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イエメンプロジェクト(5-3)パリ出張③ パリ雑感

       

                            パリ コンシェルジュリー

 

       

                             パリ地下鉄  

           

                                 ノートルダム寺院とエッフェル塔

 

パリ雑感

フランス人の詭弁

フランス人の詭弁については以前「イエメンプロジェクト(4)七・三の勝負」でふれた。これにまつわる話として、我が社のパリ事務所長からこんなことを聞いたことがある。ある人がフランス人に向かって「セーヌ川の深さはどの位ですか?」と尋ねた。すると「それは答えられない。セーヌ川の深さは場所によっていろいろ変わるから」との返事。更に「今何時ですか?」と訊くと「それは言えない。時間は刻々と変わるから」と。フランスでは小学生の頃からディベートの訓練をしているらしい。交渉力がつくはずだ。

 

パリの地下鉄

コンサルタントとの打合せには、地下鉄を使う。宿泊先のホテル近くにあるポートマヨ駅からコンサルタントのオフィスがあるモンパルナス駅までだ。パリの地下鉄はとても静かだ。日本の地下鉄のように電車がプラットフォームに入ってくる時のゴーッという音はしない。それはパリ地下鉄の車輪にゴムを嵌めているかららしい。日本の地下鉄もそうありたいが無理かな。

 

コンシェルジュリー」

セーヌ川のほとりを歩いていて目につくのは黒っぽいとんがり屋根の丸い塔、コンシェルジュリーだ。その歴史を思うと見るからに恐ろしい感じがする。パリ革命時、4000人以上がここに収容され、2600人が処刑台へ送られたという。一世を風靡したマリーアントワネットもその一人だ。彼女は捕らえられ、ここに投獄されてから2か月半を過ごした。そして処刑台の露と消えていったのである。実に痛ましい塔だ。

音楽の効用

海外へ出張の際はレコーダーに曲を入れて出かけたものだ。特に好きな曲はモーツァルトの41番「ジュピター」だ。ホテルや空港の待合室などでこの曲を聴いていると、時には癒され、時には元気づけられ勇気が湧いてくる。音楽の効用は大きい。(イエメンプロジェクト(6-1)フライト乗り継ぎトラブルに続く

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