たいだい。のいつまで続くの?

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不条理な死

2005年04月29日 | 妄想コラム
 JRの事故報道を見るにつけ、ぼくは「不条理な死」の残酷さを思わずにはいられない。
飛行機や観光バスなどの事故とは違い、通勤電車や日常で利用する交通機関で起こった事故。
まさか毎日利用している電車が、こんないい加減なモラルの元で運行されているとは思わなかった。冗談交じりに「事故が起きた時1両目は危ない」と言ったことがあるが、それが現実になった時の衝撃。

 「不条理の死」

 台風や地震で被害を受けた時はまだ諦めがつく。確かに不幸だけれど諦めもつく。
 しかし、今回の事故は違う。
 何も悪いことをしていない我々市民が、突然突きつけられる「不条理な死」。
 今回は明らかに「人災」であるから、非難の矛先はJRに向けられるだろう。
 
 テレビでの遺族のコメントを聞くとぼくは「不条理な死」への解決策はないのだとただ呆然とするばかりだ。

Hela Hela

2005年04月03日 | 妄想コラム
長渕兄貴の曲に「Hela Hela」というのがある。
ぼくはこの曲の歌詞を見るたびいつも共感し、「世の中なかなか上手くいかねえなあ」という長渕兄貴のメッセージを感じる。

 ♪ 変わり果てた奴 うまく変わった奴 両方ともずいぶん見てきた
   てめえの面磨きもせず 友達面するやつ大嫌い

    (中略)

   身構えないとなめてきやがる
   恐さが無いと笑われる
   正直になると足をすくわれる
   不様さ人の世は

 兄貴が空手に目覚め筋肉という「鎧」を身に付けたのも、心の奥底でこの心理状態がずーっと根を張っていたからに違いない。

  ぼくも社会生活をなんとか送れるようになり、他人と接するようになると、ほんと、この歌詞どおりの世の中やなあ・・・と実感している。

 「弱いものには牙を剥き、強いものには尻尾を振る」
 同じ職場でこのタイプのおばちゃんにでくわしたし、ぼくの要領の悪さに頭からナメてかかかる態度をとる年下の女性もいる。
 そうかと思えば、全く平等に接してくれる人もいる。自分の周りを全て味方につけるなんて不可能だが、出来るならば批判されたくないし、悪口言われたくないし、笑って話が出来るような雰囲気で仕事がしたい。結局は自分の態度次第なのだが、世の中そんなに上手くいかないし。


 自分と同じ匂いを出している人間を敏感に察知できる。
「ああ、この人は自分を同類やなあ」と瞬時に判断できる。同じ人種だけに、自分を見ているようで、自分の欠点を鏡で見ているようで、あまりいい気はしないのが正直な感想だ。

 恐さで「鎧」を着けるような真似はぼくは出来ないし、する気もない。
ぼくはもう少し自己評価を上げて、自分に自信をつける。これがぼくが目指す方法だ。

なぜ巨人は同じ過ちを繰り返す?

2005年04月03日 | 妄想スポーツ
 抑えの新外国人ミセリが2本のホームランを打たれ、開幕戦を落とした今年のジャイアンツを見てると、去年から続いている「負けパターン」を相変らず続けていて、‘元’巨人ファンのぼくとしては苦笑いを浮かべながら見ているしかなかった。

 しかし、どうして巨人のリリーフ陣はこうも情けないのだろう?西武に移籍した河原はじめ、最近のリリーフ陣で安心して任せられる選手は1人もいない。日本人選手でダメなら外人を・・・が巨人のスタイルのようだが、今回のミセリしかり、どこの馬の骨か分からないような選手を獲得して、オープン戦も散々な出来。不安を抱えて開幕を迎え、ふたを開ければ不安的中。
 どうせミセリも途中退団するだろうが、選手の能力を判断する巨人のスカウトはいったい何を見て獲得しているのか、首を傾げるばかりだ。

 もともと「人を育てる」意識のない球団体質のため、これから先もダメならとっかえひっかえ新たな選手をとっては使い捨て・・・が続くんだろうなあ。