角田山と樋曽山で、たっぷりと春の花を堪能してきました。
03/31
上越新幹線の燕三条駅で待ち合わせ、車で角田浜に向います。登りは桜尾根からです。登り始めてすぐオオミスミソウのお出迎えです。このオオミスミソウ、雪割草の仲間ですが、実に色彩が豊富です。まるで園芸種かと勘違いしそうなくらいバリエーション豊富です。このオオミスミソウ、このように色とりどりの花を咲かせますが、これは花弁ではなくガク片だそうで、色の変化もその為でしょうか。
白やピンク、青色などその濃淡も入れると数えきれない程。そのバリエーションはこの記事の下に貼付けた「角田山&樋曽山花アルバム」を見て下さい。更に上がって行くと、今度はカタクリの群生が山の斜面をピンクに染めています。まさに花ロードを登れば、いつしか角田山の山頂です。
山頂で恒例のお茶タイムを楽しんで、下りは灯台コースです。こちらも花ロード、急な下りもありますが、海に向って行くので爽快です。水平線には佐渡島が浮いています。
かすかに金北山と思える、雪を冠った山も見えています。
04/01
2日目は、五ヶ峠から樋曽山です。こちらも花の山として余りにも有名となってしまった感があります。歩き始めてすぐ、オウレン(キクザキオウレン)の白い花やショウジョウバカマのピンクの花が迎えてくれます。
杉林を抜けると、いきなりオオミスミソウの花が目に飛び込んできます。
花に見とれて中々足が進みません。直ぐに235mのピークです。花に囲まれたそのピークは、福井山と云うらしい。ここから樋曽山まで、いたるところカタクリの群落が出て来る。斜面がピンク色に染まっている。
そんな中、ナツボウズ(オニシバリ)の黄色い花がかえって印象的です。またそんな派手な花達に混じって、渋いエンレイソウがたくさん咲いている。こんなに一度にエンレイソウを見たのは始めての経験です。
最後は、白花のカタクリにも出合いました。薄いピンクが入ったきれいな花です。
スミレサイシンもたくさん咲いています。距が長く斜上しているナガハシスミレにも出合えて「スミレの部屋」コレクションもすくしずつ増やすことができました。
<角田山&樋曽山花アルバム >