フィルムコミッションが全国的に動き出したことで、
今まで撮影に使えなかった場所がたくさん利用出来る
ようになった。その中でも、各地の水道局は素晴らしい。
警察の表に使えるだけではなく、その内部は正にお役所、
警察内部として撮影したり、今回のように鑑識課としての
クオリティも持ち合わす凄さ。
小田原水道局の皆さんは、エキストラ出演にも協力して
くださったし、何より気持ちよい人ばかりで感謝、感謝。
この大きな垂れ幕は、水道局の○水マークを隠すために
山崎美術が作ってくれた苦労の結晶。これを見た
水道局の人が感嘆してくれたのも嬉しかった。
今まで撮影に使えなかった場所がたくさん利用出来る
ようになった。その中でも、各地の水道局は素晴らしい。
警察の表に使えるだけではなく、その内部は正にお役所、
警察内部として撮影したり、今回のように鑑識課としての
クオリティも持ち合わす凄さ。
小田原水道局の皆さんは、エキストラ出演にも協力して
くださったし、何より気持ちよい人ばかりで感謝、感謝。
この大きな垂れ幕は、水道局の○水マークを隠すために
山崎美術が作ってくれた苦労の結晶。これを見た
水道局の人が感嘆してくれたのも嬉しかった。
台本上、公園の池にボートを浮かばせる必要があったのだが、
善福寺は少し前にボート業者が撤退してしまっていたので、
他の池からボートを借りてきて撮影することになった。
ところが、撮影許可が下りない。
公園側はOKなのに、東京都の管轄課が、「ボートのない池に
よそからボートを持ってきて撮影したことがないので許可
できない」と言ってきた。「前例を作りたくない」という
理由だけでだ。まったくお役所仕事の典型的な対応である。
つくづく、東京は世界一撮影がしにくい場所だと思う。
撮影直前になってからもトラブル発生。ボートを借りる
つもりだった別の公園のボート業者が貸し出しを断ってきた。
何でもその日は月に一度の休業日だそうで、従業員を
立ち会わすことができないとのこと。
急遽また別の池のボートを借りる手筈を整えて、やっと
撮影当日、善福寺公園の池に数艘のボートが浮かんだ。
やれやれ・・・ここでおちがある。
間もなく善福寺のボートは復活するそうな。
ああ、そう・・・深~いため息がでた。
善福寺は少し前にボート業者が撤退してしまっていたので、
他の池からボートを借りてきて撮影することになった。
ところが、撮影許可が下りない。
公園側はOKなのに、東京都の管轄課が、「ボートのない池に
よそからボートを持ってきて撮影したことがないので許可
できない」と言ってきた。「前例を作りたくない」という
理由だけでだ。まったくお役所仕事の典型的な対応である。
つくづく、東京は世界一撮影がしにくい場所だと思う。
撮影直前になってからもトラブル発生。ボートを借りる
つもりだった別の公園のボート業者が貸し出しを断ってきた。
何でもその日は月に一度の休業日だそうで、従業員を
立ち会わすことができないとのこと。
急遽また別の池のボートを借りる手筈を整えて、やっと
撮影当日、善福寺公園の池に数艘のボートが浮かんだ。
やれやれ・・・ここでおちがある。
間もなく善福寺のボートは復活するそうな。
ああ、そう・・・深~いため息がでた。
今回のドラマで、キャットフードが登場する。
ある人物がスーパーで買い物するのを大地真央さんが
追跡するシーンの一部なのだが、当然キャットフード
コーナーが必要になる。美術スタッフは全面に架空の
メーカー商品を飾ってくれるのだが、当日並んだキャット
フードの中に、こんな商品が混ざっていた。
見たとたんに笑えた。
左は装飾助手の西沢ちゃん。右は持ち道具の中野ちゃん。
毎日準備でろくに眠れなかっただろうに、こんな
おちゃめな物作りもしていてくれたようだ。
ご自宅で猫を飼っておられる大地さんは、キャットフード
コーナーを興味深く眺めていてこれを見つけられた。
そして第一声。
「きゃぁ、気持ちわる~い」
ごもっともでございます。
ある人物がスーパーで買い物するのを大地真央さんが
追跡するシーンの一部なのだが、当然キャットフード
コーナーが必要になる。美術スタッフは全面に架空の
メーカー商品を飾ってくれるのだが、当日並んだキャット
フードの中に、こんな商品が混ざっていた。
見たとたんに笑えた。
左は装飾助手の西沢ちゃん。右は持ち道具の中野ちゃん。
毎日準備でろくに眠れなかっただろうに、こんな
おちゃめな物作りもしていてくれたようだ。
ご自宅で猫を飼っておられる大地さんは、キャットフード
コーナーを興味深く眺めていてこれを見つけられた。
そして第一声。
「きゃぁ、気持ちわる~い」
ごもっともでございます。
2回目の監督ラッシュ終了。
CM入りのポイントも決まり、着々と完成に向かっている。
あとはCG合成の確認、オールラッシュと、仕上げ作業も
佳境に。
そんな中、台本カバーの自作に挑戦した。
物作りは好きなのだが、革製品ははじめての試みだ。
無地の革を買って着色、裁断。
縫製用の穴を開けてから、革縫製独特の縫い方で夜鍋して、
何とか形になってきた。
CM入りのポイントも決まり、着々と完成に向かっている。
あとはCG合成の確認、オールラッシュと、仕上げ作業も
佳境に。
そんな中、台本カバーの自作に挑戦した。
物作りは好きなのだが、革製品ははじめての試みだ。
無地の革を買って着色、裁断。
縫製用の穴を開けてから、革縫製独特の縫い方で夜鍋して、
何とか形になってきた。
小さな庭で、春の訪れを報せてくれるもうひとつ。
山椒の木に、わずかな芽吹きが見えたと思ったら、ほんの数日で
葉は開く。この山椒の葉はアゲハチョウの産卵場所になるので、
気をつけておかないと、青虫に食べられて丸裸にされる。
何度も引っ越しているが、山椒の木はいつも植えているので、
スーパーで何枚かの山椒の葉に高い値段がついているのが
不思議である。何の世話もいらない木である。
実がなったら収穫し、干してからすり鉢で潰す。
これが香辛料だ! なーんて言いたくなるような強烈な香り。
秋には葉は落ちて、みすぼらしいただの木になるが、
葉の茂る今頃は棘だらけになって身構える。
うん。生きている。
香りとともに、春を告げる。
山椒の木に、わずかな芽吹きが見えたと思ったら、ほんの数日で
葉は開く。この山椒の葉はアゲハチョウの産卵場所になるので、
気をつけておかないと、青虫に食べられて丸裸にされる。
何度も引っ越しているが、山椒の木はいつも植えているので、
スーパーで何枚かの山椒の葉に高い値段がついているのが
不思議である。何の世話もいらない木である。
実がなったら収穫し、干してからすり鉢で潰す。
これが香辛料だ! なーんて言いたくなるような強烈な香り。
秋には葉は落ちて、みすぼらしいただの木になるが、
葉の茂る今頃は棘だらけになって身構える。
うん。生きている。
香りとともに、春を告げる。
元気のいい葉っぱだったので、切り落としたあと
水栽培状態で育てていたが、約2週間で40センチを超えた。
小さなこの花を咲かせて間もなく、力尽きて折れたけど、
もう少し早く土に戻してやれば、根をはって大根を
作ったのだろうか?
近い未来、植物の言葉が解読できるようになったら、
ベジタリアンならずとも、何を食べてよいやら難しくなるのでは。
「結局は、弱肉強食なんだ」なぁんて結論して、僕はもりもり
食べるのだろうか。
大根の花はうっすらと紫色をした、可憐な花だった。
水栽培状態で育てていたが、約2週間で40センチを超えた。
小さなこの花を咲かせて間もなく、力尽きて折れたけど、
もう少し早く土に戻してやれば、根をはって大根を
作ったのだろうか?
近い未来、植物の言葉が解読できるようになったら、
ベジタリアンならずとも、何を食べてよいやら難しくなるのでは。
「結局は、弱肉強食なんだ」なぁんて結論して、僕はもりもり
食べるのだろうか。
大根の花はうっすらと紫色をした、可憐な花だった。