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田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

かっての家を思い出す

2015-02-09 | 日々の暮し
 NHK朝ドラ「マッサン」のセットを見ていると子どもの頃に住んでいた家が懐かしくなる。
 「マッサン」には今、錆びれた「ニシン御殿」が登場している。
 北原ミレイが歌う「石狩挽歌」の一節、「ニシン御殿も、今じゃさびれて オンボロロ、オンボロボロロー」の家の一つだ。


〔「マッサン」のセット。囲炉裏端〕

 当時、我が家は祖父が農業、父はサラリーマンで、家は先祖から引き継いだものだった。
 祖父母、おばさん、父母、そして小生などの子どもが暮らしていた。
 毎朝、土間の横の板間で喧しく朝飯を食って小学校に通っていた。
 風呂もトイレも母屋の外にあり、冬は行くのが寒かった。
 「マッサン」に出てくるあの家が昔の我が家のムードに重なるのである。


〔「マッサン」のセット。少し広角的に〕

 時代は過ぎ、祖父母、父母は他界しおばさんは別に住んでいる。
 少人数となった今の我が家はコンパクトに改築し、当然、風呂、トイレ、その他必要なものは全て屋内に設置され格段に楽になった。

 だが、「マッサン」のセットを見ると、もう一度昔の不便な家を体験をしてみたいという気になる。
 過去にこだわるのは歳をとった証拠なのだが仕方ない。

 ところで、「農協改革」だが、JA全中(全国農業協同組合中央会)会長が自民党の作業チームの幹部と会談後、記者団の取材に「改革案について受け入れました」と述べたというニュース。
 改革の成果が出るのかどうか(まさか骨抜きではないと思うが)。

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