（気）楽に歩きたい

大事なものがいっぱい詰まっているザックですが、やっぱり楽に歩ければそれに越したことはありません。ということで、いろいろ秘策を考えた今回の3日目、4日目、5日目の山行でした。

長期テント装備の重いザックを担いでの行動時間を短縮するための秘策？

秘策？1回目の3日目は黒部五郎テント場から鷲羽岳を通りながら雲ノ平テント場に移動の予定でした。
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黒部五郎テント場から三俣テント場にテント設営し軽荷で鷲羽岳をピストン。


秘策？2回目の４～５日目は、雲ノ平テント場周辺散策しながら高天原山荘泊し、翌日野口五郎岳あるいは烏帽子岳テント場に向かい、両日のどちらかに水晶岳ピストンを入れる予定でした。
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3日は早々に三俣テント場に変更し、鷲羽岳ピストンにしたので、4日は鷲羽岳を巻いて黒部源流側を岩苔乗越に向かい、ザックをデポし、軽荷で雲ノ平を通りながら高天原に向かい、温泉＆山荘泊（テント場がないので元々山荘泊で予約済み）。翌5日は高天原から岩苔乗越へ戻りザック回収後、途中水晶岳をピストンして野口五郎岳へ。


天候によっては高天原や水晶岳はカットするつもりでしたが、幸い良すぎるほどの天気に恵まれ、欲張った計画は変更しながらも全てクリアした結果となりました。

デポによってザックが紛失したり動物に荒らされたりの心配がありますからこれは人それぞれ。真似て良いこととも言えず、あくまでも我らの決断、つまり自己責任です。

もしそんな不測の事態になっていたら・・・北アルプスだったからこその決断でもありました。あえて誤解を招く言葉を吐くならば、良くも悪くも合羽と小屋泊代とヘッドライトなど最低限必要なものがあれば何とかなるのもこの領域なればこそ。ここならばまだ引き返せます。そして山好きな人たちを信用していればこその判断。動物を惑わせてしまったら、これは我らの責任！ザックが簡単に動かせないよう（開かないよう）ロープでしっかり結び、動物が散らかすことのないよう注意を払いましたが、もし散らかしてしまったら動物の食体系、環境問題・・非難浴びても仕方ないなぁ・・・など心配しつつ、いろいろ考えた結果の判断でした。

常にザックを持ち歩く、基本的にはこれが一番です。
今までもテント装備で2泊や3泊はもとより、4泊、5泊はざらでしたし、長期では南アで9日、北アでも11日間の縦走をしていますから、今回の装備は特別なものではありません。今回は後半の厳しいコースを考え、体力温存も考慮してのことでしたが、こうして工夫を練るようになったというのはそれだけ体力に自信がなくなってきたということでもあるのだと、シミジミ思ったことでした^_^;

この後も臨機応変は続きます^_^;

5日目までアップしました^_^;

【山行記録】