀元前221年泰の始皇帝によって統一されたが、死後各地で反乱が相次ぎ、秦王朝は滅法します。その後、光武帝により漢王朝は復興しますが、紅巾の乱が起こり 三国志に突入します。 

その後中国は、再び統一され西晋の時代に入りますが、晋は度々北方異民族の侵入を許し漢民族はほぼ絶滅し、遊牧民族に取って代わられました。 

その後の日本と、関わりをもった隋や唐は、こうして侵入してきた遊牧民族(鮮卑)が作った

    いわば「第二の中国」です。 

日本はご存じのように、遣隋使や遣唐使を数十回にわたって使節を派遣して、

論語・漢詩、儒教関連の膨大な漢箱や、仏典を持ち帰り、その後長く徹底的に勉強したのです。
遊牧民族である隋や唐は、

漢民族によって国教化されたこれらの思想を、実践や勉強することなく、

皮肉なことに無数の漢箱を持ち帰った日本人が勉強し、実践し身につけてしまったのです。

そして日本は孔子の教えにある仁(人間愛)と礼(規範)に基ずく理想社会を目指した。
今日、日本人が漢箱を通じて身に付けた、道徳的な中国イメージに裏切られ続けるのは 
当たり前のことで、日本人が尊敬する漢民族は、遊牧民族に滅ぼされているからです。

つまり、異民族である遊牧民族は漢文を理解できません。 

日本人が勉強した漢文は2千年間、中国語とは全く関係ありません。 

日本人は漢文のことを長く中国の古語と思っていたのです。 
このように漢箱による教養を身に付けた日本人ビジネスマンが大陸に渡り、

中国人と接しても幻滅して、痛い目に遭うのは当然のことです。 
我々が現在接する、中国人は漢民族ではなく凶暴な遊牧民族です。 

隋・唐・宋(突厥)・金(満州から南下して来た女真族)、

そして最強の遊牧民であるモンゴルに中国は支配されています。 

注:夏は、越族の派族とも言われている。殷は、民族的には東夷、詳しくは下部の参照を

モンゴルのチンギスハーンの残虐性は、地球の時空を越えて知れ渡っています。
モンゴル軍が通ったあとは、男子は皆殺しに遭い、町は破壊され、富や女子は略奪され 町は消滅します。 
その野蛮な遊牧民やモンゴルの成代りが現在の中国人なのです。日本人はいまだに 
2500年前の漢民族が残した漢箱で中国を理解しようとするから見誤ってしまうのです。 

日本人の多くのビジネスマンが、大陸に渡っても「史記」や「三国志」に登場するような信義や礼に篤い漢民族の中国人に出会うはずもなく、現実にいるのは、油断も隙もない連中ばかりに遭って、痛い目にあい絶望して帰ってきます。 
異民族に常に取って代わられてきた中国には、古代から共通中国語というのは全く存在しませんでした。そのうえ広大な中国は、各地方ごとに言語が異なります。 
つまり中国人たちは、近代になるまで、自分達が話している言葉を書き表わす手段がなく、自前の文字がなかったのです。 

「現在の中国人は、彼らが使っている中国語が、実体は文体もボキャブラリーも日本語からの借用であるということを、すっかり忘れてしまっている」 

 現在の中国人も無視していますが、日清戦争後、日本に多くの清国の留学生がやって来て 日本語を学び、日本人が作った漢語を借用し、それによって新知識を中国に導入し、法典まで日本の法典を丸写ししました。 
これらのことは、中国留学生の「魯迅」 が言っています。 

中国人にとって漢文は外国語同然なのです。 

日本人が漢文を返り点や送り仮名をつけて理解したのは、日本人の優れた知恵です。
中国人は「日本の文化は中国の模倣であり、日本の発展は中国のお陰である」と宣伝していますが、実は全く逆なのです。 
中国にとって近代文明の玄関口に立てたのは、日本文化の影響力であり、 

戦後も経済発展 をし、一応見せかけの大国になれたのも、アメリカと日本の援助と技術力のお陰なのです。 
韓国も、全く同じパターンです。この両国民は、日本人のお陰であるという真実をねじ曲げて、無理やり日本人の上に位置したいのです! 

夏は西域のチベット系、殷は山東省の沿海民族、周は西北の牧畜民

宋の趙匡胤は突厥沙陀軍閥から出た人でトルコ系とする説がある。

明の朱元璋は生まれなんかわからない最下層出身。

清の雍正帝が「我らが夷狄なら周は西戎ではないか」と喝破した ... 

夏(前2070年頃~前1600年頃)はチベット系?

夏の時代のことはよく分からない。
夏の啓という王様(夏王朝の先祖)については異常出生説話がある。
禹が治水につとめて働いているとき、熊の姿となって山下をめぐっているところを、禹の后がそれをみて恐れ、石になってしまった。その女は禹の子をはらんでいたので、禹はその石の前に立ち「わが子を返せ」と叫ぶと、石が割れて啓が生まれたという。

顔が大きく、背が高い。
これはだいたい西域の系統で、東洋人ではない。夏系統の民族が中国の西半分を占領していた。後になって西をつけて西夏という。
(注:後の西夏(1038~1227)は、黄河が湾曲するオルドスに興ったチベット系のタングート族が建国した。)

東方の殷(前1600年頃~前1050年頃)は山東省の沿海民族

殷は山東省から興った国。
竜山文化の一番古い黒陶文化が残っている山東省から、河北、河南に進出して殷王朝を建てた。まず北は河北省の一番北、モンゴルに近い藁城(コウジョウ)、そして西の洛陽のすぐ手前にある偃師(エンシ。夏王朝の都)まで一気に進出し、滅ぼしてから退いて鄭州(テイシュウ)に都する。南は揚子江を超えて寧郷(ネイキョウ)まで来ている。

王朝の版図として、最大の外辺部分に非常に優れた青銅器を配置して、異民族に対して邪霊を祓うことを建国の第一の仕事とした。

寧郷の山の西に、南北に連なる武陵山脈があり、水稲文化を早くからもっていた苗族がいた。古くは南人と呼ばれ、非常に強悍で、殷にとっては恐るべき敵であった。

それで、殷人は西の方の羌(キョウ)族を祭祀の犠牲に用いることが甚だ多く、50羌、百羌、時には300羌を牲殺した。羌は集団で羊を飼い、後頭に辮髪(ベンパツ)の形を加えた字形が多いので、今のチベット族にあたる。このような大量の人牲はたぶん断首葬に用いられたもので、首祭りの呪的儀礼は、東南アジアから太平洋諸島にわたる未開の社会に残されている。

1.婚姻制と王位継承
王統の間で近親婚(族内婚)、つまりイトコ婚が行なわれており、姉が嫁入りするとき妹も一緒にひきつれて行った。王位継承は兄弟相続で直系ではなかった。継続上二つのクラスがあり、甲乙のクラス、次に丙丁のクラスが継ぐというように交替の形で行なわれた。
2.神話
天地創成以来の神話をもち、その神々の子孫として王統譜が構成されている。
3.王朝の形成
各地の部族の首長を政治的秩序のもとに組織するために、(「部」的な)職能的部族として王室に奉仕させる形態で進められた。
4.文身・入墨の風習
文身の俗は東アジアを中心とする太平洋沿海諸民族のもので、内陸には存しない。
5.玉や子安貝を霊的なものとして珍重した
これも中国大陸のなかでは殷だけに特徴的に見られる。そして、あらゆるものが霊的な存在であるとの汎神論的な世界観をもつ。

殷は、ゆたかな農耕社会を基礎として成立し、まつりを季節的なリズムとして営み、多くの神々とともに生きてきた。

なお沿海族はえびす、夷という。夷という字は腰を曲げた字(右図)。普通の人なら直立するが、日本人も沿海の人も、みな夷居(イキョ)してお辞儀をする、それで夷という。

西方の周(西周:前1050年頃~前770年)は西北の牧畜民

周は陝西省の渭水盆地を本拠地とする
(注:渭水盆地は関中(カンチュウ)とも呼ばれ、中国古代の政治的中心であり、西周の鎬京(コウケイ)、秦の咸陽(カンヨウ)、前漢・唐の長安などの都はすべてこの地に営まれた)。前14世紀頃から殷に服属する有力な邑の一つであったが、化外の民であったであろう。

周はその伝承から考えると、おそらくもと西北の牧畜族(騎馬民族のような少数民族)。かれらは姜嫄(キョウゲン)の感生帝説話のような祖神の物語をもっていたが、神話の体系をもっていない。文化的にも後進のものであった。

長子相続と同姓不婚の宗族
姓を同じくする父系の親族集団を宗族といい、血縁を政治支配の原理とする。宗族は長子相続と同姓不婚を原理とし、その嫡流(本家)を大宗、次男以下の分家を小宗という。宗族は大宗の強力な統制のもとで、共通の祖先祭祀などを通じてつねに一族の団結に務めた。

姓組織(=同姓不婚、近親婚への禁忌)は、狩猟・牧畜族のもの
周は姫姓(キセイ)といい、姜姓(キョウセイ)とは古くから通婚の関係にあった。
姜姓の諸国は、羌族が土着して中原諸族の一つとなったもので、羌の字形からみて牧羊人であり、辮髪をしており、チベット系の種族である。羌族は牧畜族ではあるが、あまり戦闘的な性格をもたなかったようである。
(しかしこの温順な種族も、かつては苗族とその地を接していて、激しい闘争を繰り返したことが神話として伝えられている。)

周は飾りを施した楯のかたちで、この特殊な楯を種族のしるしとしていた。かれらは、通婚関係にある姜姓の諸族からみても、好戦的な種族であったらしい。

天の思想
周は、西方の諸族(西北の夏系諸族)と連合して殷をうち、殷の帝辛が再度にわたる東征によって国力を消耗しているときに、これを破って周王朝を建てた。しかし周には、殷に代わりうる神話がなかったので、その王朝の秩序の基礎として、新しい原理を求めなければならなかった。

王たることは、ただ帝の直系たるその系統の上にのみ存するのではない。それは帝意にかなえるもの、天命を受けたものに与えられるべきもの。天命は民意によって示され、民意をえたものこそ、天子たるべき。民意を媒介として、天の認識が生まれ、天命の思想が成立する。天命の思想は、殷周の革命によって生まれ、革命の理論であるとともに、周王朝の支配の原理でもあった。

周人は帝を非人格化した一つの理念としての天を、究極のものとした。これによって、周は古い神話と断絶した。神話の世界は滅び、理性的な天がこれに代わった。
呪的な神秘な力による支配から、内的な徳性、精神的な力に本づくものとなった。

牧畜的な社会を基礎とし、周囲の遊牧民との果敢な闘争を生き抜いてきた周族から見れば、殷は神話のなかに眠る社会であった。

(参考)白川静『漢字-生い立ちとその背景-』『続文字講話』、木下康彦他『詳説世界史研究』

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