
梅雨明けの東京。上野駅から東博
までの短い距離がつらい☀️
大阪中之島美術館では「醍醐寺展」、東京国立博物館は「神護寺展」、今年のキーワードは“密教”
(会場は一部を除き撮影禁止のため、写真はネット画像を借用しました)

観楓図屏風 狩野秀頼 室町〜安土桃山時代16世紀 東京国立博物館

伝源頼朝像 鎌倉時代13世紀
展覧会の圧巻は仏像群です

二天王立像 平安時代12世紀
この仏像のみ撮影可能


十二神将立像 室町〜江戸時代
パンフレットには「日本彫刻史上の最高傑作、寺外初公開のご本尊」とあるが…
初めて「薬師如来立像」にお会いしましたが、薬師寺の「薬師三尊」に初めてお会いしたときの感動が蘇りました。
本当に素晴らしい仏像は、お会いすると、ありがたい、生きていてよかったと心の底から思います。
堂々たる体躯と厳しくも慈愛のあるお顔は威厳に満ちています。とくにじっと見つめると、仏の目線が包み込むような一体感を感じさせます。
空海の命によって刻まれた
薬師如来立像
空海の気迫を感じる一木造の堂々
たる体躯と厳しい威厳ある表情
しかし、半眼の瞳と差し出された
両手、両腕から流れる衣の襞は
慈愛をしめし
仏とわたしを繋ぐ不思議な
交信がある
★★★★★
神護寺薬師如来立像は
生涯に見るべき至宝
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