たいだい。のいつまで続くの?

読んでくださりありがとうございます。

2004年 大晦日

2004年12月31日 | 妄想コラム
 今年も今日で終わり。この一年をぼくなりに漢字一文字で表すと「病」になる。アトピーに始まりアトピーで終わった2004年だった。
 ドクターショッピングを繰り返し、時間とお金とエネルギーを費やした一年。結局劇的な改善は見られず年を越すことになる。いまはそれでもいいという心境になっている。アトピーがなかなか治らないのは悲しいけれど、来年は「出来ることをする」というのがぼくのテーマだ。
 出来ることをしないで病気に囚われ、大事なものを忘れていた今年の二の舞は繰り返さない。

 さて、残りの時間、おせちを用意して、新年を迎えるとするか。

大晦日 K-1Dynamite! 予想だよ

2004年12月29日 | 妄想スポーツ
 PRIDEとどちらを見ようか迷うほど、こちらも楽しみなカードが満載だ。昨年のような視聴率は取れなくてもよい。格闘技ファンが楽しめる試合であればぼくはそんなもの気にしない。では、またまたゆるゆる予想のスタート!

 ●曙 VS ○ ホイス・グレイシー

 いくら体重差があっても曙が勝つとはとても思えない。というか、もうK-1やPRIDEには向いていないと自覚してもよさそうなものだが。さっさとプロレスに転向しろ。
 おっと、予想だった。確実に関節技で勝負が決まるだろう。曙が小川直也ばりに肉体改造しない限り、絶対に勝つ日は来ない。

 
K-1ルール
  ●魔裟斗 VS ○山本“KID”徳郁

 試合前から舌戦が繰り広げられている。「楽な試合だから受けた」魔裟斗に対し、「いま俺とやっといた方がいいよ」と応えるKID。K-1ルールで魔裟斗有利の見方が多いが、ぼくはそうは思わない。KIDの身体能力を考えれば、立ち技オンリーでも十分通用する。パンチ力も魔裟斗に引けをとらないだろう。唯一の心配はローキックへの対応だ。判定でKID勝利と見た。



K-1&総合ルール
  ●ボブ・サップ VS ○ ジェロム・レ・バンナ

 犬猿の仲の対戦。ルールを巡って駆け引きがあるが、どうやらK-1ルールから始まりそうだ。1R3分の短い時間で決まるなら、バンナ有利。総合ルールならサップ有利。バンナのパンチがサップを捕らえるかどうか。勝敗はそこに懸かっている。



総合格闘技ルール
  ○藤田 和之 VS ● カラム・イブラヒム

 いくらオリンピック金メダルとはいえ、パンチありキックありの世界では通用しないだろう。1Rであっけなく勝敗が決まりそうだ。グラウンドに持ち込めばイブラヒムも善戦するだろうが、所詮それまで。藤田の完勝が目に浮かぶ。



K-1ルール
 ○ 武蔵 VS ●  X

 Xって誰?よく知らないんです。K-1ルールだから武蔵の勝ちでしょ。というか、ぼくは武蔵の試合には何も期待してませんので、勝手にやってくれ。




総合格闘技ルール
  ○シリル・アビディ VS ● ボビー・オロゴン

やらせがなければアビディ勝利。ド素人のオロゴンが通用するはずもなく、視聴率稼ぎのためにリングに上がる彼に同情します。


総合格闘技特別ルール
  ○宇野 薫 VS ●  チャンデット・ソーパンタレー

 ソーバンタレー?誰?



 
  ○秋山 成勲 VS ● フランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ

柔道対ボクシング対決の異種格闘技戦。ボタのパンチが入れば秋山に勝ち目はないが、グラウンドに持ち込めば秋山の勝ちは決まっている。いかにパンチをかわし、寝技に持ち込むか。勝負の分かれ目はその一点のみ。


K-1ルール
  ○レイ・セフォー VS ● ゲーリー・グッドリッジ

 グッドリッジの豪腕炸裂するか?激しい打撃戦になると予想される。セフォーのキックを絶え続けるも、判定でセフォーの勝ち。


総合格闘技ルール 5分3R
  ●ドン・フライVS ○ 中尾 芳広

中尾の実力がよく分からないが、グラウンドでの関節技で決まるかな?ドンは決してタップはしないので、レフリーストップだな。



大晦日 PRIDE 男祭り 予想だよ

2004年12月29日 | 妄想スポーツ
 さあさあ、今年も大晦日に格闘技が見られるよ。まずは「PRIDE 男祭り」の予想から。

 ※ ぼくは格闘技好きだけど、素人に毛が生えた程度なので、予想も妄想と独断と偏見に満ちたものとなってますのであしからず。そして知識もないので誤った箇所や、不明な点も多々ありますが、そこは笑ってやってくださいませ。
 さて、自己弁護を終えたところで、早速スタート!

メーンイベント
PRIDEヘビー級統一王座決定戦&PRIDE GP 2004決勝戦
[王者]
 ○エメリヤーエンコ・ヒョードル VS ●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

 いよいよ決着をつける時が来た。前回の試合内容はほぼ互角。偶然のバッティングがあったが、両者の実力に差はない。ノゲイラの新技‘スピニング・チョーク’がヒョードルに通用するかが見もの。打撃ではヒョードル有利、寝技でノゲイラ。パンチ一撃で決まる可能性はあまりなさそう。3Rフルに戦い、判定にもつれるか。


  ○ヴァンダレイ・シウバ VS ●マーク・ハント(未定)

 桜庭の怪我で、28日時点でまだ対戦相手が未定のシウバ。ハントが候補に上がっているが、シウバのミドル級に対しハントはヘビー級。それでもシウバが勝つと予想。ハントのパンチが入れば一撃KOもあるが、シウバの無敗神話を願う。ただ、シウバは敗れても言い訳はできる。将来のヘビー級転向を測るにはいい相手だ。


  ○吉田秀彦 VS ● ルーロン・ガードナー

 柔道対レスリングの異種格闘技だが、吉田の経験で1Rで勝負が着きそう。打撃でのKOも十分ありえるが、吉田としては寝技に持ち込み、絞め技で倒したいところだ。


  ○ミルコ・クロコップ VS ● ケビン・ランデルマン

 ミルコにとって絶対に負けられない試合。前回は慢心があったと本人も認めており、試合へのモチベーションは明らかに異なる。ランデルマンは寝技に持ち込みたいところだが、ミルコをテイクダウンするのは至難の業。ミルコの左ハイキックKOが見られれば最高なのだが。


 ● 瀧本 誠 VS ○戦闘竜

 これも柔道対相撲の異種格闘技。戦闘竜の経験が上回るか。打撃では明らかに瀧本は不利。寝技に持ち込めば瀧本の勝ちだが、パンチをもらってKOされそうな気がする。


 ○ 近藤 有己 VS ●ダン・ヘンダーソン

 地味な近藤だが実力はある。両者の実力に差はない。一瞬の寝技からの関節技で近藤勝利か。


 ○五味 隆典 VS ●ジェンス・パルヴァー

 絶好調の五味。バルヴァーのことはよく分かりません。相当強いとは聞いてますが。これまで五味が戦った中ではもっとも強敵なのは確か。恐らく判定か。


 ●安生 庄三 VS ○ハイアン・グレイシー

 どうでもいいが安生をみると槇原敬之を思い出す。ま、それはともかくハイアンの怒涛のラッシュで1RKO決着だな。



   ○美濃輪 育久 VS ● ステファン・レコ

 レコに総合は向かない。美濃輪の方が数枚上手だ。寝技に持ち込み、関節技であっさり決着がつく。


  ●ジャイアント・シルバ VS ○ チェ・ムベ

 勉強不足です。チェ・ムベって誰?韓国の2メートルを越す長身の選手だった?


 
  ●長南 亮 VS ○ アンデウソン・シルバ

 勉強不足です。アンデウソンって誰?長南よりは強いのかなあ。



 なんか最後はダラダラ予想になってしまいましたが、以上でーす。

非日常からの脱出

2004年12月27日 | 妄想コラム
 病気で入院。退院後に痛感したのは、いかに病院での生活が「非日常」であるかということだった。ぼくは今回19日間入院したが、症状が治まってきた2週間目あたりから、その「非日常」生活が苦痛で仕方なかった。
 朝。7時に朝食。
 昼。12時に昼食。
 晩。6時に夕食。
 そして9時に消灯。

 毎日決まって繰り返される食事。病院食だからそれはそれは質素なものだ。たまに売店で自分の好物も買ったりしていたが、それで満足は得られない。
 なによりも苦痛だったのは、1日をどう過ごすかということだった。
 「日常」の世界なら皆バリバリ働いている時間に、ベッドに横になりテレビを見たり、本を読んだりしている。自分は病人なんだから、そんな生活しかできないと思いつつ、あまりにも時間があると、正直その使い方に悩む。
 
 だから、動けるようになると、外出届を出して散歩がてらに外の空気を吸いに行く。直射日光のまぶしさに目を細める。12月の風を肌に感じる。時には傘を差して雨の歩道を歩く。
 病院から外へ出るだけで、こんなに開放された気分になるのか!と驚いた。

 いま、ひきこもりの数は日本でどれくらいいるのだろう?ぼくも2年間、たまに外へは出るものの、「日常」生活とはいえない暮らしをしていた。そこから学んだことは、いかに人間は人と話をすることが大事か、ということだ。
 人と話をせずにテレビやパソコンに向かい続けていると、ひきこもりではない普通の人でも思考回路が鈍ってくると、振り返ってみて思う。なんていうか、脳がコチコチに固まり、顔の表情が無くなってくるのだ。それは人と会話をしないから。ひきこもりは対人恐怖が原因の人が多いと思うが、はっきり言って、対人恐怖は人と会話をしないことで加速されていくと思う。
 これからの人生、他人と会話をせずに生きていけるはずもない。仕事や将来の悩みでひきこもるのは理解できるが、対人恐怖でひきこもるのだけは重症だと思う。それは人としてこの現実社会に生きていく上で、会話なしでは成り立たないからだ。

 ぼくは退院後、人と話しをするのがこんなにも大切なものかと実感した。それは「非日常」では決して味わえない世界だった。ぼくはおしゃべりでもないし、ユーモアのセンスもない。気の効いた会話もできない。それでも他人と話をするのが、いまは楽しくてしょうがない。他人とは言っても、皆、顔見知りなので変に気を使うこともないというのもある。これから先、初対面の人と会話する時は恐らくかなり緊張するとは思うが、それを「苦痛」だとはもう感じなくなる自信はある。

 病気になるということはマイナス面だけだと思っていたが、病気になって学ぶことも多々あるんだと分かった。気づいた。これからの人生でまた転ぶ時が来るかもしれない。そのときは少しでも早く立ち上がって、歩き出そう・・・

笹川美和

2004年12月13日 | 妄想音楽
笹川美和はいい。
ぼくは女性ボーカルの裏返る声が大好きだ。ヤイコに一聴き惚れしたのもそれが大きい。
笹川美和の歌声、裏声はヤイコのそれをはるかに凌ぐ。1stシングルの「笑」は彼女の特徴が全開。CMでも流れていたので耳にした人も多いと思う。

 そんな美和嬢。HPの写真を見ると古風な顔立ちをしている。そして「和風」なメロディの数々。きっとおっとりとしたおとなしい女性なんやろなあ・・・と勝手に想像していたのだが、その実態は・・・

 ラジオの「オールナイトニッポン」。金曜日のパーソナリティーが美和嬢。初回の放送を聴いてぼくはぶったまげたね。
 想像していた「日本の大和なでしこ」像とは180度違っていた。まずその喋り方がすごい。まあ、いまどきの若い(ちなみに美和嬢は23才)女の子はこんな話し方をしても普通なんだろうが、ぼくの想像してたイメージと大きく違っていたので、その衝撃はすごかった。
 「江戸っ子」っていうんでしょうか。チャキチャキの活舌のよいトークはまさに体育会系。悪く言えばがさつなようにも聞こえるのだが、彼女自身、「根明」なんでしょう、聴いてて元気をもらえるんだな。

 格闘技が大好き。お笑いではアンガールズの大ファン。(実際に初めてのゲストが彼らであった)。いや~、人は見かけや歌声だけで判断しちゃいけないね。オールナイトのディレクターも彼女のトークに惚れたからこそ、パーソナリティに起用したんだろう。ラジオは喋ってなんぼの世界なので、「大和なでしこ」では勤まらないしね。

 来年には数は少ないがツアーもある。ライブは歌声を聴きにいくもんだが、彼女の生トークも是非体験したいものだ。そうそう、近々「TR」にも出演決定!テレビとラジオでは違った姿を見せるかもしれない。もし「TR」をご覧になって、「大和なでしこ」の彼女しか見られなかった人は、オールナイトニッポンのトークを一度聴いてみてくださいませ。
笹川美和のHP

スキマスイッチ

2004年12月12日 | 妄想音楽
 入院中にFMから毎日のように流れていた。「冬の口笛」。大げさじゃなく1日に5~6回聴いた時もある。そのせいか、彼らの曲を、彼ら自身をもっと知りたいなあ、と思っていたら、NHKの「TR」に出るとの情報が。退院してから番組を見たが、スタジオライブで唄った「奏(かなで)」という曲にぼくは一発KOされた。

 駅の改札口で恋人を見送る男の心境を綴った歌詞に、久しぶりに「キタ~っ!スキマスイッチ!」 心の琴線を鷲づかみされた。

 歌を聴くときに人は何を重視するんだろう?
 ふと耳にしたメロディが頭から離れない。
 ふと耳にしたフレーズが頭から離れない。

 ぼくがスキマスイッチに最初に触れたのは「冬の口笛」のメロディだった。
そして「奏」ではその歌詞に触れた。
 ファーストアルバムが既に出ている。これは絶対聴かなければ。
 スキマスイッチがぼくの好きなアーティストのリストに入る日も近い?

今頃K-1GP総括

2004年12月11日 | 妄想スポーツ
 入院中に見られなかった「K-1GP '04」。遅まきながら総括をば・・・


 ガオグライ・ゲーンノラシンVSマイティ・モー戦で始まった今年のGP。
ぼくは密かにモーを優勝候補に挙げていたのだが、なんとなんと、ガオグライの
ハイキックKO勝利という、劇的な結末となった。
 なにせ両者の体重差53kg。そしてモーのラスベガス予選の戦い方を見る限り
誰もがモーの勝利を確信していたのではないだろうか。
 試合前の紹介VTRではガオグライのスエーの巧みさを「マトリックス」と賞賛
していた。確かに、相手のパンチ、キックをよけるガオグライの技術は素晴らしい。
しかし防御だけでは勝つことは出来ない。彼に53㎏も重いモーを倒す力があるのか?
それを考えると、どう考えてもモーの勝利は揺るがないように思えた。しかしである。

 あまりの衝撃。右ハイキック一閃でマットに沈んだモーの姿は、かつてマイク・
タイソンのパンチを食らい、フラフラになりながら立ち上がろうとしたトレバー・
バービックを思い起こさせた。マットに倒れ、起き上がろうとするモー。目はうつろ、
口からはよだれが滴り落ちる。それでも立とうとするその姿はまさに戦う者の本能を
垣間見せてくれた。

 結局10カウントで試合終了。テレビで見ていたぼくは信じられない思いで画面を見つめていた。「ん~、今回のGPは相当期待できそうだぞ~!」

 これはぼくだけではないと思うのだが、格闘技を見る際、決着はやはりKOを期待するだろう。
観客はそれを見るために格闘技を見ると言っても過言ではないと思う。だから、いきなりのKO決着で始まったGPにぼくはワクワクしながら試合を見続けた。

 ところが・・・


 残念なことに決勝まで全ての試合が判定。(アーツVSボタ戦は除く)。せっかく期待して見始めたのに、だんだんとテンションが下がってくるのだ。しかもKO決着はおろか、ダウンシーンが見られたのもボタVSボンヤスキー戦のみ。何なんだこれは?トーナメントだから早めに試合を終わらせたいのが選手の本音だろう。だからなるべく判定は避けたいはず。なのにダウンも奪えないとはどうしたことだろう?
 
 それはさておき、今年のGPは武蔵に注目が集まっている。日本人初のチャンピオン誕生なるか?
と彼には大きな期待が寄せられている。しかし、ぼくは武蔵が嫌いだ。というか、彼の試合内容が嫌いなのだ。さっきも言ったが、ぼくはKO決着が見たいのに、武蔵の試合でそれを見たのはいつだったか思い出せないほどだ。それほど、彼の試合は判定決着が多い。

 延々と続く判定決着にイライラしながら、とうとう決勝戦に。

 カードは昨年と同じ、武蔵VSボンヤスキー。武蔵にとってはこれ以上ないリベンジ戦となる。
ボンヤスキーは初戦で4タイムスチャンピオンのホーストを倒している。そしてボタにもダウンを奪っての勝利。ただどちらも3ラウンドをフルに戦っているのでスタミナはかなり消耗しているはずだ。それは武蔵も同様。武蔵につきものの連続判定勝利で決勝に勝ち進む。

 両者にとっての決勝戦の意味は違う。武蔵は日本人初、リベンジ。レミーはホーストを倒し、世代交代を証明し、連覇することで真のチャンピオンの称号を得る。さあ、どちらが最後に笑うのか?


 1R。ボンヤスキーの右ストレートが武蔵の顔面にヒット。カウンターで放たれたそのパンチで武蔵はダウン。「やった!ダウンだ!」ぼくは久しぶりのダウンシーンに大興奮。しかし、武蔵にダメージはなさそうで、すぐに立ち上がる。「まあ、いいさ。ボンヤスキーにはフライングキックがあるし、ひょっとしたらそれでKOするかもしれないぞ。」そんな期待を抱かせる1Rだった。

 ところが、予想に反し、武蔵のローキックが有効で、ボンヤスキーが明らかに嫌がっているのが分かる。それをセコンドも察知し、武蔵に対し「ローを出せ!」と檄が飛ぶ。もし武蔵が指示通りローで徹底的に攻めていたら、ボンヤスキーはダウンしていたかもしれない。それほどまでにボンヤスキーは武蔵のローを嫌がっていた。当の本人の武蔵も十分それは分かっているはずなのに、なぜか途中で攻撃を止めてしまうのだ。「もっと蹴れ!」解説の谷川Pも叫ぶ。テレビの前のぼくも叫ぶ。

 武蔵の不可解な行動(あえてそう言おう)のために試合は再延長に。さすがに王者の意地、実力か、ボンヤスキーが武蔵にパンチとキックを浴びせる。防戦一方の武蔵。
 それも判定に持ち越される。誰もがボンヤスキーの勝利を確信したはずだが、またしてもドロー判定。再々延長に。それほどまでして武蔵を勝たせたいのか。武蔵びいきの判定である。

 結局再々延長も判定に。リング上の両者の姿はあまりにも対照的だった。チャンピオンの意地、結婚し子供が生まれ、守るべきものがあるボンヤスキーの、ふらふらになりながらも攻め立てる姿勢に対し、得意技のローキックも蹴らず、ずるずるとロープへ下がる武蔵。「本当にチャンピオンになりたいのか?」と思ってしまうほど、情けない姿である。

 5Rもの決勝戦。角田レフリーはボンヤスキーの手を高々と上げる。チャンピオン誕生の瞬間だ。ベルトを巻かれたボンヤスキーは泣いていた。リング下で応援していた妻に向かって何か話しかけていた。一方の武蔵はどうか。昨年の悔し涙もなく、淡々とした表情。それはフルに戦った安堵感かなのか?自分は今年はよくやったと思っているのか?どちらにしても、「ああ、これでは武蔵は絶対にチャンピオンになれないな」と確信した。


 今年のGPを見て感じたことはただひとつ。それは・・・

 武蔵がチャンピオンになるようなレベルのK-1に未来はない

ということだ。ホースト、アーツ、ベルナルドなどかつてのK-1戦士が去ろうとしている中で
新たな選手も今回登場した。しかし、ボンヤスキーを除き、実力を備えた選手はまだいない。
 ぼくはどうして日本人で武蔵を越える選手が現れないのか不思議でしょうがない。10年もの間武蔵一人がトップにいるのはどう考えてもおかしい。日本人は重量級では通用しないというのが悔しいけれど真実なのかもしれない。

 これからK-1の重量級はどうなるんだろう。PRIDEやK-1 MAXに人気を取られ、いずれ消滅してしまうんだろうか。早く強い選手の登場を見たい。ぼくはK-1が大好きだから、これからも続いて欲しいし、本当にこころからそう願っている。

退院しました~!

2004年12月07日 | 妄想コラム
 わたくし‘たいだい。’は先月19日から本日まで入院しておりました。
 持病のアトピーが悪化、背中にヘルペスを発症し、11年前に入院した
 のと同じ病院へ、今回お世話になりました。

  今回はストレスが大きな原因になったと自覚しており、環境を変える
 意味も含めて入院という選択肢を選びました。

  精神的に落ち着くと、家にいた時に感じていたストレスも徐々に薄れ、
 それに伴いヘルペスも快方に向かい、19日間の入院期間を経て、本日無事
 退院することになりました。

  入院中には先生方をはじめ、看護師の皆様には大変お世話になり、この場を
 借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 
  このブログですが、さすがに今日はこれ以上書き込む気力がありません。
 体力も体重も健康時と比べると格段に落ちているので、徐々に歩き出して
 いこうと思ってます。

  ということで、今日はこの辺で失礼を・・・