山田Club   モンタージュDAYs

映画監督/山田大樹、主催

つくし

2006-04-16 20:25:04 | Weblog
ロケハン中、つくしがどこに生えているのかが話題になった。
そう言えば、もう何年も自然の中でつくしを目撃していない。
これは、美術の乙竹さんが善福寺公園に植えたつくしたち。
素朴でかわいい。

小田原水道局にて桜沢警察署

2006-04-15 00:58:20 | Weblog
フィルムコミッションが全国的に動き出したことで、
今まで撮影に使えなかった場所がたくさん利用出来る
ようになった。その中でも、各地の水道局は素晴らしい。
警察の表に使えるだけではなく、その内部は正にお役所、
警察内部として撮影したり、今回のように鑑識課としての
クオリティも持ち合わす凄さ。
小田原水道局の皆さんは、エキストラ出演にも協力して
くださったし、何より気持ちよい人ばかりで感謝、感謝。
この大きな垂れ幕は、水道局の○水マークを隠すために
山崎美術が作ってくれた苦労の結晶。これを見た
水道局の人が感嘆してくれたのも嬉しかった。

善福寺の池で

2006-04-14 16:20:04 | Weblog
台本上、公園の池にボートを浮かばせる必要があったのだが、
善福寺は少し前にボート業者が撤退してしまっていたので、
他の池からボートを借りてきて撮影することになった。
ところが、撮影許可が下りない。
公園側はOKなのに、東京都の管轄課が、「ボートのない池に
よそからボートを持ってきて撮影したことがないので許可
できない」と言ってきた。「前例を作りたくない」という
理由だけでだ。まったくお役所仕事の典型的な対応である。
つくづく、東京は世界一撮影がしにくい場所だと思う。
撮影直前になってからもトラブル発生。ボートを借りる
つもりだった別の公園のボート業者が貸し出しを断ってきた。
何でもその日は月に一度の休業日だそうで、従業員を
立ち会わすことができないとのこと。
急遽また別の池のボートを借りる手筈を整えて、やっと
撮影当日、善福寺公園の池に数艘のボートが浮かんだ。
やれやれ・・・ここでおちがある。
間もなく善福寺のボートは復活するそうな。
ああ、そう・・・深~いため息がでた。

ありえないキャットフード

2006-04-13 00:30:42 | Weblog
今回のドラマで、キャットフードが登場する。
ある人物がスーパーで買い物するのを大地真央さんが
追跡するシーンの一部なのだが、当然キャットフード
コーナーが必要になる。美術スタッフは全面に架空の
メーカー商品を飾ってくれるのだが、当日並んだキャット
フードの中に、こんな商品が混ざっていた。
見たとたんに笑えた。
左は装飾助手の西沢ちゃん。右は持ち道具の中野ちゃん。
毎日準備でろくに眠れなかっただろうに、こんな
おちゃめな物作りもしていてくれたようだ。
ご自宅で猫を飼っておられる大地さんは、キャットフード
コーナーを興味深く眺めていてこれを見つけられた。
そして第一声。
「きゃぁ、気持ちわる~い」
ごもっともでございます。

土曜ワイド仕上げ中

2006-04-13 00:04:15 | Weblog
2回目の監督ラッシュ終了。
CM入りのポイントも決まり、着々と完成に向かっている。
あとはCG合成の確認、オールラッシュと、仕上げ作業も
佳境に。
そんな中、台本カバーの自作に挑戦した。
物作りは好きなのだが、革製品ははじめての試みだ。
無地の革を買って着色、裁断。
縫製用の穴を開けてから、革縫製独特の縫い方で夜鍋して、
何とか形になってきた。

山椒の葉

2006-04-12 04:51:15 | Weblog
小さな庭で、春の訪れを報せてくれるもうひとつ。
山椒の木に、わずかな芽吹きが見えたと思ったら、ほんの数日で
葉は開く。この山椒の葉はアゲハチョウの産卵場所になるので、
気をつけておかないと、青虫に食べられて丸裸にされる。
何度も引っ越しているが、山椒の木はいつも植えているので、
スーパーで何枚かの山椒の葉に高い値段がついているのが
不思議である。何の世話もいらない木である。
実がなったら収穫し、干してからすり鉢で潰す。
これが香辛料だ! なーんて言いたくなるような強烈な香り。
秋には葉は落ちて、みすぼらしいただの木になるが、
葉の茂る今頃は棘だらけになって身構える。
うん。生きている。
香りとともに、春を告げる。

食べないでね

2006-04-07 00:51:51 | Weblog
元気のいい葉っぱだったので、切り落としたあと
水栽培状態で育てていたが、約2週間で40センチを超えた。
小さなこの花を咲かせて間もなく、力尽きて折れたけど、
もう少し早く土に戻してやれば、根をはって大根を
作ったのだろうか?
近い未来、植物の言葉が解読できるようになったら、
ベジタリアンならずとも、何を食べてよいやら難しくなるのでは。
「結局は、弱肉強食なんだ」なぁんて結論して、僕はもりもり
食べるのだろうか。
大根の花はうっすらと紫色をした、可憐な花だった。