鈴木蘭々さんが歌った「キミとボク」という名曲があります。
我ら山田clubの公演「リセッターズ 森へようこそ」の挿入歌でもあり・・・
実は挿入歌もくそもない。あの曲を聴いて舞台の構想を
練ることが出来たのであります。
機会があれば、是非聴いて欲しいと思います。
作者(epo]も素晴らしいですが、歌う鈴木蘭々さんの声に
癒やされ恋をする曲です。
初めて我が劇団に参戦しようと心を決めてくれた新進女優「赤間麻里子」に
ラブレターを書くように書き綴った台本は、今は亡き我が山田clubの看板俳優
「風間」との究極の愛がテーマでした。懐かしいなあー。
我儘な彼女に翻弄されながらも、自分なりに愛をつらぬく風間と赤間麻里子の
心の接点がテーマですが、森林破壊の問題あり、一攫千金に人生を賭ける男たち
が人間不審に陥ったヒロインの決断を惑わせたりして、
何が今自分に大切なことなのかをミキサーに巻き込まれながらゆっくりと
輪郭を現す舞台でした。
ベティちゃんのパジャマを着るトレジャーハンターや、宝箱をラストに
抱えるペプシ応募マニア、パニックでも自分をアピールする局アナ、
愛すべき穴掘りたち・・・懐かしいです。
ふたりの再会の場に流したこの曲を今も愛しています。
大きなヒットはしなかったけど、この曲を未だに忘れられず、心から
愛しているファンがたくさんいることを知ってほしいです。
作者、歌手、お見事です!
名曲「キミとボク」の再ブレークを期待します。