祐喜子のひとりごと

日々のつれづれを書いていこうと思っています。

今年は これからどんな一年になるのでしょうか。

2024-01-12 18:14:07 | 日記
能登の震災と輪島の朝市通りの大火。羽田空港の事故、九州の火災。それから 八代亜紀さんの訃報と
立て続けに 思いがけないことばかりがおきました。それに田中角栄さんのご邸宅が全焼されて 言葉も
ありません。 今年はこれから どんな一年になるのでしょうか。
昔、私が働いていた会社の社長さんが角栄さんでしたから、東京で研修をする時は目白の邸宅にご挨拶に行って
いたものです。ちょうど角栄さんがいらして、私たちを見つけて「ご苦労さん、ご飯食べたか?お菓子が事務所に
あるから、そこで休みなさい。」引率の課長さんに「帰りに何か土産でも買ってやりなさい」とお財布からさっと
お札を課長さんに渡して「気を付けて帰りなさい」とあの笑顔を見せてくれたのです。私達は大感激。一番 
角栄さんが政治家として輝いていた頃でした。邸宅には志があっても進学できない貧しい学生さんが書生として
大勢働いていました。角栄さんも中学卒でしたから政界に入り沢山の ご苦労をされた事でしょう。
お父さんの高校時代の知人も角栄邸から大学に通っていたと聞きました。玄関の前は日本女子大学で朝、角栄さんが
出迎えの車に乗られる時には窓から女子大生が「先生!」と手を振る姿をニュースで良く拝見してました。
その後、色々な事があり失脚してしまいましたが、飾らない 気取らない、人を差別しない あの優しい笑顔を
何度も見せていただいたことは嬉しい思い出です。私もその頃は一生懸命仕事に取り組み、暗記をしなければならない
ので 私は書かないと覚えられず、中指のペンだこが破れ、絆創膏や包帯をしても血がにじみ 痛みに耐えながら
夜遅くまで 頑張ったものです。シナリオだけではなく童話や昔話、エトセトラ、若いからできたのでしょうね。
固くなったペンダコは ずっと消えず 何かつらいときは 中指を触って 頑張ろうと思ったものです。
今はもうスルンとして、ほんの少し硬いものがあるだけになりました。覚えた童話や童謡、などは子供たちに
歌ったってあげたり話を聞かせてあげたりと、子育ても楽しませてもらいました。
政治も今は混沌としていますから、あの炎を見て、ひとつの時代が 消えてしまった思いです。

若い頃は古典の言葉の響きが好きで 百人一首を暗記し、(小学生だった長女も、百人一首のかるた会に出ていました。)
枕草子も、よく声を出して読んでいましたが 今は「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく やまぎはすこしあかりて、
むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる」の巻頭の言葉しか浮かんでこない事に愕然。
今年の大河は平安時代。もう一度本を引っ張り出して 頑張りましょうか。
今は 暗記はとても無理。音読で楽しもうと思っています。
落ち込んでばかりいる私を、お父さんは、きっと嫌いだと思うから少しずつ、ゆっくり頑張ろうと思い始めています。。
頑張ったら、私ではなく 孫達に ご褒美をあげて下さいね。

  

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 元旦から大変な災害がおきま... | トップ | シスターさんから優しいお便... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あきら)
2024-02-12 07:21:41
田中角栄さんとそんなご縁があったんですね。本当に今年は年明けから沢山のことが起きて、どんな一年になるのか心配ですけど、私もお母さんを見習って前を向いて頑張りたいですね!
ありがとう (祐喜子)
2024-03-15 22:21:45
いつも 優しく応援してくれてありがとう。
お父さんに似て真面目で頑張り屋さんの
明さん。たまには 素敵なカフェや海岸を家族で散策したり のんびり過ごす時間を作ってね。

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事