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古今東西のアートのお話をしよう

アンダーカレントのロケ地

アンダーカレントのロケ地映像が特に美しいとは思いませんが、なぜか気になるシーンがあります…



代表的なロケ地は、


1.月乃湯

千葉県市川市国分二丁目で営業中の『石乃湯』


後ろ姿は関口かなえ(真木よう子)


2.遊園地
『東京サマーランド』 東京都あきる野市

探偵山﨑(リリー・フランキー)と関口かなえ

3.岬の喫茶店
『音楽と珈琲の店 岬』
千葉県安房郡鋸南町

関口かなえと探偵山﨑


…などですが、私が個人的に刺さったロケ地は、かなえが犬の散歩をする川沿いの道です

その川は澱んでいて決して美しいとは言えないのですが、監督は何度も澱んだ川を写します

川の両岸には民家が並び、先には水平な青い橋、その右上に電車の通るアーチ型の青い鉄橋

ロケ地情報から、千葉県浦安市堀江四丁目の境川であることが分かった

境川に行ってみました。

『境川は、江戸川の支流で、本市の中央を西から東へ流れ、東京湾に注 いでいます。

江戸時代には、人々は境川の両岸に密集して民家を建て、北側が猫実村、南側が堀江村として、それぞれ集落を発展させてきました。 川の水は、昭和二十年代ごろまでは、川底が透けて見えるほど美しか ったといいます。人々は、長い間この川の水を飲み水や炊事洗濯などの生活用水として利用してきました。

また、漁業を生業としていた人々に とって、境川は「海への玄関口」とし 大切な役割を果たしていました。』


ここ、境川堀江町は昭和のある時期まで『浦安町役場』が建つ浦安の政治・経済の中心地だった

往時の『川底が透けて見えるほど美しい』とは言えませんね

青い水平な橋は、『西境橋』、その先は江戸川の水門、奥のアーチ型の青い橋は、江戸川を渡る地下鉄東西線の鉄橋

かつて、浦安の中心に流れ、川底が透けて見えるほど美しかった境川も今では澱んで川底は見えない
一方、東京から来る地下鉄東西線は地下を出て、江戸川にかかる鉄橋を通って浦安の地上を走っている
境川は、地下水脈アンダーカレントと地上を走る地下鉄が同時に見える

主人公の関口かなえ(真木よう子)が、毎日愛犬と散歩する境川は、堀(井浦新)がかなえを発見する場所でありラストシーンの場所だ…


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