眠れない夜

昨夜、眠れない夜となった。

パパは大連に出張中。

いつも通り、夕方６時に純平就寝。若干咳が出ていたので、小児科からもらってた薬を
飲んで寝させた。熱はこの時点でなかったと思う。

その２時間後、咳きこんで苦しそう・・・ママも一緒に寝ようと横になる。

純平、咳で苦しいのか寝付けない模様。ハァハァと呼吸が速くなるのがわかる。

ちょっと心配。。

私も寝つけず、横で様子をうかがう。ますますハァハァと苦しそう。ママのうえに乗っかってくる。おでこを触ると、明らかに熱が上がってる。
慌てて、体温計ではかると夜９時時点、37,8度。あらあら・・大丈夫かしら？

様子を見る。

やはり苦しそうで可哀想。ちょっとうとうととした12時時点で熱計ると、なんと39度に
上昇してるじゃないか！！

純平、顔が赤くて、ママにべっとり。ハァハァと苦しそう。

これはちょっと今までと様子が違う！救急外来にいったほうがいいのでは？

中国にいるパパと電話で話し、今から行ってくると宣告。ちょっと落ち着くママ。


タクシーを呼び、純平を抱っこして、近くの日赤病院の救急夜間外来へ行った。

患者は今日はさほど多くないが、かなり待たされる。

待たされること１時間ほど、もう一度熱を計ると、40,1度まで上がってる。

救いは純平が歌ってくれること。ハァハァ言いながら、大好きな新幹線の歌をママが歌うと、一緒に「ビュワーン、ビュワーン、はしる、青い光の　超特急♪」

この歌の「超特急（ちょうとっきゅう）」部分、純平の発音は「脳卒中（のうそっちゅう）」に聞こえる・・・

これがまた可愛くてたまらない。ああ・・熱出しても純平だ！と目頭が熱くなる。

ようやく順番を迎えた。インフルエンザの検査も現時点では陰性。

喉が腫れてるけど、気管支炎や喘息のようなゼコゼコも出ていないし、下痢もしていないのでおそらく風邪。
でも呼吸が苦しそうだか、熱さましに「座薬」を投入して様子を見てくださいとのこと。
夜間でも薬局で薬を出してくれるから安心。

再度、タクシーに乗り、家に帰る。

座薬投入しよう！

「じゅんじゅん、お尻可愛い！」と言うと、ハァハァいいながらお尻を突き出す純平・・

肛門に座薬投入！

純平　「あっ」と声をもらす。。おいおい。。じゅんじゅん。。面白い。。

よほど疲れてるのだろう、抱っこしてねかしつけること５分か、座薬の効果が早いのか
呼吸もだいぶ落ち着いてきて、スヤスヤと寝だしてくれた。

これでちょっとひと段落。現在夜中の４時。ホッ。

熱が上がりだし、ちょっと動揺したママだが、
「この子の命はママの命引き換えにでも絶対守る！」と心の中でつぶやいていた・・

ママもちょっと母親になった気分。自分の命より守るべき大切な命がある。
これを実感した一日。

眠れない長い一日となった。