羅保派

信頼を取り戻す

184. 鳥取見聞録 鳥取市 常忍寺 文化財

2017年05月30日 | Weblog
This temple is a registered tangible cultural property.
常忍寺は、火災や地震が頻発した鳥取市において、よく時の試練に耐え、価値のある近世寺院建築物として国の登録有形文化財に指定されている。本堂も実に堂々としている。鳥取藩主池田光仲の正室となった女性の存在があり、鳥取の重要な寺院建築物はやはり鳥取藩と深い関係があるようである。



































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181. 異形のスター・アイコン 実は存在していた人たち 

2017年05月17日 | Weblog
八百長 Wanting his business to prosper, Chobei deliberately lost when he played games of go with one of his valued client, a sumo wrestler.

招き猫 A noble samurai, Naotaka Ii, was going for falconry with his men. Then it started to rain heavily and he took shelter under the main gate of Goutokuji Temple. He noticed a cat in front of the temple, it appeared to be beckoning him. He wondered what would a cat want to do with him. He left the shelter of the main gate and walked towards the cat. As he did so lighting struck the main gate and burnt it down. Accordingly the beckoning cat saved his life. So Maneki Neko has become the famous Japanese lucky cat. It holds one paw up. It is thought to bring good fortune and wealth to its owner.

普段何気なくいよく使う言葉の中に、実は確かに実在した人物があふれている。

「八百長」とは「八百屋の長兵衛」さんの囲碁のことで、贔屓にしてくれる人にはわざと負けていた人。
しかし、歴史とは皮肉なもので、その相撲界で八百長問題が大問題になった。

名前のない人を「名なしの権兵衛」と言ったりするが、それは「名主の権兵衛」さんのもじりで、権兵衛という名主さんが確かに実在した。

有名なのは「招き猫」で、これも井伊直孝が寺の山門で雨宿りしていたら、手招きする猫に導かれ、その猫の方に出向いていった。すると自分が雨宿りしていた山門に雷が落ち、命が助かった。現在も豪徳寺は「招き猫」で繁栄している。

Sandwichはサンドウィッチ伯爵が召使いに作らせた、トランプしながらできる食事だが、もともとは人名なのは有名。

Silhouetteはフランスの財務大臣シルエットは財政を立て直すためは節約を唱え、王の肖像画も影絵で十分だと主張した人。

Santa Claus 聖ニコラウスは、4世紀に小アジアの古代都市ミュラ(現在のトルコに位置する)のニコラス司教(270~310)のことで、貧しさのあまり、三人の娘を嫁がせることの出来ない貧しい家の存在を知ったニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れました。このとき暖炉に干していた靴下に、金貨は偶然に入った。この金貨のおかげで娘の身売りを避けられたという、創作性もうかがえるがサンタクロースも確かに歴史上実在した人物であった。

St. Valentaine 聖バレンタインはさらに古い3世紀のローマの司祭で、当時のローマ皇帝は男は兵役が終わる30歳まで結婚を許していなかった。(確かスパルタもそうだったから当時の軍事大国の厳しい拘束性がわかる) バレンタイン司祭は恋に落ちた20代の恋人を他国に逃がした。当然皇帝の怒りをかい、死刑にされてします。この日が西暦270年の2月14日であり、記録にも残っている。

「この行に署名して下さい。」を英語ではPut your John Hancok on that line.という。Hancokさんの署名は読みやすかった。

cardigan はイギリス陸軍カーディガン伯爵が、Vネックのセーターを前開きにしてボタンでとめられる様に工夫して、負傷兵が着やすいようにしたもの。blanketはイギリスの小さな村のブランケット兄弟がwoolを使って大きな布を作り、暖かく評判になったもの。

silhouetteはフランスの財務大臣シルエットは財政を立て直すためは節約を唱え、王のportrait は黒影で十分だと主張したことから。

小便小僧も日本ではなぜか人気で、祖谷渓の小便小僧像は観光スポットになっている。The peeing boy's name is Julian, he saved his town by extinguishing the fuse of some dynamite by urinating on it. This Pissing Statue is becoming a symbol of Belgium's attitude to terrorism.

さらに、さらに、トイストーリーのポテトヘッド、シュレック、スターウォーズのヨーダも実在した人物というと驚くだろう。Yoda was modeled on Albert Einstein. しかもポテトヘッドは日本人なのだ。

アニメの主人公の筋肉マンは怪物と言われた江川卓がモデルである。



シュレックはフランス人のプロレスラー:Apparently the look of Shrek was modeled after the French Angel, a famous wrestler.





明治時代に活躍した農業家・牛島謹爾(うしじまきんじ)である。1888年に渡米し、アメリカ・カリフォルニア州ストックトンの沼地を干拓した彼は、ジャガイモの大量生産に成功した。干拓は日本人の得意技、日本の技術はアメリカに渡り、フライドポテト大好きアメリカ人の大陸でポテトキングと呼ばれた日本人なのだ。
At one point, he produced 85% of the state's potato crop, which earned him the nickname "The Potato King".

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180. 鳥取見聞録 岩美郡岩美町 JR山陰本線 大岩駅

2017年05月15日 | Weblog
JR西日本山陰本線の駅である大岩駅は岩美郡岩美町にあり、岩美駅と福部駅の中間にある無人駅である。名前の由来になったような大岩があるが、その岩には人がいる。個人所有の岩だろうか。不思議な岩である。岩にはパワーが宿る。しかし、周囲には何も無い、この岩の由来が気になる。そして、この集落には大きな石碑と、大きな旧家がある。どんな歴史がある町なのだろう。






















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177. 鳥取見聞録 賀露神社 狛犬が虎!

2017年05月14日 | Weblog
Japanese scholar Kibino Makibi, a member of Japanese envoy to Tang Dynasty China, was cast ashore by a storm to a small island. 

賀露神社
は小高い丘から、眼下に港町と日本海が一望できる。なぜか岡山県真備町出身の吉備真備をお祀りしている。狛犬ではなく、トラの狛犬があることなどなかなか個性的な神社である。
















この虎をみると、石野石材工業所の前の石の虎を思い起こさせる。関連があるのかもしれない。石野石材工業は1632年(寛永9年)初代鳥取藩主池田光仲公が備前岡山より国替えの際に伴ってきた池田家の御用石工であり、鳥取市国府町奥谷の鳥取藩主池田家代々の墓所の建立にも携わったという。





この賀露神社は池田公がお気に入りの神社の一つだったという。そもそも 犬なのかイノシシなのかライオンなのか獅子なのか麒麟なのか虎なのか、おいなりさんのように狐なのかよくわからないが、動物の野性的な力にあやかったものだろう。

岡山県出身の吉備真備は奈良時代の官僚で、2度の遣唐使を経験し、唐の学問・文化を日本に伝えた人物である。754年には鑑真を伴って帰朝しているが、その時真備が乗った船が難破し、潮に流されて賀露沖に辿り着き、そこから真備は大島に飛び上がって上陸し、やがて大島のことを「飛び上がり島」と呼ぶようになり、やがて「鳥ケ島」に変わっていったと伝えられている。毎年4月29日には賀露神社の例祭では、男達が伝馬船に乗って「ホーエンヤ、ホーエヤエーエ」とかけ声を掛けながら神輿を載せた箱船の周りを漕ぎ周る「ホーエンヤ祭」が行われる。この「ホーエンヤ」というのは、鳥ケ島に飛び移った吉備真備を村人達が迎えるために小船で奉曳したことに由来する。




冬は雪深くなるのだろうか、融雪水が流れ出るようになっている。
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176. 鳥取見聞録 鳥取県で二番目に古い企業を通る道

2017年05月14日 | Weblog
1632年(寛永9年)創業「吉田秀治畳店」初代鳥取藩主池田光仲の国替えの際に、初代が岡山から同行したという。同年「石野石材工業所」も光仲公が備前岡山より国替えの際、池田公の御用石工が同行したものである。鳥取市国府町奥谷に祀られている鳥取藩主池田家代々の墓所の建立にも携わった。この二社が鳥取県で二番目に古い会社である。そしてともに 岡山からやってきて、主君ない今も隆々と栄えている、庶民の力は素晴らしい。









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