全国的に天気があまり良くない中、関東近県は良さそう。
でも北風が強いというので花粉の強く舞う所は避けたい・・・ということでお手軽な雪山へ。
ところが思わぬハプニングがありました。
混雑を避けて今回もロープウェーコースは避けて沢入登山口へ。
向かう道路はすっかり雪解け・・と思いきや、途中から道路はところどころ嫌~なアイスバーンです。
四駆でスタッドレスタイヤですが、運転するトシちゃんが気をつけて上っていきます。
隣に座っていてもヒヤヒヤしながら早くも帰り(下りる時)の心配が頭をよぎります。
幸い陽射しがあるから融けたらいいな・・と思いながら沢入登山口に到着。
既に数台の車。
トイレは冬季使用不可。
準備している間に二組が先行。一組はスノーシューを持っていましたが、
我等は持っていくのをやめ、アイゼンをはじめから装着。
道路の凍結ほどではなくサクサクした感じで、凍結していたところは2,3か所だけ。
慣れた人ならアイゼンが無くても大丈夫そうでしたが、我等は外すことなく往復使用。
湿原入口でいつもは閉まっている鹿よけの柵が、冬期は解放中。
ここまで誰にも会わない静かなコースでしたが、
この先はロープウェーコースと合流するので人が多くなります。
入笠湿原。今回も小さい子供たちがたくさん遊んでいました。
以前上の孫たちが小さい時も積雪期に2回ほど連れてきたことがあります。
あの時の笑顔、今でも思い出します。
マゴタンたちももう少し大きくなったら連れてきてあげたいなと、
またまたそんなことを話しながら、ちょっとショートカットして
スノーシュー跡をたどっていきました。
するとトシちゃん見事にはまりました(^^ゞ
その前にも一回踏み外して、その時カメラに雪が入ってしまったようで
かえってこの方がぼけて良かったでしょうか(笑;
年配のグループに抜かれながら^^;ゆっくりと山頂に到着。
山頂は賑わっていました。
辛うじて八ヶ岳方面
ズームで
南アルプス方面
ズームで
中央アルプス、北アルプスは靄っていたので脳内メモリで再現。
晴れていればこんな感じの素晴らしい展望です。
山頂は北風が冷たかったので一旦少し下り、パンとスープやコーヒーなど温かい飲み物でランチ。
その間に登っていた人も寒いため長居せずどんどん下りて行きましたので
静かになったころもう一度山頂へ。
賑やかだった山頂、今度は貸切です(^^♪
ちょっとだけパノラマ(風が強く360度はうまく撮れず180度です)。
満足して下山。本当はこの方向に富士山が見えるのですが・・
少し下ったところではまだ大勢の人が休憩中。
時間のタイミングがずれたようで下りは前後に人がいず
樹林帯は静かな下りでした。
スキー場までくるとスノーシューを楽しむ人や寛いでいる人たちが
まだ大勢いました。
スズラン畑ではそり遊び、楽しそうです。
再び静かな沢入へのコースへ。
踏み固められた細いトラバースになっていますが
ここにも新しいスノーシュー跡。
歩きづらかっただろうな・・・^^;
だんだんと歩きやすい広さになります。
2時半、駐車場へ到着。
まだ数台の車が停まっていました。
が、一台の車から一人の女性が近づいてきました。
なんと、このすぐ下で一台スリップして道を塞いでいるということです(@.@;
間もなくその車の若い男性が状況説明をしにきてくれました。
電話圏外の場所だったため無線で警察に連絡を取り、
JAFが来てくれることになったということでした。
すみませんと申し訳なさそうに挨拶され三角停止板を置いて、
また下りて行きました。
無線を持っていたのはすごいな!
私はもう持ち歩いていないです^^;
有効期限とっくに過ぎているだろうし・・・(^_^;)
「・・・・トシちゃん、やっぱチェーンつけた方がいいんじゃない?」と私。
「四駆だしスタッドレスだし、大丈夫だよ」とトシちゃん。
「・・・・・」
荷物を片づけ、車の中で待機ですが携帯が圏外なので
寝ようか・・と目を閉じますが、眠れるわけもなく(^^ゞ
だいぶ経った頃パトカーがやってきました。
通れるようになったようだね、なんて思ったのですが、
もう少しお待ちくださいということでした。
けっこう手間取っているようです。
その時チェーンは持っているならやった方が良いと言われ、
ブリ○ストンに全幅の信頼を寄せていたトシちゃんですが、
ようやく取りつけ始めました。
久しぶりのチェーンです。
準備完了。
再び車の中で待機です。
チェーンを取り付けたのは3台だったでしょうか?
「四駆でスタッドレスだったら普通チェーンは持たないよな・・」とトシちゃん。
万が一のために備えているトシちゃんはサスガデス!
まぁ今まで結構スリリングな思いもしてきていますから我ら学習してきていますしね^^;
ほどなく下から男性二人やってきました。
チェーンをつけた車から下りて行ってくださいと言われ、二番手で出発。
既に5時を過ぎ、結局2時間半ほど駐車場で待機でした。
スリップしたのは最初のカーブの辺りだったようです。
対処したらしい痕跡があり、カーブを曲がると車の持ち主や警官、JAFの人などがいて誘導。
そして、そこで初めてその車が我が家と同じ車種だと分かりました。
おぉ!なんと!この車でもスリップしたのか!とビックリでした。
おそらく四駆でしょうし、おそらくスタッドレスだったでしょうに。
もしも我らが先に下りていたら、立場は逆になっていたかもしれませんて!(~_~;)
同乗の若いお嬢さんも怖い思いされたでしょうけどご無事で何よりでした。
一番手の車は分岐で早々にチェーンを外していましたが
その下も相変わらずところどころアイスバーン、こんな感じでした。
雪のないところは気になりましたけど、ゆっくり下りて
広い駐車スペースのあるところでチェーンを外しました。
(市立少年自然の家あたり?)
上でチェーンを外した車は間もなく通過しましたが、後続車はまだ来ませんでした。
みなさん無事に通過できたら良いのですが・・・。
そして下りる途中見えた南八ヶ岳。
編笠山が真っ白ですね。
中央道は渋滞もなく順調。
途中で夕食を済ませ、9時過ぎの帰宅になりました。
翌、日曜日はマゴタンと動物園です♪
ご無事で何よりです!
それにしても、トシちゃんは常に危機管理がバッチリですなぁ~(驚
安全安心への備えがしっかりされているからこそ、続けられる山歩きなんでしょうね。
見習っていきたいです。
親方さんはホワイトアウトでしたか!
それもたまりませんねー(@.@; (/.ヽ)
われら、運が良かったと思える場面も多々ありましたから
今後も気をつけないと!です^^;
トシちゃんの危機管理には感心してしまいます。車はそれほど軽量化を考えなくていいですから装備はしっかり持てますが、山は軽量化と安全のはざまで揺れてます(^^ゞ