乙女椿

2017-11-29 | 日記
 ご近所の庭に乙女椿(ですよね?)が咲いていました^^
花の数が少なく、ご主人の話では「狂い咲きだナ^^」ということでしたが・・・
そう言われれば、この木にはもっと鮮やかに沢山咲いているのを見たような気がします。





椿と山茶花の見分け方
名称 属(学名) 花の散り方 葉の特徴 花期
椿 ツバキ科ツバキ属(Camellia japonica) 花の頭ごとボトッと落ちる 5~12Cm
艶あり
12月~4月
真冬から春まで
山茶花 ツバキ科ツバキ属(Camellia sasanqua) 花びらが一枚一枚パラパラと散る 3~7Cm縁のギザギザが目立ち葉の付け根には細かい毛が密集、艶は無い 10~2月頃
秋から真冬

 椿と山茶花の見分けは、落花状態が見えれば一目瞭然ですが・・・見えない時は花よりも葉の特徴が見分け易いのですネ。椿はその散り方から江戸時代には忌み嫌われ、今でもお見舞いの花には敬遠されています。
だいたいのことはこの表で分かると思いますが、もっと詳しく分類されているブログを次に紹介しておきます。

【椿と山茶花の違い】

冬の桜

2017-11-19 | 日記
近所のお寺さんの塀越しに十月桜が咲いていました。



個花に望遠レンズで接近するとこんな感じ^^

もう一枚!


サービスショットは塀で紅葉していたツタの葉を


冬の桜の見分け方も、毎年話題になりますので、チョット纏めてみました。えっ、纏まってない^^;
お後が宜しいようで…

冬桜の分類
名称 別名(地方名) 花の特徴 花期
四季桜 三期桜・二期桜 バラ科サクラ属
エドヒガン群
一重の5弁花
淡紅白色
萼筒は細い鐘形
10月下旬~11月最盛
4月の2回
十月桜 御会式桜(オエシキザクラ (バラ科サクラ属)
エドヒガンとマメザクラの種間交配
淡い紅色・花弁の先に濃いピンクが残る
花弁は10~20枚。
萼筒はコンパクトな
壺形・毛が多い
10~12月頃
3月下旬の2回
子福桜
カラミザクラとコヒガンの交配種 花弁は20~50枚。
萼片…広い三角形
雄蕊が複数ある
10月と3月の2回
冬 桜
コヒガンザクラの
雑種又はマメザクラとエドヒガンの
種間雑種
一重の5弁花、萼筒は太い鐘形、萼片は
舟底形で鋸歯がある
10月中旬~3月の
冬季に咲き続ける

【追記】
 日本の桜は600種類ほどあるが定かではないと言われている。秋から冬に咲く桜も、主観で4種ピックアップしましたが、作出種も含めるとこの表の2倍以上ありそうです。
この表の、特に属に関する部分は諸説あって、むしろ参考にしない方が良いかもしれないです^^;
もはや遺伝子レベルで分類しなければ確定?出来ないものと思われます。

臼井八景(印旛沼の朝、昼、晩)

2017-11-15 | 日記
印旛沼の周辺に、中国の瀟湘(しょうしよう)八景にならって、印旛沼の美しい八景を選び出した地点があります。
こちらはその第三景と言われる地点からの夕陽です。
「降り積もる雪の夕べを見ぬ人に かくと いひのの ことの葉もなし」・・・この歌は「飯野」と「言ひの」掛詞を使いながら、雪のある飯野の夕景を詠んだもの。この美しい眺めを見た事の無い人に、飯野の雪景色はこんなに見事ですよ、と話してもその素晴らしさを言い尽くす言葉が見つからない、と謳っています。





次は朝陽に初めて挑戦したときのもの。地球が動いている、宇宙が生きていることをまざまざと知った瞬間であります。
写真を撮る感動よりもそちらの思いが強烈だったかも知れません。



もっといい写真が撮れないか!と二度目に行った時は、朝霧の幻想的な風景でした。
朝陽狙いでしたが、これはこれでメモリアルな一枚になりました。自画自賛です^^;



オマケに昼間の景色を二つほど、最後までお付き合い有り難うございます^^